ロスト・バケーションのレビュー・感想・評価
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その通り!思い込みを覆す名作品⁈
悪く言えばもっと分かり易いかな? グラマラスの肉体美を自慢げに見せ付ける美女が、鮫に襲われ,単純にハラドキ作品なんだぞ!と思いきや否や、事実,ナイスバディの若い美女が頭使って、生き抜こう!とするその必死たる努力が、露出した水着姿だからこそ余計に&異常に真実味を帯びていたように感じた事は、一番伝えたい事かもしれない・・・
ブレイク、かっこいい。
ひと夏のアバンチュール、とは違う動機でサーフィンをするというのが、ちょっと新しい。ブレイク・ライブリーはそういう少し大人な感じがピッタリである。
海でサメに襲われるというと、大体がおバカなキャラがいて、そいつからやられる。だが、本作は主人公が初めからピンチで、文字通り孤軍奮闘する。
これもブレイク・ライブリーが見事に映画をもたせている。彼女は並の女優ではない。
映画の大半がライブリーのひとり芝居で、それをまったく飽きさせない。ジャウム・コレット=セラ監督の巧みな演出ともあいまって、映画らしい映画になった。
セラ監督は「ラン・オールナイト」といい本作といい、いい企画に参加している感がある。
このレベルの映画が量産されると、映画界も安泰なのだが。
サメホラーとしては上出来!
青い空! 青い海! 美女のビキニ姿! サメ!
三拍子どころか四拍子揃ったら、間違いなく面白く…なずはがないというか、安易というか、普通ならビデオスルー間違いないB級映画になるはずなのだけれども、本作はうまいことやってるなと思った。
主人公・ナンシーは医学生。家族は父と妹。母親を病気で亡くし、それが原因で父親とはぎこちない関係。
心の傷を癒やすために、かつて母親が来たことのある人里離れた秘密のビーチにやってくる(スペイン語圏の場所らしい)。
一緒に来た女友達は二日酔いで、ホテル待機。
というわけで、やむを得ず1人でサーフィン。
地元の若者2人と共に、美しい海でひとときを過ごす。
日の入りまでもうすぐ。
最後にもう一度だけ波に乗ろうと、ボートに捕まって会場で待つナンシー。
そしていよいよ、奴=サメの登場となるわけで…
サメって、確か血の匂いで獲物を見つけるそうで。
本作も、そのへんは抜け目なし。
ナンシーが出血する理由をつけているし、頼みの綱のサーフボードともおさらばさせて、不利な状況に追いやっている。
なんとか逃げ延びた岩場の上での止血措置は、観ていて実に痛そう。
このへんは、医学生という設定がちゃんと活きているし、「絶望的状況でも諦めない」という彼女の性格を映像的に表現するシーンでもある。
干潮を迎えて、サメの襲撃という目前の危機は遠のいたものの、夜の海は冷えるわけで、寒さとの戦いが始まる。
ウェットスーツ、バンザイ。
そして、サメはしつこい。
翌朝。今度は逆に日差しが敵になる。
周りは海水だらけだから、水分の補給は困難。
カニをかじってはみるけれど、栄養分は取れませんわな。
たまたま海辺で酔っ払って寝ていたオッサンが気づいてくれたものの、なにせ酔っぱらい。
足元はおぼつかないわ、彼女のバッグから金目の物は盗むは、水上に浮かんでいたサーフボードでいたずらに遊んだ挙句、哀れサメの餌食に。
本作、ほぼ唯一のグロ描写 (-_-;)
昨日出会った若者2人が再び海にやって来る。
大声で警戒するも、なにせ相手はスペイン語圏。
言葉はほとんど通じず、この2人も結局はサメに喰われることに…
満潮が近づき、焦るナンシー。
焦りつつも、サメの動きを冷静に観察し、30秒程度の「自由時間」が取れることに気づく。
その隙をついて、絶命した若者の1人が身につけていたヘルメット&アクションカメラ(GoProかな)をなんとか手に入れる。
もうすぐ満潮。岩場も沈み、サメが確実に襲ってくる。
泳いで1分ほどの場所にある無人ブイに行くしかない。
決死の覚悟をアクションカメラで録画し、唯一の望みを託して、カメラを再び海に投げ入れる。
運がよければ、浜辺に打ち上げられ、誰かが観てくれるかもしれない。
最後まで戦い、希望を失わないナンシー。
最近のアメリカ映画の女性キャラは、ほんと逞しくなっている。
覚悟を決めて海に飛び込むナンシー。
当然のように追ってくるサメ。
突然発生したクラゲの群れを隠れ蓑に、ギリギリのタイミングでブイに到着。
がしかし、ブイは腐食が相当進んでおり、サメの体当たりを食らって今にも壊れそう。
備え付けの照明弾も湿気にやられていて、まともに機能しない。
そして訪れる最後の決戦。
サメの激しい体当たりで倒れるブイ。
ブイを固定していた鎖と、その鎖をつないでいる海中のアンカーに目が行く。
腐食した鎖をブイから外し、アンカーへと潜っていくナンシー。
猛烈な勢いであとを追うサメ。
追いつかれる寸前で身体をかわすナンシー。
勢いがついて止まれないサメは、海中で鋭く尖ったアンカーの基礎部分に全身を貫かれ、絶命する。
一方、ナンシーが録画したカメラ&ヘルメットは、幸運にも浜辺に打ち上げれていた(このへんは映画的なお約束)。
地元の子どもが拾い、録画されていたナンシーのメッセージを目にする。
たぶん、この子は学校で英語を学んでいたのだろう(このへんも映画的なお約束)。
彼女の危機を悟り、慌てて家に戻る。
連れてこられた父親が目にしたのは、なかば力尽き海中を漂う、ナンシーの姿だった。
うつろな意識の中で、亡き母親の姿を見るナンシー。
母は病死したが、最後まで戦った。
母親の笑顔に勇気づけられ、ナンシーの意識が回復する。
それから1年後。
地元の海で、妹と共にサーフィンを楽しむナンシー。
家族の絆を取り戻したところで、エンドクレジット。
ナンシー=ブレイク・ライブリーのビキニ姿は、確かに美しい。
とはいえ、さすがに彼女の水着だけでは絵が持たないと思ったか、翼が傷つき飛べないカモメが海上での相棒となる。
飛べない鳥は、母を失い傷ついたナンシーの象徴でもあるのだろう。
映画内の時間経過としては、のべ2日間といったところか。
出血もしているし、水分もろくに補給できていないわけで、現実的ではあるかな。
それにしても、サメは賢いね (^_^;)
岩場の上に「獲物」がいることを理解しているわけで。
そんなところで時間を消費せずに、別のところで獲物を探せばいいじゃんか…と言い出したら、映画は成立しない。
そこは映画の嘘ということで、目をつぶりましょう。
ナンシーが医学生であること、海が好きでサーフィン&泳ぎが達者なところなどが、サスペンスの道具立てとして上手く機能していると思う。
グロ描写はほとんどないものの、ここ一番で「胴体を食いちぎられた男」の映像を挟みこむことで、「やっぱりサメ怖い」と印象付けている。
ビーチの場所を意地でも教えないのは、友人が捜索できないようにするためだね。
英語圏ではない場所を設定することで、コミュニケーション全般を不安定なものにさせているのも、細かいながら効果的。
90分という尺を飽きさせず構成できているのは見事。
海水浴シーズンを前に本作を観てしまうと、僕のように怖気づく人も少なからずいるかも。
まあ、でも、海は舐めてかかっちゃいけない場所であることも確かなので、教育効果もあるのかな。
というわけで、存分にハラハラドキドキできる映画でした。
ハラハラドキドキ映画! こうゆう映画が好きな人は是非みてください。...
ハラハラドキドキ映画!
こうゆう映画が好きな人は是非みてください。
最近サーフィンをしててサメに襲われたとニュースでみて、それを考えさせてくれる映画でした(^o^)
内容はすこし物足りない感じがしました!
ですが90分あっという間に終わってしまいました!
それだけ映画にそめりこんでみてしまいました!
どうやってサメを倒すのかな?と思ってて
うーん、サメを倒すシーンあっけなかったです(ーー;)
カモメが可愛かったです^_^
カモメも助かって良かった!!
普遍的にサメの怖さ( ; ゜Д゜)
劇場で予告編を観てから楽しみにしてたので鑑賞しました。
いろんなサメ映画がありましたが、サメのパニック映画はやはり「JAWS」が最高峰で、他の映画はJAWSには勝てないなぁ~と思いつつも鑑賞しましたが、感想は結構良いです。
サーフィンの穴場に突如現れたサメに襲われて、なんとか怪我で済んだが、満潮になるまでの沖の岩礁に取り残されていると言うのと、海岸まで200mと言うのが焦れったい。でもサメが確実に周辺にいると言うのがやっぱり怖い。
人の沢山いる所にはサメはいない。人の少ない所にはサメはいる。と言うのは錯覚であるけど、やっぱり人の限りなく少ない所にはサメがいそうな気がする。
さて、どうするか?と言うのがドキドキします。
見終わった後に考えるといろんな伏線が貼ってあって、それを上手く取りまとめている。
人も物も最小限に削ぎ落としているのも良い。
シチュエーションパニックホラーとしてはかなり良いんではないでしょうか?
ただ、惜しいのはラストのオチ。ネタバレになるので出来るだけ書きませんが、個人的には肩透かしを食らった感じのちょっと都合よくまとめたかな?と思います。
また、サメが主人公の女性にこれでもか!とばかりにこだわってるのは“何かサメに恨みをかったのか?”と言わんばかりに執念深いw
それでも90分ちょっとの時間の中で良くまとめています。結構な良作ではないかと思います。
怖いけど
93本目。
昨日は残業、それに時間のタイミングが合わず観れず。
で、今日。
出るまでが怖い。
出てからの恐怖感を維持するかが難しい所。
短くて観やすいけど、中弛み感はあったかな。
何か惜しい。
医学生だから知識があるとは言え、アメリカ人は皆、サバイバルの知識あるのか?って、この手の映画では思っちゃう。
ま、面白いからいいけど。
ブレイク・ライブリー出てる作品は何本か観たけど、この作品が一番可愛いかったな。
久しぶりのサメ映画!
最近のサメ映画は、サメが機械だったり、空を飛んだリとありえない話で、まともなものはなかった。
この映画は、
久しぶりに本当のサメ映画でした。
生きたサメの速さ、怖さをリアルに描いている。
また、きれいな海、きれいな女性との組み合わせもお約束だけれど、はまっている。
あと、カモメが良かったです。
ハラハラしっぱなし
いい映画でした。
最初は、ビーチの綺麗さ。サーフィンの楽しさ見れました。
主人公の彼女が綺麗なんでまた、魅せられます。(笑)
後半のサメとの戦いもシンプルですが、面白いです。
理系女子だけに状況をどんどん分析してゆく辺りが理系だね。(笑)
ラストは、思い切った作戦。スカッとします。
でも、メキシコ人のパパはいい人だなぁ。
アメリカ人のこと少し嫌ってたとこあったけどね。(笑)
完璧
コレット=セラは前回の
ラン・オールナイトが今一つだったが、
今回は言うことなし。
CGは分かってるがこの撮影技術は凄い。
ほぼ全編女優の一人芝居、大したもの。
こういう映画にガタガタ言う
童貞野郎は喰われちまえ。
ビーチの名称なんかどうでもいいだろ?
フィクションなんだから。
理屈は要らない。
生物は闘うしかないんだよ。
1つだけ蛇足。
バッドエンドを思わせた
オープニングの演出が上手い。憎い。
ビーチの名前論
最近ある新作映画やら『NY心霊捜査官』を観たからだと思うんですけど、悪魔祓いのキメ技が「悪魔の名前を言い当てること」だったりするじゃないですか。「そいつの名前を知っている=そいつに打ち勝つ」という力関係があるとすると、「そいつの名前を知らない=そいつに負けそう」っていうことで、「ビーチの名前がわからない=そのビーチは恐ろしいヤツ」ってことになるわけです。そういう演出だったんじゃないのかなー。
ビーチの名前は?
ある程度予想していたけど、かなり都合が良いのか悪いのかという展開のオンパレード。クライマックスは最早有り得ないレベルの出来事のラッシュで思わず苦笑。
しかしなかなかハラハラドキドキ、このワンシチュエーションでここまで引っ張ったのは大したものという感じ。
シンプルイズベスト!
久々、鮫によるアニマルパニック。ジョーズの様なストーリー性やエンターテイメント性はないけど、いわゆる単純にサーフィン中にサメに襲われ、遭難。いかにサメの脅威から脱出するか。ラストもすっきり爽快!殺ったぜって達成感抜群。
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