疾風ロンドのレビュー・感想・評価
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本編ではストック代わりに松葉杖を使いスキーはやらない
初鑑賞
原作未読
原作は『ガリレオ』シリーズ『マスカレード・ホテル』シリーズ『新参者』シリーズ『天空の蜂』『ラプラスの魔女』『人形な眠る家』の東野圭吾
監督と脚本は『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』『探偵はBARにいる3』テレビドラマ『あまちゃん』の吉田照幸
共同脚本は『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』原作のハセべバクシンオー
野沢温泉スキー場のどこかに埋められた炭疽菌『K55』を秘密裏に探す話
サスペンスらしいがコメディー色が強いミステリー
K55を探す大学の主任研究員でスキーが下手なため靭帯を痛める栗林和幸に阿部寛
怪我をした和幸の手伝いをするスキー場のパトロール隊員・根津昇平に大倉忠義
根津と共に和幸に協力するスノーボーダー瀬利千晶に大島優子
発見されたK55を海外に売り飛ばそうとする大学の研究員・折口真奈美に堀内敬子
真奈美の弟で借金を抱えている折口栄治にムロツヨシ
開発したK55をスキー場に埋め事故死する元大学研究員・葛原克也に戸次重幸
スキー場に同行する和幸の息子でスノボーがうまい栗林秀人に濱田龍臣
スキー場のホテルのフロント係に野間口徹
スキー場で喫茶店を営む高野由美子に麻生祐未
スキー場の喫茶店店員に志尊淳
名古屋方面から妻子と一緒に野沢温泉スキー場に訪れた堀部圭亮
スキー場の食堂店員に中村靖日
バス駐車場の係員に田中要次
野沢温泉スキー場から名古屋方向に向かう高速バス運転手に菅原大吉
スキーショップ店主・山野にでんでん
フランクフルトに呆然する爆発物処理班の警察官に生瀬勝久
大学の研究所所長・東郷雅臣に柄本明
エンドロールはB'z『フキアレナサイ』
原作が東野圭吾だけに星1とか2はあり得ない
だけど5とか4はさすがに無理
話としてはわりと平凡
出演者が脇役含め豪華な顔ぶれ
邦画ファンならまあそこそこ楽しめる
猛毒の生物兵器が絡んでいるのに緊張感がまるでない
テレビもネットもつまらなく雪の影響で気持ち的に映画館に足を運びづらいときにDVDや動画配信で観るなら丁度良い65点の娯楽作品
町山の解釈ではなく本来の意味の佳作と凡作の間くらい
イオンシネマで1100円1000円で観るなら頭にくることはないが1800円だとちょっときつい感じ
TSUTAYAやGEOで旧作レンタルならいいんじゃない
レビュアーたちがやたら高評価ばかりの映画にろくなもんはない
逆にアンチが多いほうが過剰な期待をせずに楽しめる
所詮映画ってそういうもんだよ
常に社会的テーマを求める堅苦しいインテリにはこの作品は向いていない
こういう映画を全く楽しめない人って可哀想
あとアイドルが出演しているだけで異常なまでに嫌悪感を剥き出しにする奴ってネットでよく見かけるけど
なにあいつ
はっきりいって気持ち悪いんだけど
緊迫感が薄れるコメディ調
深刻な事件なのに
「アイディアの枯渇」映画。
【3つの要素で観やすい映画】
・「とある研究所から盗まれスキー場に隠された違法生物兵器「K-55」をマスコミや警察に知らせることなく4日以内に見つけ出すミッションを与えられた研究員が翻弄される物語」。2016年製作の映画。
・主な出演者は、以下。
- 栗林和幸(くりばやし かずゆき)主人公(研究所の研究員。シングルファザー):阿部寛
- 栗林秀人(くりばやし しゅうと)主人公の息子(中2):濱田龍臣
- 根津昇平(ねづ しょうへい)スキー場のパトロール隊員:大倉忠義
- 瀬利千晶(せり ちあき)スノーボード選手。根津昇平と顔なじみ:大島優子
- 東郷雅臣(とうごう まさおみ)主人公の研究所所長:柄本明
- 折口真奈美(おりぐち まなみ)研究所の補助研究員:堀内敬子
- 折口栄治(おりぐち えいじ)折口真奈美の弟。借金あり:ムロツヨシ
・主なスタッフは以下。
監督:吉田照幸
原作:東野圭吾
脚本:ハセベバクシンオー/吉田照幸
音楽:三澤康弘
[物語]
・「K-55」を巡って入り乱れる人間関係や筋書きが最後までハラハラさせてくれます。一方、ハラハラさせるための筋書きが一部、わざとらしく感じてしまう部分もあります。これは映像だから、なのかは原作を読んでいないので不明です。
[演出]
・スキーやスノーボードで滑るシーンを滑っている人の視点で魅せるシーンはスクリーンで見るとアトラクション感覚でさぞ爽快だと思います。TVだと普通でした。
[演技]
・安定した役者で固めているのでちょい笑いがしっかりとれてます。
- 頼りないナイスミドル役がピッタリの阿部さん演技の安定感。物語のボケ役と感動役の両ポジションをこなしてます。
- 一切、研究所から出ることのない柄本さんですが、ちょい悪でひょうきんな役柄がピッタリ。完全なる物語のボケ役。
- 変人役が最高にお上手なムロツヨシさん。物語のボケ役と悪役をバランスよく両立してます。
- 関ジャニ∞としてではなく、役者としての大倉さんのカッコよさ。この人の立ち位置が物語のツッコミ役。
[音楽]
・あまり印象に残らなかったです。
[全体]
・「K-55」はどこにあるの?というサスペンス要素。栗林親子の親子関係の進展(距離感が縮まる)というドラマ要素。各所にちりばめられた役者さんのちょいボケ演技でダレずに観れるお笑い要素。総じて、この3つの要素がバランスよく構成されており、最後まで軽やかに観れる映画でした。
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K-55
テレビで観るのが丁度いい
微風程度
テレビ・スケールの監督に映画の醍醐味は味わえない
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