「見ないと語れない」ひるね姫 知らないワタシの物語 ミックス珈琲さんの映画レビュー(感想・評価)
見ないと語れない
終わった瞬間「ちょっと待って」ってなる。
タイトル,PVからは絶対にわからない話の展開。
家族について語っているけど,語り切れていない感は否めない。
最後が分からないから皆わからなくなるんだと思う。
でも,一回見たらもっかい見たくはなる。確認の意味で。
ここからネタバレです
話の主軸は自動運転技術をめぐる争い。
主人公(ヒロイン)の祖父は車メーカーの社長。
この会社が東京オリンピックに披露するために自動運転車を開発していたが,本番3日前になっても完成は見込めない。
ここまでの自動運転車の開発に携わったのは社長の娘でヒロインの母であるが,母はすでに他界してしまっている。そのため,その夫の持っている設計データ(タブレット)を盗みに幹部が動き出す。
この騒動にちょくちょくヒロインの夢を掛け合わせている。
夢と現実がごっちゃになってしまっているため,よくわからない点が多い。父の仲間とか全く活躍無し。キャラクター説明いらないほど。
このネタ見たことあるなーってなったところは,冒頭のカリオストロの城,自立バイクでベイマックス,ペダルロボでくれよんしんちゃん,ロボ本体でエヴァンゲリオン等々。カリオストロとかモロ。移動式の城とか(ルパンでは廊下が伸びるが...)。
こうなのでは?と思った点
・鬼とは自動運転車の納期日?
・タブレットが割れたのは母の事故の時
・エンジンヘッドは自動運転車
・渡辺のツイッターでの炎上による妨害
最後まで分からなかった点は
・最初の大阪までの移動は何故勝手にバイクが動き出したのか
・なぜモリオ?と夢がつながった?
・エンジンヘッドの名前の由来
・あぜ最後,会社のロビーから落ちそうになった?タブレットを拾おうとした?捕まってたのに?
・なぜバイクが戻ってきた?渋滞に巻き込まれてたのに...