名もなき復讐のレビュー・感想・評価
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クズばっかり💢
韓国復讐作品の中でも屈指の胸糞悪さ😨
鬼畜の所業を犯す3人組はもとより
被害者女性に対してクズ発言の数々のクズ汚職刑事
勤務先の腐れ上司や
友達であるウォンギョンのクズ彼氏
出てくる男が揃いも揃ってクズ
みんな○ねばいいのに💢
復讐の鬼と化したジウンの
唯一の味方になり得たカン刑事と
あと少し早く出会えていたら
警察に駆け込んだ時、カン刑事が署にいれば
ジウンは犯罪者にならずに済んだだろうに。
ラスト、まさかの事態にカン刑事が下した決断は
ジウンの無念を晴らすためと思いたい。
それにしても韓国のこの手の作品は
ほんと救いようがない。(好きだけど)
哀しき顛末に誰がした…?
これまで見てきた韓国サスペンスの中でも特別ベスト!…って訳じゃないが、これぞ韓国十八番とでも言うべき胸糞サスペンス。
クソ警察、クソ男、虐げられる女性、男尊女卑、どん底まで叩き落とされ、救いのない…。
韓国サスペンスってどうしてこうも鬱になるものばかり…?
そういうお国柄や人種…と言ったら大問題差別発言になるか。韓国社会全体がそうさせ、映画を通して問題提起している…?
それでもパンチの効いたエンタメにしているのも凄い所。
主人公のジウン。ある事故をきっかけの転落は“不幸”という言葉一つで済まされない。
高校時代は射撃の名手として将来も有望されていたが、ある時交通事故に。
その事故を起こしたのは友人たち。
事故で両親は死亡。ジウンも言語障害になってしまう。
将来は閉ざされ、工場で働く毎日。
嫌味な先輩。上司は正社員雇用と代わりに身体の関係を求めてくる。
ある夜の仕事の帰り、3人の男…もとい、クソ男どもに襲われる。
声を上手く発せないジウンはただただ無抵抗のまま…。
ボロボロの心身で警察へ。被害届を出そうとするが、担当した刑事…もとい、クソ男刑事が全く相手にしない。
上手く喋れない強/姦されたばかりの女性に威圧感な態度。さらには、ジウンはジーンズを履いていて、脱がしにくいジーンズを履いた女を襲うか、強/姦されたなんてウソだろう? こっちは忙しいんだ。
相手が弱い女性であればあるほど侮蔑する。これが韓国サスペンスの警察。
被害届を諦めて、ジウンは自宅へ。そこにいたのは…
強/姦した3人のクソ男の一人。ジウンの住民登録書を拾って忍び込んだのだ。
強/姦されたばかりなのに、また強/姦される。何処まで彼女をどん底まで叩き落とせば気が済む…?
隣室のロクデナシ男は、よろしくやってるなと聞き耳を立てる。
必死に抗うジウン。ガラス陶器を手に取り、男の頭をぶつ。男は死亡。
不幸に見舞われ、どん底に叩き落とされ、遂には人を殺してしまった…。
正直に言えば正当防衛になるかもしれない。が、この国は弱者の味方をしない。
死体を切断。そこを女刑事のカンが訪ねてきて、被害時の話や力になるという。
断るジウン。と言うか今、刑事を部屋に入れられない。
別日。あの時非礼な対応をした男刑事が訪ねてくる。一応詫びるつもりでいたが、隣室のロクデナシ男から“よろしくやってる”事を聞き、脅迫。
強/姦された日に男とヤるのか。やはりウソだったんだな。
揉み合いになり、その時刑事の拳銃が…。
拾い、構えるジウン。撃てるものかとせせら笑う刑事だったが、ジウンは元射撃の名手。撃ち殺す。
不幸と悲劇とどん底と転落の連続。さらにそこに、殺人。
ジウンの中で、何かが壊れた…。
自分を襲った強/姦魔に復讐し始めるジウン。
警察の捜査はまだジウンに行き届いていない。
が、捜査を進めていく内に、ジウンの周りで事件が起きている事、ジウンが元射撃の名手である事、ジウンからカンへプレゼントされた絵に印されたヒント…ジウンが一連の事件の犯人であるとされていく。
それを認めたくないカン。そもそも彼女を哀しき復讐者にしたのは…。
ジウンの復讐は止まらない。それは自分を襲った連中のみならず、友人に暴力を振るったロクデナシ男、カンや警察そのもの、身体の関係を求めた仕事先の上司…自分を蔑み、見放し、貶めた連中や社会全てに。
気持ちや理由も分かるが、ジウンのした事は許されない。
しかし、警察や法律や国のシステムそのものが助けてくれない。
本当に腐り切っている。悪病に侵されている。
こんな社会に何故なった…?
こんな私に誰がした…?
ラストも何と言うか、後味悪さ残る。
ジウンは強/姦魔の最後の一人を襲撃。そこをカンら警察が踏み込み未然に塞がれるが、ジウンは強/姦魔に背中から撃たれてしまう。
病院へ搬送。ジウンは脳死判定され、ドナー提供登録者だった。
彼女の臓器はドナーを待つ者へ。何とそれは、同室に運ばれ重体の強/姦魔に。
病室を訪れたカンは生命維持装置を外す。強/姦魔のではなく、ジウンのを…。
何故…?
少なからずジウンに同情があるのなら、外すのは強/姦魔の方。
それとも、刑事=法の番人としての判断。強/姦魔も許せないが、復讐鬼となったジウンの罪も無視出来ない。カンせめてものジウンの犯した罪への制裁。
それか、命助かる方を優先したのか…?
考え込んでしまう。
誰も知らぬ哀しき復讐劇の顛末を。
交通事故に遭う映像が新しい。主人公目線で車のガラスが飛び散るだけ!
レイプされた被害届を出そうと警察に行くが、警官の対応が悪かったため、そのまま帰宅するジウン(シン・ヒョンビン)。女刑事カン(ユン・ソイ)は慌てて署に戻り男性刑事を叱りつける。その夜、ジウンが部屋に入るとそのレイプ魔が身分証を拾ったためにまた現れたのだ。またもや暴行されるが、なんとか鈍器で暴行魔を殴りつけ殺してしまった。カン刑事はジウン宅へ謝罪の意味を込めて訪問するが、犯人を殺してしまったため部屋に入れるのを拒む。同僚のウォンギョンさえも拒むのだった。さらに、対応の悪い悪徳刑事パクが切断された手を見つけたため、ジウンはその刑事が落とした拳銃で殺してしまう。
ウォンギョンが正社員昇進のために上司と寝て、それを知った恋人チャンベが殴り倒した。ジウンは彼女を病院へと運び、拳銃でチャンベを一撃で殺してしまう。さらに2人残っていたレイプ魔の一人を。
捜査の手が自分に迫ってないことを知ると、とめどもなく殺人を繰り返すことになったジウン。カン刑事は自分にも口の聞けない妹がいるため、ジウンにいくら狙撃能力があろうと無関係だと信じていたが、ついにジウンの日記を見つけて犯人であることを知った。
序盤の10年前のシーンでは、ジウンが金メダルを獲った直後に、友達であるウォンギョンがチャンベと暴走族仲間と走って絡んできたため起きた事故を描いていた。彼女のことを恨むこともなく友達として接していたジウン。チャンベに対する憎悪はそのころから鬱積していたように思われる。そうした人間関係は序盤にさらりと描いてあるだけなのでわかりづらい。悪徳刑事の賭博グループとの汚職なんてのも描き足りないし、法律の不備を問題視しているけど、結局復讐の物語になり下がっているのが残念・・・
最後に残ったレイプ魔に撃たれて脳死状態になってしまったジウン。そしてそのレイプ魔を撃ったカン刑事。病室で二人並んで治療を受けていたが、ジウンの脳死が認められたらレイプ魔に肝臓移植させられるという偶然にも出来すぎた展開。それを知ったカン刑事がとった行動がレイプ魔の呼吸器を外すんじゃなくて、ジウンの呼吸器を外すという大胆な行動。わかるわぁ~
韓国映画の独特な復讐映画
射撃競技の代表候補選手だったジウンは、交通事故で両親を亡くして自身も事故の後遺症で言語障害となってしまった。
射撃の道も断たれて工場で働きながら、無気力な毎日を送っていたジウンは帰宅途中に3人の暴漢に襲われてしまう。
男たちから非道な暴行を受け、なんとか警察にたどり着くが、刑事はジウンをまともに取り合おうとしなかった。
絶望の中で帰宅するジウンを再び暴漢の1人が襲う。
ジウンは残りわずかな力を振り絞り、必死に抵抗するが誤って男を殺してしまう。
そこからジウンの復讐がはじまる…
韓国映画の独特な復讐映画だなって思った。
不幸のミルフィーユ
シンヒョンビン
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