「PANDEMIC パンデミック」を配信している動画配信サービス(VOD)
「PANDEMIC パンデミック」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!
自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「PANDEMIC パンデミック」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「PANDEMIC パンデミック」の配信サービス一覧
| 配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
|---|---|---|---|
| | レンタル | サイトにてご確認下さい | 今すぐ見る |
「PANDEMIC パンデミック」の配信サービス詳細
おすすめポイント
配信本数業界最大級、見たい作品がきっと見つかる!
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
初月
月額料金
プレミアムコース550円(税込)/プレミアム&見放題コース1,078円(税込)
ダウンロード可否
可能
※セル作品をダウンロードすることが可能
特典
(ポイント付与等)
毎月550ポイント発行/クーポン50枚付与
支払い方法
クレジットカード(VISA/MASTER/JCB/アメリカンエキスプレス/ディスカバー/ダイナースクラブ)、キャリア決済、Googleのアプリ内課金
全作品数
250,000本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介
解説・あらすじ
謎のウィルスが蔓延するロサンゼルスに潜入した救助チームの闘いを、メンバーたちのヘルメットに取り付けられたカメラの映像で描いた新感覚パニックアクション。感染すると次第に凶暴化する謎のウィルスが、アメリカ中に蔓延した。感染者の症状は5段階に分かれ、レベル1なら治る可能性があるが、レベル5になると凶暴化し手の施しようがないと診断された。ロサンゼルスの救助チームへ派遣された女性医師ローレンは、襲いかかってくる感染者たちと戦いながら非感染者を探し出そうとするが……。主演は「G.I.ジョー」のレイチェル・ニコルズ。「ザ・スクリブラー」のジョン・スーツがメガホンをとった。
レビュー
鰹よろしさん
投稿日:2022-04-09
生存者はまず検査キッドにより陰性者と陽性者に選別される。赤ならば陰性で保護、黒ならば陽性で放置。収容所へと連れ帰った生存者は一旦隔離施設へと置かれ、ある程度の期間を経て再度選別される。...かは不透明。
陽性者はさらにレベル1~5と段階的に分類でき、レベル1であれば治療可能。しかし血清の数に限りがあるため、治療を受けられるのは必要価値があると判断された者だけ。また収容所において感染者の研究(ワクチン開発)が為されており、経過観察及びモルモットにされた後、厳重な確認の下廃棄される。
その生存者救出に当たる隊員たちには識別番号が与えられ、また役割毎に防護服の色が変えられている。防護服の有無はもちろん、認識標と防護服の色という誰にでも明白な基準を以て照会され、その人物が何者であるかが判別される。医師等替えの利かない人間以外は基本的に使い捨て要員である。
陰性者と陽性者という絶対的な基準を下に、命の選別が無慈悲に行われている世界。また収容所の安全(生存)のために何を差し置いても規律・規則が重んじられ、非感染者にも命の価値が定義され、その優先順位に則て誰であろうと否応なく切り捨てられる世界。
そんな世界において、1人称視点で物語が紡がれていくのだが、この視点というのが劇中の生身の人間たち自身の主観的な視点ではなく、飽くまでもヘルメットに装着された客観性を有するカメラの映像であり、一時的に両者の視点が同期しているに過ぎない、というのがこの作品の指針なのだろう。
初っ端から1人の例外が描かれることでブレが生じているのでは?と違和感を覚えてしまうのだが、彼の視点というのがまた1つ肝で...、いや彼の視点こそが肝で...
安全な場により行われる手段や目的を明確にする受動的なチュートリアルにて、絞られた視野の確保を行わせてから、その広大な死角への恐怖を促す唐突な実践への流れは、ゲームっぽさが伴ってしまうものの(狙いでもあるのか)、簡単には割り切れない現実へと突き落とす意図は汲み取れ、鑑賞者を強制的に彼らの視線へと同期させる。
この、劇中の人間・ヘルメットのカメラ・我々鑑賞者、との3つの視点の一時的な同期の中で、同じ任務を請け負った者たちの目的の乖離と、それぞれが把握している事実の乖離により、彼らの背負うモノを浮き彫りにし、その背負うモノ故に乖離の裏で進む目的の収束の描き出し方は見事で、
またそれを下地に、主人公のただただ娘を助けたいとする目的と、収容所の感染者は中に入れない規則及び、ドクター・グリアの医師「は」助ける(治療する)という、絶対的に相反する事象のたった一時の一致によって、凄惨たる世界において失われつつある愛を、母の愛を際立たせる演出は実に実に見事だった。
「REC」シリーズ...「28週後...」(2007)...「クローバーフィールド HAKAISHA」(2008)...「ドゥームズデイ」(2008)...「クライモリ デッド・ビギニング」(2011)...「コンテイジョン」(2011)...「エウロパ」(2013)...「ワールド・ウォー Z」(2013)...「マギー」(2015)...「サンズ・オブ・ザ・デッド」(2016)...「ディストピア パンドラの少女」(2016)...「ハザード・オブ Z」(2016)...「ハードコア」(2016)...「悪女 AKUJO」(2017)...
陽性者はさらにレベル1~5と段階的に分類でき、レベル1であれば治療可能。しかし血清の数に限りがあるため、治療を受けられるのは必要価値があると判断された者だけ。また収容所において感染者の研究(ワクチン開発)が為されており、経過観察及びモルモットにされた後、厳重な確認の下廃棄される。
その生存者救出に当たる隊員たちには識別番号が与えられ、また役割毎に防護服の色が変えられている。防護服の有無はもちろん、認識標と防護服の色という誰にでも明白な基準を以て照会され、その人物が何者であるかが判別される。医師等替えの利かない人間以外は基本的に使い捨て要員である。
陰性者と陽性者という絶対的な基準を下に、命の選別が無慈悲に行われている世界。また収容所の安全(生存)のために何を差し置いても規律・規則が重んじられ、非感染者にも命の価値が定義され、その優先順位に則て誰であろうと否応なく切り捨てられる世界。
そんな世界において、1人称視点で物語が紡がれていくのだが、この視点というのが劇中の生身の人間たち自身の主観的な視点ではなく、飽くまでもヘルメットに装着された客観性を有するカメラの映像であり、一時的に両者の視点が同期しているに過ぎない、というのがこの作品の指針なのだろう。
初っ端から1人の例外が描かれることでブレが生じているのでは?と違和感を覚えてしまうのだが、彼の視点というのがまた1つ肝で...、いや彼の視点こそが肝で...
安全な場により行われる手段や目的を明確にする受動的なチュートリアルにて、絞られた視野の確保を行わせてから、その広大な死角への恐怖を促す唐突な実践への流れは、ゲームっぽさが伴ってしまうものの(狙いでもあるのか)、簡単には割り切れない現実へと突き落とす意図は汲み取れ、鑑賞者を強制的に彼らの視線へと同期させる。
この、劇中の人間・ヘルメットのカメラ・我々鑑賞者、との3つの視点の一時的な同期の中で、同じ任務を請け負った者たちの目的の乖離と、それぞれが把握している事実の乖離により、彼らの背負うモノを浮き彫りにし、その背負うモノ故に乖離の裏で進む目的の収束の描き出し方は見事で、
またそれを下地に、主人公のただただ娘を助けたいとする目的と、収容所の感染者は中に入れない規則及び、ドクター・グリアの医師「は」助ける(治療する)という、絶対的に相反する事象のたった一時の一致によって、凄惨たる世界において失われつつある愛を、母の愛を際立たせる演出は実に実に見事だった。
「REC」シリーズ...「28週後...」(2007)...「クローバーフィールド HAKAISHA」(2008)...「ドゥームズデイ」(2008)...「クライモリ デッド・ビギニング」(2011)...「コンテイジョン」(2011)...「エウロパ」(2013)...「ワールド・ウォー Z」(2013)...「マギー」(2015)...「サンズ・オブ・ザ・デッド」(2016)...「ディストピア パンドラの少女」(2016)...「ハザード・オブ Z」(2016)...「ハードコア」(2016)...「悪女 AKUJO」(2017)...
鑑賞日:2022年4月9日 DVD/BDで鑑賞
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