「人には成れず、客観視もできず」ハードコア ひろちさんの映画レビュー(感想・評価)
人には成れず、客観視もできず
物語は他人を主人公とし、主人公自身が語る主人公の物語の誕生は宿命だったかもしれない。だが、これは人類史の転換点の一つで、これにより私達は人の気持ちになる技術を得たらしい。また、映像技術は人工的な目で、映像を視る者自身を視る事はできない。本作では過激さもあり主人公と一体になれず、自分が自身を客観的に見られない事を一緒に体験する。
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物語は他人を主人公とし、主人公自身が語る主人公の物語の誕生は宿命だったかもしれない。だが、これは人類史の転換点の一つで、これにより私達は人の気持ちになる技術を得たらしい。また、映像技術は人工的な目で、映像を視る者自身を視る事はできない。本作では過激さもあり主人公と一体になれず、自分が自身を客観的に見られない事を一緒に体験する。