劇場公開日 2017年6月3日

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花戦さのレビュー・感想・評価

全91件中、41~60件目を表示

3.5ー華と茶と人の心ー 美しい、が。

2017年6月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

萌える

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dekamo

3.5個性と生きづらさ

2017年6月22日
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鑑賞方法:映画館

花に疎い方でも、1つは好きないけ方が見つかるかもしれません。
私の場合は、“はな、はねる”
主人は、ある程度、人の上にたったことがある人に共感できる作品だという感想をもっていましたが、
私は、専好が利休にこぼした言葉に、うるっとしたり、やりたい仕事、やらなくちゃいけない仕事、楽しい仕事、大一番、と野村萬斎のころころ変わる表情と演技に魅せられておりました。
夫婦に共通していえたのは、“佐藤浩市は、いい男だ”という結論です。

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ぁぃか

5.0感動!!

2017年6月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

どの台詞にも含蓄があり、心を揺さぶられました。生け花も素晴らしい。
映像と音楽もマッチして美しく、小さい劇場ながら比較的大きなスクリーンで観れたため、感動倍増。ポロポロ涙が出ました。
スケールの大きい、生き生きとした生け花ですから、劇場で観る事を勧めます。
最後のシーン、ホントに綺麗でした。久石さんの琴が効いた音楽、良かった!

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彷徨う羊

2.0ちょっと詰め込みすぎ

2017年6月21日
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生け花や墨絵は池坊監修だけあって素晴らしいです。
特に枝が折れる前の松の生け込みは画面がスクリーンだけあって迫力を感じました。
茶室の花や、祭壇にいけ込まれた作品も凛として美しかったです。一方野山で花材を集めるところではイマイチリアルに欠けるところ(そんなとこには群生しないわい)は残念。
戦国時代だけあって、歴史上有名人物が多くてもっと背景や描きたいことがあったろうに詰め込みすぎて矢継ぎ早な印象が残りました。高橋克実さんの展開が早すぎてビックリでした。
原作本を読んだらもう少し楽しめたのかな。

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ちえぞう

3.5毎回

2017年6月20日
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鑑賞方法:映画館

毎回、野村萬斎さんの演技に感動です。高橋克実さんも良い味出てました。

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流離いのボウラー

4.5すごい面白かった。。。

2017年6月19日
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ミニオン14

3.0「花戦さ」は成功したのか

2017年6月19日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

野村萬斎の狂言的な演技が印象に残る。様式美と言おうか、笑うにしても泣くにしても独特の大袈裟な形があり、仕草や表情を見るだけでも楽しい。
物語の中心になる萬斎(専好)と佐藤浩市(利休)とのやりとりも見ごたえがある。時の権力に仕える利休と、仏に仕える専好と立場も性格も違う二人だが、茶と花という芸の道を究める者同士の共感と信頼関係がよく伝わってくる。秀吉は驕り高ぶった権力者としてあまりに悪者に描き過ぎてはいるが、利休との対立が徐々に深まっていく様子がなかなか興味深い。対立は作品の中で「金」と「黒」との比較で象徴されている。
「花戦さ」というタイトルだが、「戦さ」というほどの緊迫感が感じられなかったのは残念だ。

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ガバチョ

3.5のぼうの城の萬斎はわざとらしくて好感が持てなかったが歳を取った分穏...

2017年6月19日
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鑑賞方法:映画館

のぼうの城の萬斎はわざとらしくて好感が持てなかったが歳を取った分穏やかな演技になった。佐藤浩市も色気のある演技だった。

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かまちゃん

3.0期待してたよりは…

2017年6月18日
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前段が長くて少し退屈でした。
最後のために仕方ないのかもしれませんが、うーん。と言う感じでした。
俳優陣はそうそうたるメンバーでそこは良かったです。
私みたいに何も知らない人間より、華道や茶道をしてる人はまた違った見方できるかもしれませんね。

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なな姐

3.0お茶とお花

2017年6月18日
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鑑賞方法:映画館

茶道、華道に興味がわきました。
あと日本画も。

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spring

3.5美しい

2017年6月17日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

萌える

茶道の作品は多いが、花道の話は新鮮でした
野村萬斎に池坊がマッチしてました

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daikokumai

3.0海外で受けそう〜

2017年6月17日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

「のぼうの城」的な感じを期待して行くとちょっと違うかも〜

あちらは戦争中の武士の話なので戦闘シーンもあって派手な展開ですが
こちらは僧侶の話だし、文化的な話なのでアクションはありません。
それでもダイナミックな絵作りとして、大きな松の創作生け花が見事です。
天井までいっぱいに使った創作生け花が
作られる過程はなかなか興味深かったな〜。
海外で日本文化紹介作品として受けるかも??
それから
多分ドローン撮影と思われる山のシーンも新しかったです。

「なにわ言葉」については90%くらいまで頑張った感じですが
野村萬斎さんの結構良いシーンでの一言が
イントネーションが微妙に標準語ぽかったり、
逆に本来ならネイティブに喋れるはずの和田正人さんまで
言葉指導がついたせいか、やっぱりイイところで
イントネーションが微妙だったり〜〜
指導を受け過ぎるとネイティブでもたまに
本来のイントネーションが一瞬わからなくなるのね。
勿体無かった〜
監督さんがネイティブならこのテイクは使わないと思うんだけど〜

ただ、最後の展開は原作未読ですが、
原作ではもうちょっと緊張感があったのかもしれません。
映像にした分、緊張感がちょっと薄い感じ。
人によっては納得できないかもしれない。

鶴松が死んで落ち込む秀吉の描写もちゃんとあったけど
「友」という言葉に反応した秀吉の気持ちは
観た人に届いたかな?
それとやっぱ信長に中井貴一さん、出番は少ないけど
最後に説得力を持たせるには中井貴一さんクラスの
大物でなければならなかったのがよく解りました。

あと、ヒロインの女の子はちょっと現代っぽ過ぎる気がするな〜
それから顔のドアップが多すぎてちょっと観ててそこはしんどかった。

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星のナターシャ

3.5それなりに楽しめた

2017年6月15日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

前半にくどい演出があったものの、全体としてみれば良い作品に出来上がっていると思う。
キャストもあっているし、何より数日かけて実際に作られた序盤と終盤の生け花は圧巻の出来栄え。
大河ドラマや朝ドラが好きなら楽しめるでしょう。

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兵人@山に登り隊

0.5猛烈な眠気

2017年6月14日
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寝られる

2時間の上映で、戦いが始まるまで1時間30分はかかった。前半は爆睡した。映画の構成として、せめて30分くらいで戦いが始まって、それから勝ったように見せかけてどん底に落ちて、最後はやはり勝ちを収めるという構成が必要じゃないのか。ちょっと頑張ったら勝てましたじゃ薄すぎる。

映像もいかにもスタジオで撮りましたみたいベタッとした照明があったり、チープなTVドラマみたいな映像がちらほら。

萬斎の演技も上手いんだろうけど(顔芸とか)、好きにはなれなかった。

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horizont

5.0日本人でよかった

2017年6月13日
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鑑賞方法:映画館

華道ってよく分からない世界でしたが
この映画を観て花の美しさ、その美しい花を
人の手で新たな命の息吹を与えると言う世界を
知る事が出来た作品です。
生けた花が映し出される度に笑顔になってる自分がいました。
その美しさと力強さで秀吉の心が動かされたのも
納得。

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しげぼん

4.5浮かび上がる梅の花

2017年6月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

様々な登場人物の在り方が描かれていると思います。
老人も子供も専好にとってかけがえのない人達
池坊専好と利休対象的な生き方!
物にはいろんな側面があること
権力者からの重圧にも屈しない
生き方の美しさ
今思い返すとあの梅の演出が映画のエッセンスのように感じます。
時間をかけてじわじわ感動します

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ヌルパン

2.5う~ん…

2017年6月12日
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何度も寝てしまった。
生け花がすごく良かった…
ちょっとクドイ演技に疲れる。

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kyocool

3.0初代池坊専永の生き様に感動しました

2017年6月11日
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知的

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碧音 樹

2.5ストーリはダメ

2017年6月11日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

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カンタベリー

4.5一期一会

2017年6月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

 萬斎ワールド全開の映画である。この人の狂言の舞台を見たことがある人なら、映画の演技も舞台の演技と同じであることがすぐわかる。喜怒哀楽を極端に表現することで笑いや涙を誘う演技だ。
 この作品では、そこに茶の湯の侘びや寂びも加わるので、間がとても大事になる。ひとつひとつのシーンがゆっくり、ゆっくり進むのだ。それは茶の湯で主人の手元の動きを楽しみながら、茶の出来上がりを待つのに似ている。急いてもいけないし、気を抜いてもいけない。
 ジェットコースターのようにストーリーが進んでいく最近の映画に慣れた目には、面食らうほどのスローペースだが、やがてそのペースが心地よくなってくる。茶の湯の席で流れる時間が、日常の時間から隔絶されているのと同じだ。

 茶の湯の要諦は一期一会だ。一服の茶は無造作に飲まれて終わる。しかしその茶室でその一服の茶を飲むに至るためには、それまでの経緯があり、主人との出会いがある。主人にとっても、その客をもてなすに至った経緯がある。来し方を振り返り、行く末を案じる互いの人生の一瞬の重なりを、一服の茶に味わうのが茶の湯だ。
 それは、やはり短期で終ってしまう活け花にも通じている。消滅する美を人生の一瞬に重ねて、無限の時間と空間の中でその花を活けるに至った縁起を感じる。花の命と自分の人生が重なったときにだけ、その花を愛でることができるのだ。花は散るから美しい。

 この作品にはたくさんの出会いと、たくさんの別れがある。そのすべてが一期一会であり、主人公は出会う人、別れる人に「おおきに」を繰り返す。ひとつひとつの「おおきに」が全部異なるニュアンスで表現されるのは流石に萬斎である。佐藤浩市の利休とのやり取りにある「間」に、侘びと寂びを感じることで、観客はこの作品との一期一会を果たすことになる。

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耶馬英彦