「誘導」フレンチ・ラン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
誘導
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イドリス・エルバ無双を感じさせるほどアクション満載でした。冒頭のストリーキング女性からの爆弾犯人に騙されていたゾーイ(シャルロット・ルボン)と、はめられることになってしまったマイケル(リチャード・マッデン)。黒幕の正体も序盤からわかってしまうが、手下も手練れの強さを見せ、人数の差で圧倒的に不利なCIA捜査官ブライアー(イドリス・エルバ)たちだった。
そしてCIAの仲間であるカレン(ケリー・ライリー)も騙され殺されてしまうが、マイケルのスリテクニックとずる賢さで何とかカバー。まぁ、スピーディな上に映像の切り替えも早くてついていくのが精一杯だったけど、腐った警察幹部たちが破滅の道へと進む典型的なフランス映画だったから予想しやすい。それにしても悪徳警官の出てこないフランス映画って存在しないんじゃないの?と、しみじみ思う。
アクションで最も凄いと思ったのは、序盤の屋根の上での逃亡と格闘シーン。あとは編集の妙で、上手いこと仕上がっていた。
邦題がちょいとダサいので、バスティーユ牢獄襲撃というフランス革命の意義なんてのがぼやけてしまっているのが残念なところ。
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こころさんのコメント
2022年11月11日
kossyさん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
リュック・ベッソン…未だ数本しか観ていません。大変な職業のひとつだと思っていますが、警察組織の腐敗…怖いですね。。