TAP THE LAST SHOWのレビュー・感想・評価
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洋画の音楽ものに近いストイックな作り!!
洋画の音楽ものに近いストイックな作りだと思います。厳しい練習風景が続き、若者の暮らしぶりを少し描きつつ、最後のステージ。レトロな雰囲気をまるで現実のもののように浸る事ができました。
踊りたくなる
タップダンスってカッコいいよね✨
水谷豊、そんなに飲んだくれなくても~💦
自粛中ですが、前みたいにライブ、演劇、ミュージカルなど観に行きたくなった。
会場のピンとした緊張感、
演者の吐く息の音
観客のウットリした顔
みんなみんな懐かしい💧
なんて思いながら幸せそうなみんなの顔見てました。
当たり前が幸せだったな(*^^*)
下手でも水谷豊が足引きずりながらでもタップ踊って欲しかった💧
何を見ているのかよくわからない
なんだかよくわからない。
ストーリーの説明をしろと言われれば問題なく出来るが、だからといってそこになんの内容も無い。
ほんと酷いんだこれ、ゲボ吐いちゃう。
投棄されたドラム缶から廃油が滲みでてきてて、その嫌な虹色をずーっと映してるような映画です。
全体的になんか旧い。
時折差し込まれる、水商売への侮蔑、旧態依然とした男尊女卑、妙に生々しい社会問題が、混沌を助長させている。
「ラストのタップシーンは圧巻」とかいう感想もちらほら見かけたけれども、到底そうは思えなかった。陳腐。
主人公の「天才演出家」感を足そうとしてなのか、その無理矢理加減に辟易。
冒頭とエンドロール以外全部クソの海。時間の無駄。
試写会→ロードショー→DVD購入というTAPファンですが、そこにポジティブな意味はありません。
ここまで神経を逆撫でする作品もなかなか出会えないであろうという記念です。
何本杖を折るんですか!
最後のショーは圧巻なのですが、若手ダンサーたちは事情を抱えすぎ。ちょっと押せばバラバラになりそうな予感さえするのに、ここまで仕上げたのは凄いと言わざるを得ない。ちなみに、日本人によるタップダンスというと、芸能人かくし芸大会を思い出す。
序盤のオーディションの厳しさも鬼気迫るものがあった水谷豊。遅刻したことで追い出されそうになるも我慢し続けたMAKOTOといい、ホストのRYUICHIといい、個性豊かだったし、脚本さえ良ければ素晴らしい作品になったはず。ちょっと残念。
ラストショーも最高だったけど、その会場でいきなり踊りだす八王子のジンジャーとアステア太郎の存在が良かった。この人たちプロ?と、全体的にプロが多いんだろうけど、その分ダンス以外の演技力が足りなかったか・・・そして、前田美波里もせっかく出演してくれたのなら、何かやってほしかった・・・
【水谷豊さん、ロマンティストな方なのだなあと思った昭和テイスト溢れる作品】
水谷豊 初監督作品である。
日本を代表する歴戦の役者さんがどのような映画を撮ったのか、興味があったが骨太な作品であった。
元天才タップダンサーが、杖を突きながら新人ダンサーをオーディションし、新たなタップの世界を世に問いていく。
面白かったのだが、どこかチープ感が滲み出ており、感覚的に”昭和感”が出すぎてしまっているなあ、と感じた作品。
<2017年6月17日 劇場にて鑑賞>
いいわ~♪
圧巻のラストショー。
それを際立たせるために前半は物足りないないくらいボカす。
このコントラスト、
これでいい。
「何を見せたいか」。
⇒苦心はあったろうが監督のドラマ作りの重力配分は大成功です。
それにしても人間って楽しいね!
二足歩行を手に入れて、ただ歩くためだけの二本の足で、
人は走り、
人はボールを蹴り、そして
人は ついには踊るんだよ!
ブラボー、人間!!
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TSUTAYAにてレンタル
弟がタップやってるので借りた。
最後のタップのシーンは★5 映画としては★3くらい。ラストダンスだ...
最後のタップのシーンは★5
映画としては★3くらい。ラストダンスだけ時間を忘れてしまうほど良い。
水谷豊のタップ好きなのは分かった。
伝説のタップダンサーが一花咲かせる物語。
水谷豊がタップ好きが講じて構想を重ねて映画化した割にはストーリー的にメインもサブもお寒い内容。
映像や音楽も古臭さを感じ、映画に合ってない様な雰囲気。また、別映画「SING」や「セッション」を彷彿とさせるシーンがあるのだが、足元にも及ばない演出。
俳優さんを評価させてもらうとすると、岸部一徳や六平直政、前田美波里など熟練俳優を使うのは良いが、大した演技もさせている訳でも無し。
若手もたくさん出てますけどね〜。演技の足並みが悪過ぎる。
「SING」「チアガール」の様にコミカル路線に行けず、「セッション」の様にシリアス路線にも行けず、、、、
中途半端に進み、見所と言われるラストへ。
ラストをいくら魅せられても、それまでの長過ぎる時間過程で私は「あっ、そう、、、」しか思えなかった。
水谷豊の構想通りには行かなかったのでは?と思わせる作品でした。
ストーリーはラストの前座
ラストのshowは素晴らしすぎました
あの24minの為だけにお金を払ったようなものです。それまでは長すぎる、ストーリーもおもんない。
圧巻のタップ、お粗末なショー(作品)
水谷豊が40年温めてきた企画を、自身の初メガホンで映画化。
多分相当な思い入れや熱意で遂に実現させたのだろうが…、残念かな、平凡な出来だった。
大まかなあらすじは王道の挫折からの再起モノで悪くはないんだけど、何て言ったらいいのか…、全てがありきたりでセンスも古臭い。
潰れかけの劇場が最後に華々しいショーを開く。これを40年温めていたらしいが、同じ話を最近『SING』で見たぞ。
かつてプロのタップダンサーだったが、怪我で一線を退き、今は酒に溺れる日々。水谷豊演じる主人公・渡のキャラ背景がステレオタイプ。
旧知の劇場支配人の頼みで重い腰を上げるが、意外とあっさり引き受ける。彼を再び駆り立てたのは何だったのだろう?
オーディションに来た若いダンサーたち。言うまでもなく、それぞれに悩みや問題が。巧く描き分けられてるとは言えず、どの若いダンサーもどのエピソードも魅力薄。『SING』や『チア☆ダン』と比較するのも気が引ける。これも力量?
致命的なのは、そのセンスの無さ。
演出も展開も単調で、ただ並べているに過ぎない。
意味不明なショットもちらほら。
一応真面目な内容だが、最初のオーディションのシーンなどユーモアも織り込んでいるものの、寒いくらいダダスベリ。
スタイリッシュな映像や時折流れるジャズ風の音楽で洒落てムードある世界を創ってるつもりが、全てが古臭くて古臭くて!
アメリカンな雰囲気がそれに拍車をかける。あんなダイナーみたいなファミレス、ある?
かの角川春樹現時点での最後の映画『笑う警官』と同じ匂いを感じてしまった。
演技力や設定はどうあれ、鬼のようなスパルタさを見せる水谷豊は天才変人警部とはまた違った雰囲気を醸し出していた。
岸部一徳、六角精二、片桐竜次、小野了ら今年で18年来の“相棒”の出演にはニヤリ。
特に腐れ縁的な役柄の岸部一徳とのやり取りは感慨深いものがある。
若いダンサーたちはタップダンスの巧さで選ばれた面々。
なのでやはり、クライマックスを飾る24分に及ぶライブ感たっぷりのショーは圧巻。
これまでの鬱憤を晴らしてくれるほど。
タップダンスはお見事。
でもそれ以外は、ショーと言うにはあまりにもお粗末。
人間とは思えない体技に魅せられた
かつての天才タップダンサー・渡(水谷豊)も30年前の事故がきっかけでいまは酒浸りの日々。
旧知の劇場主・毛利(岸部一徳)がラスト公演に、かつての栄光もう一度とばかりに、タップダンスのステージを企画し、渡を演出家に担ぎ出した。
気乗りしない渡であったが、オーデションを重ねるうちに、かつての熱情に再び火が付いた・・・
といったところから始まる物語で、『コーラスライン』を思わせるようなスタイル。
若い観客には、『セッション』みたいな、と言う方がいいのかもしれないけれど。
とにかく、本格的なタップダンス映画で、そのダンスシーンに酔えばいい。
ミュージカル映画とジャッキー・チェンをこよなく愛する知り合いの映画ファン女史が言ったことだが、「どちらにも共通するのは、人間とは思えないほどの体技を魅せてくれること」というのを思いだした。
そしてまた、無声映画の時代の巨匠が言った「一ヌケ、二スジ、三ドウサ」という言葉も思い出したのだが、そのうち、一と三については十分すぎるほど満足できる。
(ヌケは画面の映り具合、スジはストーリー、ドウサはアクション(役者の動き)のこと)
ほんとにダンスシーンが素晴らしい。
それも、謳い文句にあるラストのショウだけでなく、前半のオーデションシーンがとにかく素晴らしい。
ステッキを振ってカウントを取る渡。
ステージに並んだ数十人のダンサーたち。
渡が次々と口にするステップを踏み、それに応えるダンサーたち。
しかし、体力も技術も限界があり、渡のカウントについていけなくなり、次々と倒れていく・・・
このシーンが素晴らしい。
踊るダンサーたちもそうだが、鬼の形相でステッキを振り、しまいには折ってしまう渡を演じる水谷の熱情も伝わってくる。
これがあるからこそ、ラストのショウのシーンが活きてくる。
ただし、二スジには難ありで、合間合間に描かれるダンサーたちのバックグラウンドストーリーが陳腐。
できれば、劇場の外は描かず、オーディションとレッスンだけで彼らの背景まで描けるほどの脚本であれば、より素晴らしかったのだが、これはこれで困難なのだろう。
もうひとつは、ラストショウのために金策をしている劇場主が倒れた後の資金繰り問題が、おざなりなのは気になった。
ダンサーの背景よりも、こちらの方が気にかかって仕方がなかった。
さらにもうひとつ、時代設定に無理がある。
水谷豊40年越しの構想ということだが、40年前(もしくはバブル崩壊直後ぐらい)ならまだ説得力があったかもしれないが、現代、タップダンスでショウを行おうというのは、やはり無理無理感が大きい。
とはいえ、人間とは思えない体技に魅せられたので、それだけで十分満足なのだけれど。
素敵な感動作。
まず、タップダンスそのものの魅力に惹かれました。タップダンスの音の響、独特な雰囲気は心の底から惹かれるものがありました。次にタップダンサー達の情熱が凄かったです。特に誠さんをはじめとする5人組のタップダンサー達。彼ら彼女らのタップダンスに掛ける各々の熱い想いに心を打たれました。最後に映画ラストのタップダンスショーは本当に凄かったです。それまでの映画のストーリーとラップし、自然と涙が出て来ました。水谷豊さん、相棒も毎シーズン観ていて大好きな作品ですが、是非また監督として素敵な映画を世に輩出して下さい!!心から楽しみにしています!!
コテコテ。
あの「太陽にほえろ!」の記念すべき第一回目犯人役がこの人だった(古)
あれからずっと第一線で凄いなぁ~と思いながら、頭にはチンピラ役や
熱血先生役などが印象に残っており、最近ではもちろん右京さんである。
役者としては独特のオーラがあって巧いと思うんだけど(謝っときます)
歌唱力と演出力に於いてはやっぱりないのかしら…と思う結果になった。
タップが主体の話なので肝心のタップは素晴らしいと思うが、それ以外
の見所がほとんど悲しいくらい皆無。昭和の学芸会を観ているような…
いやもうそのドラマ要らないから全編タップでいいんじゃないのと観客
皆さんも思ったんじゃないだろうか。脚本も演出もとにかくコテコテx
オープニングがカッコ良かったのでそれでいくのかと期待していたのに
残念。水谷豊本人がタップをかなり愛しているんだろうな~というのは
場面から伝わってくるのでラストショー24分間は舞台のように楽しめる。
水谷豊主演・監督の俺様映画。 構想40年との事ですが。プロットだけ...
水谷豊主演・監督の俺様映画。
構想40年との事ですが。プロットだけなら、2〜3時間で出来上がってしまう様な内容でしたね。
一応は主演水谷豊と、盟友である岸部一徳との友情話。それと並行して、オーディションに集まって来た将来あるダンサー達、1人1人の夢と希望。そして苦悩が描かれてはいるのですが…。
まあ!何と言いますか。これ程までに、その全ての話が意味を持たず。ただ邪魔なだけ…って言うのもまた凄い(苦笑)
一体全体真面目に描こうとしているのか?単なるギャグの羅列なのか?とハッキリしないので、観ていて「これはどうしたものなのか?俺はどう対処すれ良いのか?」…と。
特にハイスピード撮影を此処までヘタッピイな使用の仕方等はもう!
1つ1つのショットで意味不明なカットも多く、「ええええ〜!何これ〜!」と思いつつ、此処まで続くと、何だか途中から逆の意味で「今度はどんなカットが見られるのだろう?」…と、期待し始めてしまうのは何故(笑)
ある意味これは狂気の天才監督の誕生なのか∑(゚Д゚)
クライマックスのタップが凄い!…との評判でした。
確かに凄いのは凄いのですが。観ていて楽しいタップでは無いから、段々と飽きて来るのもちょっと辛かったです。
タップは大好きなんですけどねえ〜。
(2017年6月27日 TOHOシネマズ/シャンテシネ2)
ダンスの可能性
ダンスのプロモーションビデオとしては、よかった。
様々なダンスのレパートリーと、タップダンスの
組み合わせの可能性を感じた。
マッピングとの融合で、
ミュージカルの世界が、限りなく広がる。
くだらない疑問
水谷は、靴職人だったの?
お金は、どうやって調達したの?
椅子にでも座って、片足で、少しタップすればよかったのに。もしくは、手で靴持ってタップとか?
ラストのショーは素晴らしい
最後24分のタップシーンは、本当に素晴らしい。
このためだけに1800円出しても損はしません。
水谷豊さんの舞台挨拶を目当てに見に行きましたが、想像以上にラストのタップがよくて、儲けものでした。
ただ、オーディションに至るまでは凡庸というか、正直つまらない。あと、ほかの方も書かれていますが「相棒」メンバー出すぎです。
水谷豊は中盤までずっと飲んだくれています。
島田歌穂さんや前田美波里さん、HIDEBOHさんにいたっては完全に無駄遣いでしかなくがっかり。
美波里さんのダンスが見たかった。。。(歌穂さんとHIDEBOHさんはちょっとだけダンスシーンがあります)
タップ以外で言えば、認知症のお婆さん役の女優さんの演技がうますぎてくぎ付けになります。
無名?の役者やダンサーをメインにしたこと、タップダンスというちょっと地味?な題材であること、中盤までのストーリーの残念さ、もったいないなあと思いました。
24分間のタップダンスショーは本当に素晴らしい。
それだけに、いろいろともったいないと思いました。
見事
脚本的に意図を読めちゃう部分もあったけど、肝心のタップのパートは楽しかった。
そして、なぜか、ダンサー達は、それぞれ不憫な境遇に置かれてた。
…かなりな確率だ。
だが、しかし
全編、タップダンス愛に溢れた作品であった。
最後のステージは熱気が伝わるような感じで、ついつい体のどこかしらが動いてしまう。…相当な修練の果てにあのステージは成り立ってるだろう事が明らかであった。
見応えある。
タップダンスなど馴染みのないご時世ではあるものの、実にセクシーでアグレッシブでコミカルで、ナイーブなそんなダンスだった。
一世を風靡しただけの事はある。
そして、水谷さんの演出家の芝居が真に迫っていて…タップにというか芸事に半生を捧げてきた男の姿がよく出ていた。
岸部さんのスポンジのような芝居も楽しく、最初に歩いているシーンだけで、この人はショービジネスの世界にいる人だという事が理解できた。
アイドルが出ていないから…。
そんな理由でパスするには、とてもとても勿体ない映画である。
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