機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKYのレビュー・感想・評価
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ワザとらしい胸糞展開
戦争の悲惨さを出そうとするあまり、過剰な演出だと思う箇所が散見される。
機械とリンクするために手を切り離すとか
味方軍の船員による艦長への蔑視や殺人
白兵戦中の騙し討ち
でも、最初から最後まで この ちいっとワザとらしい胸糞展開の連続
後味の悪さはピカ一。
続編を観る気も失せた。
相反する音楽の演出が素晴らしい
そもそも太田垣康男作品が好きだった為、「MOONLIGHT MILE」連載中止からの本作「サンダーボルト」開始は結構な衝撃でした。
Aでもないのにガンダムの連載です、しかも太田垣康男で。
思えば宇宙繋がりだし自分の中ではスムーズに入ってきたのですが、その泥臭さが実に太田垣康男って感じでした。
本編になかった追加要素等も見られ、デブリアームとか結構格好良いです。
そしてそこからまさかの映像化だったのですが、有料配信形式だった為食指が伸びず、ソフト化されるまのを待っていたんですね。 しかしここへ来て新作カットを加えた劇場版がリリース、胸が躍りました。
待望の本編映像、PVでさわりは観ていたのですがそのクオリティに本当驚かされました。
ハードボイルドな演出と見惚れるようなMSアクションの連続、それは予想以上に素晴らしい出来でした。
短い尺なのですが、目まぐるしい演出の連続もあってかそれを感じさせず、むしろ中だるみする要素が無く丁度良く感じました。
また大きな戦局ではなく二人のパイロットを中心にしたストーリー展開も良く、古くからのファンはもちろんガンダムを知らない人でも楽しめる内容だと思います。
何より二人の相反する音楽の演出が実に素晴らしい。 交錯する音楽が流れるだけでも、すごい高まるんですね。
作画も原作のタッチをうまく出していたし、実に素晴らしい作品でした。 何だか他に言う言葉が見当たりません。
そして今映像化されているのは原作の半分ほどなので、これからの展開も気になるところです。
こちらは2週間限定の公開。密度の高い映像や演出、そして音楽を是非とも確かめてみてください。
俺的ガンダム史上最高傑作
来月ガンダムベース行くんでそのノリで鑑賞
いやー…やべぇ…イオ様カッコよすぎ
音楽は普通戦闘アニメとは合わない印象がある
ジャズが使用されてるが、本作は狂おしい程マッチしており滅多に劇中歌購入しない主がどハマりした
キャラは主人公が頭イってる戦闘狂なのでヤバい…イオ様が狂おしい程好き
ジオンサイドも連邦サイドもご都合感もなく、生き生きしていて、まるでリアルにいても違和感のない人達でヤバいです。
特にジオンのパイロットの人達…地味に掘り下げ上手い
作画はほとんど手書きにも関わらず戦闘シーンはアドレナリンMAX
ストーリーもTheSimpleで大人専用ガンダムみたいな感じ
注意 こっから先イオ様愛がさく裂します
とりあえずガンダムファンなら見て。
見て感じてイオ様みたいにジャズを好きになってフルアーマーガンダムのGを画面越しに感じてイオ様みたいに気持ちよくなりましょ
もうやばいです。 とりあえずガンダム史上最高傑作と言っても過言じゃないです
(すみませんw暴走しました)
派手な戦闘だけ
総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
全体で何が行われているのかを説明せずに1つの戦場での戦いに焦点を当てた作品で、特に戦闘場面を中心に描かれる。
でも戦術というよりも兵器の性能だけで勝敗が決するし、登場人物はおもちゃをもらった子供みたいにそんな高性能兵器に有頂天だし、派手な戦闘場面だけの作品といった感じ。習熟訓練もないままに次々に新しい兵器を投入してはいきなり実戦使用するし設定が安易で、軍人個人の悲しみ苦しみが描かれている部分はあるものの物語に深みがなく子供っぽい印象を受けた。
ガンダムとしては面白いが…
単体のアニメとしてはイマイチ。そんなに面白くはない。カタルシスが少なめ。
「ジャズが聴こえた時がお前の…」みたいなキメ台詞あるけど、宇宙空間は空気無いから、近づいても音楽は聴こえないよね。それとも接触回線の事かな?
少年兵とか使っていて、戦争の悲惨さを伝える作品にはなってるけど、それ以上ではない。
それに、モビルスーツ1機の製造コストや製造期間の事を考えると、訓練が不十分な少年兵を使うという判断は如何なものかとも思う。1年戦争の途中からMS開発に成功した連邦にとっては尚更のこと。
あと、サイコザクのシステムはアラヤシキ??
とか、色々文句がつけたくなる作品です。
やかましい映画
確かにメカはガンダムだし、ジオンと連邦の戦いだし・・・
でも、なにか悲壮感がちがう。
それに、人物像もどこも共感できない。
ストーリーも途中から理解できないし、劇中の音楽が常にエンディングのように聞こえるし・・・
主人公も取り巻きも叫んでばかりでやかましい映画だった。
70分間で多くのものが詰め込まれた作品
OVAで全話視聴したが、大きなスクリーンと大音響で聞くBGMがとにかく響く。戦争という大きな枠組みから恋愛、葛藤、悲劇これを70分間詰め込まれると夢中になるしかない。
映画館で地獄巡り
昼から時間が空き、アッパーな地獄『TOO YOUNG TO DIE!』の後にまだ時間があるなとダウナーな地獄『サンダーボルト』視聴。
こんな流れで見たので前情報0。
見終わった後、これで良かったと思ったわ。
お陰でスゴく楽しめた!
初っ端から流れるゴリッゴリのヒリつく爆音ジャズ。
クレジット見たらなるほど! 菊地成孔じゃないの!
ニュータイプという一部の選ばれたド天才つーかバケモノでは無い、言ってみれば普通の人間、モブキャラが主人公。
つーことは、この世界じゃこの二人みたいな戦場にイカれた人や実験台に利用され、しかも利用されてると理解した上で体を弄られる人が山ほどいたのか……そう思うとやり切れない。
内容は全然違うけど、ダリルを見てたら『ジョニーは戦場に行った』を思い出したわ。
メチャメチャ面白かったけど、この救いの無さ……。
まぁ戦争アニメの金字塔ですもの。丸っと円満に片付いてニッコリ終わるなんてあるわけ無い。
音楽も含めて素晴らしいと思ったけどこっちを先に見て『TOO YOUNG TO DIE!』を後に見れば良かった……。
映画を見た後はいつも、一人で飲みに行ってパンフを見ながら余韻を楽しむんだけど気持ちが折れてそれどころでは……。
心から『礎』と言う言葉が大っ嫌い。
なんか尊いイメージに騙されてるけど結局『捨て石・踏み台・人身御供』未来永劫この物語がフィクションでありますように。
ジャズとMS戦闘の迫力をスクリーンで堪能
ジャズとオールディーズの音楽は原作漫画でもキーになっているがどうしても表現できない部分。実際スクリーンで大音量で聞く迫力も相まって想像以上に盛り上がる。
是非続編も劇場で公開して欲しい!
ハードボイルド系 ガンダム。
JAZZ&ガンダムとは知ってはいた物の…
個人的に、SFマンガにリアルな戦争をもとめていないので、ダメでした。キャラ作画も好みではなく…
好き嫌いが大きく分かれる作品だと思います。
劇場で見て良かった
スマホで見てはいましたが、やはり劇場で見ると迫力が段違いです!
戦闘シーンも、一年戦争やMSV好きとしては唸るトコロも多く、見入ってしまいました。
そして音楽がカッコイイ!
UCも音楽が良かったんですが、このサンダーボルトは音楽がひとつのキーになっていて、効果的に流れてくるので、高揚しますね!
ガンダムの世界にジャズが見事にハマってます。
ぜひ続きが見たいです。
12月の宇宙
上映時間70分の中に、原作の持つ戦争の悲しさが織り込まれていました。
ここまでリアルな一年戦争は他にあったかな?
唯一残った右腕を切り落としてまで、ガンダムを倒す決心をした、ダリルの思いが伝わって来ました。
さて、それはさて置き、本作はモビルスーツ戦が大好きな方にはたまらない作品です。
大田垣氏の描くモビルスーツが好きになれない方もいるかもしれませんが、それは初めだけで、物語が始まると、そんなことは気にもならない戦闘が次きます。
FAガンダムとサイコザクの戦闘は凄いですが、個人的にはア・バオア・クー戦に出てきた、真サイコザクとジム・スカイ?に涙しました。
本作は劇場で見るべき作品だと思います。
スクリーンでのモビルスーツの戦闘シーンに燃える!
ガンガンにモビルスーツが戦うっていうのが最高にいい!
濃密な作画のおかげもあって劇場のスクリーンでも迫力ある戦闘シーンに燃えることができました。
オリジンでのモビルスーツ戦に消化不良が続いていたので、今回はお腹いっぱい堪能しました。
原作未見なのでストーリーがこんなに暗いとは知らなかった(笑)
ガンダムだからと思っていたらシリアスな戦争映画だったみたいな感じで、観る人によっては退屈するかも。
モビルスーツが好きなら絶対にスクリーンで観てほしい作品です。
続編もあるやろうし、今後の楽しみが増えました!
フリージャズとオールディーズと
人類の戦闘能力を引き出す技術に先行するジオンのパイロットが聴く音楽が、フリージャズの前に流行したオールディーズというのがおもしろい。ジオン公国崩壊の予兆としても効いている。
少年の大人たちへのプロテストを描くことが多いガンダムシリーズは、中年には共感しがたいドラマが多いように感じる。
本作のテーマは、憎悪の連鎖と成就しない恋愛。ヨーロッパの戦争映画のように、すくわれなさで満ちたエピソードを積み重ねて、戦争が人生にもたらす不幸を実感させる。
菊地成孔の劇伴は最高にカッコイイ。暗い宇宙のモビルスーツ戦で鳴るフリージャズは観客を高揚させる。かつての戦場の兵士たちもそうだったのだろう。
良い映画の条件が、現実の延長を感じさせることにあるなら、この映画はまさに良作。
キャラ作画もレベルが高く、久しぶりにアニメの官能を堪能した。
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