「もう少し頑張ってほしかった」メン・イン・キャット うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
もう少し頑張ってほしかった
ケビン・スペイシーがネコの役。といっても、アニメーション、アニマトロクス、CG、そして本物のネコの動きに合わせて声を吹き込んだだけで、実際にはネコの動きが自然じゃないので、ケビン・スペイシーのしゃべりも、そんなにハマってない感じがする。
ワンマン社長が昏睡状態になり、なぜか一緒にいたネコに乗り移ってしまう。家族が混乱して、会社では乗っ取りを画策する動きが勃発。それに気づいても、せいぜいおしっこをひっかける程度の仕返ししかできないネコ。本来なら、おかしくて笑ってしまうドラマなんだろうけど、ネコの動きと、人間との共演がそれほどうまくいってないので、すごく安っぽい作りになっている。
キャスティングはすごくいいのに。
特に、娘役の女の子は、『スーパーガール』にも出演していたけど、個人的にはファン。応援したい。
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