「娯楽作品としては充分楽しめるバカ映画。」アウトバーン 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)
娯楽作品としては充分楽しめるバカ映画。
ぶっちゃけバカ映画である。
難病の彼女を助けるために再び仕事に手を染めるというのは良いんだが、絶対に救うという表現がもう笑ってしまうし、堅い内容でも全くない。
ラストもクダラナイ。
だけど、これが意外にドラマが一応あるから嫌いになれない。
それに下手なハリウッド作品よりもスピード感があるし、メリハリも上手く、緊迫感が意外にあって終始飽きない作り。
笑いも意外にあって〈ベンキングズレー〉のキャラがいちいち面白かった。
カメラワークも意外に凝っていて脚本も意外に捻ってあり、派手なだけで終わらない娯楽作品になっている。
〈アンソニー・ホプキンス〉と〈ベンキングズレー〉の顔合わせもあり、なかなか贅沢な作品だった。
主題歌も結構良かった。
正直、見終わった印象としては薄かったが、見所はたくさんあり、もう一度見たいと思える作品で面白かったです。
それにしてもフェリシティジョーンズがこういう作品に出るのは意外だったが、金髪が終始違和感があった・・・やっぱり黒髪が一番だな・・・
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