「身の危険と必死で闘う水着の美女」ロスト・バケーション 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
身の危険と必死で闘う水着の美女
メキシコの名も無いビーチで、一人取り残されるブレイク・ライブリー。
冬に観て怖いのは「フローズン」
真夏日でも冷え冷えして震えます。
夏に観て怖いのはこの映画と「海底47m」だと思います。
3作とも出演者が少なくワンシュチュエーション。
でも次々とピンチが襲ってきて恐怖にブルブルです。
母親を病気で亡くして医学生として無力感から中退を考えているナンシー。
母親の好きだったメキシコの秘密のビーチでサーフィンを楽しもうと
テキサスからやって来ました。
その秘密のビーチの波が最高に美しくて次々と寄せてくる高波に
軽々と波乗りするナンシー。
ラスト一回のサーフィンを楽しんでいたら、突然、叩きつけられて
浅瀬の岩に激突。
鮫が襲って来たのです。
太ももに裂傷を負って動けない事に。
ちょっと頭を出していた岩に乗って救助を待ちます。
その間に傷ついて飛べないカモメがお友だち。
ナンシーを慰めてくれます。
ナンシーは太ももの裂傷をピアスで2箇所止めて応急処置。
さすがに医学生です。
結束バンドで腿の付け根をキツく止めて血止めです。
それにしても素晴らしい波の押し寄せるサーフィン場に
岩が突起したりするもんでしょうか?
子供の頃泳ぎに行く浜と蟹や雲丹を取る岩場は全然離れてた印象です。
だから高波は後半にまったく来ません。
浜から200メートルに鯨の死体とかあって鮫が泳いでるのもやや不思議。
本当にその場所はビーチからわずか200メートルの地点なのです。
ところが鯨の死体を求めて鮫が来てしまうのです。
サーファーも海水浴客もちらほら居て助けを求めるナンシー。
その男たちに鮫が次々と襲って、男たちは食べられてしまいます。
決死の覚悟でブイまで泳ぐナンシー。
鮫が襲って来ます。
ブイのゲージを揺らして倒したり、鉄梯子を噛みつく鮫の歯形と口の中が怖い。
決死の覚悟で鉄の棒を突き刺して殺すナンシー。
2日目の夜、やっとカメラ付きのヘルメットに少年が気づいてくれて、
ようやっと助かるナンシー。
そして一年後、そのビーチに父親と妹の3人で再訪。
まだサーフィンに興じる元気があるんだから、懲りないと言うか、
たくましいと言うか?怖いもの知らずというか?
ブレイク・ライブリーは撮影時、2人目の赤ちゃんを妊娠中だったとか!!
母は強!!
女性は逞しい!!
美女の美しい肢体が眩しい。
サービス満点のパニック・スリラー映画でした。
琥珀糖さん
共感&レビューをありがとうございました(≧▽≦)
この作品も凄かったです。
海に取り残され
ひとりだけの設定も
ハラハラしました(^▽^;)
カモメさんはいてくれて ラストも助かって良かったです。
知恵比べというか 医学生だけあって
怪我の手当や知識で乗り越えるところも
感動でした。
ブレイクの
サーフィンシーンも美しかったですよね。
サメとの対決も凄かったです。
一年後に 再び海へ・・・
それもびっくりしましたね(´▽`)