「ありがちだけど心に響く。“人がバカをやる理由”。」アウトバーン 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
ありがちだけど心に響く。“人がバカをやる理由”。
【賛否両論チェック】
賛:王道のストーリーの中で、愛する者を救うために、巨悪に立ち向かっていく主人公の姿が、痛快かつ圧巻。迫力満点のカーアクションにも要注目。
否:物語そのものはかなりありきたりで、かつ荒唐無稽なので、ツッコミどころは満載。話にも結構無理があるか。
足を洗った主人公が、ヒロインを救う金を奪うために、大物に戦いを挑むという、言ってみればよくあるストーリーではあります(笑)。それでも決して強くはないケイシーが、素早い機転で危機を何度もくぐり抜けていく様子は、ハラハラドキドキ感満載です。
アクションもカーアクションを中心に、ド迫力のシーンが続き、思わず圧倒されます。
あまり深く考えずに、痛快なストーリーを楽しみたい、そんな作品です。
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