「いかした車と悪役おじさんで幅広」アウトバーン Bluetom2020さんの映画レビュー(感想・評価)
いかした車と悪役おじさんで幅広
期待以上の映画に巡り合えるとうれしい。これもそんな作品。
物語は単純だけど、運転も体力も先読した計画力も人並み以上に優れた主人公の魅力満載。映画とはいえ、その危機管理と対応能力は爽快。
そんな主人公と重なって、欧州車が疾走するアウトバーンのワイドな映像は繰り返し美しい。市街地シーンも迫力十分。
そして、作品のレベルは二人の悪役おじさんの存在で2ランクアップ。それぞれタイプは違うけど、なんだか嵌って素晴らしい。さすがだ。特にアンソニー・ホプキンスの冷酷で激しい悪役ぶりがはまりすぎ。
花を添えるフェリシティ・ジョーンズも素敵だった。
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