劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] I. presage flowerのレビュー・感想・評価
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原作理解の深いアレンジが見事
原作ゲームの3つのストーリーの中でも特に陰鬱なのがこのHevean's Feelだが、本作は原作以上にその暗さを際立たせている。主人公は他2つのルートでは一貫して、大勢の命を救うことを良しとしてきたが、この物語ではそれが唯一反転して、大勢の命よりも一人の女性を取る選択をする。
3部作の1章なので、テーマが深く描かれていくのはこれからだが、張り詰めた緊張感の中で淡々と、地獄が顕然する前触れをしっかりと描いていた。映画オリジナルの構成、特に冒頭にヒロインと主人公の馴れ初めを持ってきたのはファインプレーだった。
あのエピソードがあるのとないのとでは、2人のドラマの重みが全く変わってくる。運命の日(本編開始の日)よりも前から2人の物語は始まっていたからこその、このHFの主人公の選択があると、作り手もよくわかっている。原作理解が深いからこそのアレンジ。
謎の多い始まり
原作は一切の知識なし、アニメ版はFate Zeroはおもしろかったが、stay nightはいまいちな印象だった。(UNLIMITED BLADEWORKSは好きだった)
それに比べて、このタイトルは(前よりも若干知識があるのもあるが)スピード感もあり、程よい謎もあり、先が気になる良作。
勉強不足でした
2021年2月14日
#劇場版 #Fate/ #staynight [Heaven's Feel] Ⅰ. presage flower (2017年)鑑賞
大人気ヴィジュアルノベルゲーム
最終ルート
桜ルート
聖杯戦争
マスターとサーヴァント
分からない人は、勉強してから見るべき映画でした!
鬼滅の作画どうこういうならこれを見て!
鬼滅の映画を見たらこっちも見たくなり久しぶりに鑑賞。
テレビシリーズはステイナイトシリーズのみ鑑賞。
ufotableさんの作画はやっぱり化け物級。大迫力のアクションから表情の微妙な変化まで丁寧に描かれています。特にランサーとアサシンの超高速アクションはランサーの動きをカメラで追いかけていくようにとられていてまるでそこにいるかのような迫力がテレビでも伝わってきました。
物語も面白いけど一見さんはお断りかな。「前のシリーズは当然見てるよね。」と言わんばかりに大胆に大事な部分をカットしています。でもheven'sfeelオリジナルストーリーが面白い面白い。ストーリー部分は桜と士郎のラブストーリーに力を入れている印象です。序盤から桜はかなり士郎に好意を寄せているため1作目からキュンキュンさせてくる場面が多いです。敵のアサシンと間桐蔵硯のキャラ達もキャラが立っていて魅力的です。
fateは面白いので是非たくさんのシリーズを見て欲しいですね。個人的にイリヤがすごく好きなので「プリズマ☆イリヤ」が好きです。
アニメを視聴してから見るべき!めちゃ面白いから!
Fate Zero→Fate/stay night ubw→Fate/stay night hf
という流れで視聴。
省略箇所が多いため、
Fate/stay nightを観ていない人にとっては、
??となると思う。
ただ自分のようなFate Zeroを見てから、
stay nightを見た人にとっては桜は気になってしょうがないはずなのでそういう意味でとても興味深い映画でした。
鬱展開もほとんどなく最後まで楽しく見れた。
次作がとても気になる。
奥底に隠れているヲタク心揺さぶる
まず最初に何故Fateについて無知は自分がこの作品を観ようしたのか。
それは主題歌を歌うAimerである。
もうすぐ公開される3章目で彼女の歌を映画館で聴きたいからFateを観ようと思った。
しかし評価高いし観るからには作品を楽しみたい。
だがこの作品は予備知識無いと理解不能な作品となっていると耳にした。
そして情報収集した結果、Fateの凛ルートは最低でも知らないといけないとの結論に達した。
しかしアマゾンプライムも観れないしアニメ全話観る時間もない。
ってことで凛ルートのネタバレ解説サイトを読んで予習することに。
結果、若干分からないところがあったが8割は理解できた。
アクションは評判通りとても迫力がありストーリーもしっかりしていて楽しめた。
しかし終わり方的にも文字通り序章に過ぎない感じだった。
とはいえアニメには劇場のSFアニメにしか興味がないただの映画好きをFateに惹きつけるには充分な出来だった。
もちろんAimerの花の唄もこれほどないほど映画にフィットしていていつも聴いている曲と違うように思えたくらい最高でした!
しかしFate=ヲタクアニメと思っていた自分がFateを好きになってしまったのは、どうやらヲタクだと認めなければならないのかも?
OP処理は残念だけど、覆す要素が見事。
一言"唖然"に尽きました。『[UBW]』の突き詰めた活劇要素も見事でしたが、自分は『[HF]』派です。人間ドラマがスゴく好きです!
ただ一人生き残った。
そこで何かが壊れた士郎。
ただ一人背負わされた。
それゆえ何かを諦めた桜。
この二人の、恋とも愛とも形容できない姿が好きです。淫夢で桜を意識しちゃう士郎の姿も何か好きです(あそこで士郎も男子なんだと安心しました。いや本当に)w
魔術師間の"常識"により、桜の人生は狂ってしまった。だから常識外れの士郎は頑張って欲しいと思ってしまった(そこのドラマ運びも上手い)。
『【UBW】』はトリックスター、道化紛いに過ぎない慎二もここでは士郎に色んな思いを抱いているのが分かって良かった。ライバルだと認めたいから、自分に反抗して欲しいのに、達観して受け入れるから、ますます士郎にイライラする。そんな慎二の一面を初めて見れて有り難かった。
と、こんな風に思ったことを書いてみたけどセイバー召喚、初陣あたりをダイジェストにしたのは残念。まあやむ無しだと思うけど、あそこで固定ファンだけに絞ったような気がしてて、勿体無いなスゴく感じた。
でも傑作だということはやっぱり揺るがないと思う。来年春の完結編も早く見たいな。辛抱辛抱!
アニメ好きならお願いだから観て!
と言いたくなるほど良かったです。
UBW編を観てないとちゃんと楽しめない点は否めず…情報量が多いのでどうしても一見さんには厳しく感じると思います。(ZERO観てるとなおよし?)
戦闘アニメーションがとにかく素晴らしいです。
魅入ります。
正直、ファンタジーアニメに激しい戦闘シーンは食傷気味…なのですが。
描き手作り手のこだわりが画面いっぱいから伝わり、迫力が圧倒的でした。
構成バランスも素晴らしいです!!上手くまとめてくださっていると思います。
二章を確実に観に行く魅力がありました。
Fate/stay nightの裏街道かつ集大成
極上の映像美で紡ぎ出されるFate/stay nightの裏街道かつ集大成。軋み始める聖杯戦争。他ルートで華々しい活躍を見せたサーヴァント達が次々と退場していく背後で蠢く不気味な影。
原作ゲームの共通ルートに当たる聖杯戦争導入部分を大胆に省略する一方、原作にはない士郎と桜の馴れ初めの前日譚が丁寧に描かれており、視聴側が間桐桜というヒロインに自然に感情移入できるようになっている。
明確なパーソナリティを持つセイバーや凛に比べて桜ちゃんという子は凄く難しいと思います。朗らかで健気な「明」の部分と、ドス黒く業の深い「暗」の部分の微妙なバランスの上を綱渡りするように彼女は日々を生きている。けれども、その危うさこそがまさに桜ちゃんの持つ特異的な魅力だったりもするわけです。
そしてもう一つの見所は慎二の描かれ方でしょう。自己愛に塗れた度し難いクズっぷりは原作同様に相変わらずですが、映画ではその裏にある士郎に対する幾重にも屈折した甘えにも焦点が当てられているのは注目すべき点です。
序盤から飛ばしてくる笑
しろうが襲われた時のシーンがかなりカットされていて、知らない人が見たら何これ、と思うかも。ですが、面白いのでいいと思います。他のFateシリーズを観てからの方がいいかもしれません。
まだ1部だけど映画館で観て良かったと思えた
毎週放送のテレビアニメでのufotableのクオリティには本当にいつも驚かされていたけれど、劇場版はもうさらに感動しきり…
回想シーンは涙なしには見れない…心情の描写がとても丁寧だった。
基本のストーリー展開は知ってるから省かれても迷子になることはなかったけれど、かなりスキップされるところもあったかも…
それでも大事なところを描く方に注力してるスタイルはそれはそれで良かった。
4DXで観たから戦闘シーンの映像と相まった迫力があって、しかも無駄に動きすぎない演出で良かったです。
あと雪のシーンは本当にポイント。
エンディング曲が途中途中でアレンジ変えて使われてるのも良かった…
早く続きみたくて仕方ない、やっぱりFateの原作シリーズ大好きです…涙
完全にファン向きの出来
ある程度ストーリーがわかっていたので思い出しながら懐かしみながら鑑賞。
本編序盤の展開は完全にスキップ
なのでちょっとあやふやな状態で観てました。
あまりにも久しぶりだったので個人的には情報量が少なかったように思います。
戦闘シーンについては申し分なし。
あとヒロインも非常に良さが出てました。
実に見事
製作は安定のufo。stayでは一番好きなルートだけに私の期待感はすごかったです。
いや実に見事でした。
原作をなぞるだけでなく、かなりのアレンジを入れてきてるのですが、それが秀逸です。
何しろ見た事の無いシーンを違和感なく、それでいて掘り下げるように見せてくれるのですから。
それでいて、押さえるところはきっちり押さえているので観ている時の高揚感がすごいです。
サーヴァントの戦闘シーンなどはとんでもない躍動感で、本当にすごい。
そして一番に気を使っていただろう麻婆のシーンなどは、ものすごい力が入っています。
「食うか?」その一言の圧がものすごい。
我慢してましたが笑ってしまいました。でもこの緩急が「stay」なのですよね。
あと個人的に雪の描写が本当に素晴らしかったです。
アニメーションでの雪のシーンで息を呑んだのは、「劇場版 超人ロック」「秒速」そしてこの「stay HF」になります。本当に美しかった。
全三部作。まだ始まったばかりなので、続編もたのしみでしょうがありません。
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