「良くも悪くもゲーム的」ハードコア tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
良くも悪くもゲーム的
FPS視点、一人称視点で進む映画
ストーリーは主人公は一度死んでサイボーグ化、記憶喪失の中、
妻を取り戻すために敵対組織とドンパチ繰り広げる。
サイボーグ、クローン、超能力まで登場するのでなんでもアリ
一人称視点でいかにもゲーム的、視点が固定だからダイナミックなシーンでも主人公の目線でしか見ることができないため、臨場感があるとも言えるが、演出に制限がかかってしまい実験的映像に終始してしまっている。
特に生身の格闘は壊滅的とも言える。
映画の観客へのメタ的な展開を期待していたが、そんな展開はなかった。
思いつきはするだろうが予算をしっかりかけて映像作品に仕上げていることがこの作品のすごいところだ。キャラクターも立っているし、娯楽作品としては十分なクオリティ。
コメントする