劇場公開日 2017年4月7日

  • 予告編を見る

LION ライオン 25年目のただいまのレビュー・感想・評価

全256件中、1~20件目を表示

3.5Google Earthがもたらす視点

2021年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

長距離電車に偶然乗り込んでしまい、家から遠く離れたカルカッタで孤児として保護され、オーストラリアに養子として渡った子どもの数奇な運命を描いている。インドは複数言語が存在するために小さな子どもでは意思疎通が測れないこともある。ストリートキッドと間違われて孤児院に預けられるとオーストラリアに養子として南半球にまで行ってしまう。
とても良い夫婦にもらわれた彼は幸せに暮らし、立派に成長したが今もインドのどこかで帰りを待つ母がいある。そんな母を探し出すために、おぼろげな記憶とGoogle Earthで故郷を探し出す。
物語も感動的で良いが、テクノロジーと視点について考えさせられた。Google Earthというのは改めて、世界を狭くしたというか、繋げたというか、とにかく人に超俯瞰的な視点を与えたのだなと思う。視点という点から考えると革命的なサービスだったのだなと改めて思わされた。映画は視点の置き方が非常に重要な媒体だが、Google Earthのこの超俯瞰的視点をここまで重要な要素とした扱った映画はこれまでなかったかもしれない。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
杉本穂高

3.5ルーニー・マーラの存在をもっと生かせたはず

2017年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

学生になった主人公が出会う恋人を、「ドラゴン・タトゥーの女」のパンキッシュな天才ハッカーから「キャロル」の同性愛に目覚めるデパート店員まで幅広い役をこなすルーニー・マーラが演じているのだが、正直物足りない。二人が出会ってから付き合うようになるまでの過程や、サルーが故郷探しに没頭して不仲になるくだりが、割に淡々と語られる。本来ハードルが高い異人種間恋愛だから、障害を乗り越えるだけの何かが二人にあったはずだし、それをサルーの生い立ちから形成された人間性と結びつけて描くこともできたのではないか。実話ベースのドラマとはいえ、そうした脚色があれば、全体のテーマに恋愛エピソードもうまく絡んだと思う。

オーストラリアの白人夫婦がなぜインド人孤児を二人も養子に?という疑問の答えが、ニコール・キッドマンが演じる養母の夢の話で明らかになるのだけど、ここのスピリチュアルな感じが印象的だった。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
高森 郁哉

3.5兄の気持ちを思うと

2024年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

技術の進歩が幸運に作用した。
あんなに幼い子であれば明確に村の名前や母の名前を覚えてなくとも仕方ないのだが、何より同じ国内で言葉があまり通じないというのは、こういうことなのかと初めて実感を持って感じた。日本に住んでるとこの感覚はないのでカルチャーショック。

不幸中の幸いで彼は無事成人して大学にまでいけた。しかしそこまでの間に出会った、子供達を襲う容赦ない現実に心底ゾッとした。こんなにも世界の子ども達は危険の前に晒されているのか。

ずっと弟と離れてしまった兄は、自責の念と心配に胸が押し潰される思いであろうと気になっていたが、ああ…。どうりで再会の場面が、あれ?と思ったわ…。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
こまめぞう

5.0これぞ映画

2024年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

めちゃくちゃ胸に来る。とても言葉に表せない。実話というところがまた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あさみ

4.05歳の記憶すごいな

2024年3月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年3月9日
映画 #LION/#ライオン ~ #25年目のただいま ~ (2016年)鑑賞

5歳の時に迷子になり、オーストラリア人夫婦の養子として育てられたインドの少年が、大人となりGoogle Earthを駆使して生家を見つけ出し、25年の時を経て実の家族との再会を果たした奇跡の実話

GoogleEarthすげぇな

コメントする (0件)
共感した! 1件)
とし

5.0確かに名作

2023年8月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

最初の少しを超えると、とても引き込まれて最後まで、集中してしまう。

静かなきもするが、退屈はしない。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シャカ

3.5❇️悪い事起きないでと願う親心❗️幼少時代可愛すぎる❤️

2023年8月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

幸せ

LION

1986年🇮🇳インドのカンドア〜西ベンガルのカルカッタ(カンドアから1600キロ)
1987、2010年🇦🇺オーストラリアのタスマニア州ホバート
2008年🇦🇺メルボルン2012年カンドア

5歳の弟思いの兄貴と仕事を見つけに遠出した先で迷子になってしまう弟。
危険な目に遭いながら施設に入り、養子として不自由なく大人になった。

しかし今も探していると思われる兄や母親の事を考えるとでGoogleアースで長年探す事に没頭していく!

25年の歳月が流れていく!

記憶を頼りに故郷や母親を見つける事はできるのか?

◉80D点。
❇️兄と揚げたお菓子を食べるシーンが観たかったなあ〜
★彡とにかく子役の子可愛かったです。

🟡見所5!
1️⃣子役の子が可愛くて心配すぎるて親心がMAXに!

2️⃣悪い事起きないでとひたすら願う🤲
★彡逃げろ!逃げろ!ってなっ😢

3️⃣素晴らしい恋人とすら別れ故郷探しに没頭していく!

4️⃣素晴らしい里親との出会いと苦悩

5️⃣エンドロールでの実際の映像に癒される。

😨🫣👦🏽👩‍🦳👱‍♂️🧕🏽👨🏽‍💻🚃🛤️

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シネマを喰らう

3.0実話をインドとタスマニアの景色が盛り立てる

2023年7月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

実話ということで、ある程度想像通りの展開ではあったが、次から次へと立ちはだかるハードルにより最後までハラハラドキドキで飽きずに観れた。
舞台の景色の良さと里親の温かさがとくに印象的だった。また80年代ってまだこんな時代背景だったっけ、というのも意外な発見。
観ていてずっと気になっていた題名の由来だが、ラストに明らかになったのはなかなかオツな演出といったところか。
ところで、兄弟のチャリ2人乗りシーンは、往年の名作のオマージュ?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いけい

4.525年分の感動

2023年4月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

幸せ

25年ぶりの感動の再会の実話、そりゃ泣かずにはいられないでしょ。里親夫婦くの愛の大きさにも感動しました。
デブ・パテル、いい役者さんですね。

コメントする 2件)
共感した! 17件)
光陽

4.0せつなくもよかった、

2023年4月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

親といること、いつもメシが食べられること、が当たり前ではない。
当たり前でないことが当たり前にすごせる日々に感謝しないといけない。

インドは、人口が世界一となった今、それでもまだつらい思いをしてる子供たちが多いとのこと。
やるせない。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
けい

3.0サルーはスーの覚悟をみくびっていた

2023年1月23日
Androidアプリから投稿

二人の母親の、耐えて待つ姿勢の愛情に感涙。養母スーの悲しみはサルーが隠れて実母を捜していたことによるものではなくて、自分がそれを明かされたら怒るだろうと見くびられていたことに対してだと思う。サルーは罪悪感に一人悩んでいないで、さっさと養母に打ち明ければよかったのだ。

移動距離が長いと、まるで外国に来たように言葉が伝わらなくなるインドの広さ、また孤児を取り巻く環境の悪さに驚く。サルーの兄のエピソードが衝撃的で悲しい。せっかくのキャスト、ルーニー・マーラが生かされておらず、ちと惜しい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
REX

4.5映画で初めて泣きました

2022年9月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

怖い

とても面白いと思いました。
テンポ良く物語が進み、この後どうなるんだろう‼︎ってハラハラもしていたので、深く見入ってしまいました。
世界で起こってる悲しいことを改めて実感しました。
あまり重要ではありませんが、題名にある「ライオン」の秘密も思っていたのとは違ったので驚きました。
見るかどうか迷ってる方は物は試しと思って一回見てみることを強くお勧めします。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
BP

3.53.5

2022年9月19日
iPhoneアプリから投稿

日本では考えられないようなことが
インドでは日常的に起こっていることに驚く。
前半のサルーが迷子になり、たった一人で
見知らぬ地を生き抜く姿はとにかく辛い。
たった5歳にして壮絶な経験をするサルー。
しかしサルーだけではなく、多くの小さい子供たちが
想像もできないほど苦しんでいた。

裕福な家庭に引き取られることが幸せではない。
自分が生きてきた現実とあまりにも違うことに、
心が対応するのは難しく、
それほど幼い子供たちが負ってしまった
心の傷は大きいことが分かる。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
さあああん

3.5邦題はなんとかならないものか・・・

2022年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

「キャッチコピーは「迷った距離1万キロ、探した時間25年、道案内はGoogle Earth」とのことだが、主人公サルーが唐突に故郷のことを思い、ルーツを探し出すのはなんか違和感があった。それまでの20年は何も考えなかったのか?とか。
サルーはさらわれかけたものの、運よく里親に引き取りされたが、その養子縁組制度とて、裏では多額のお金が動いているのが現実で、美談だけでは世の中成り立っていないと思う。
Google Earthで故郷や実家を探すのは面白いけれど、第三者が悪用できるツールでもあり、こわ感じもした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ふーてんふーてん

2.5魔法だよ!貧困の底の光。グーグルアース。

2022年7月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

幸せ

内容は、場所はインド年間8万人とも言える行方不明者の一人となる兄弟の弟サルーを主人公とした25年振りの肉親と再開を果たす物語。好きな言葉は『兄ちゃん!揚げたお菓子買ってきて!』『ジャルビか?!』この言葉がミッドポイントとなり自分の故郷探しの起点になります。その場面が非常に印象が深かったです。自分の生い立ちや薄れていた行方不明になった昔のイメージを思い返すあたり結果はわかりますが、ドキドキしました。好きな場面は、行方不明者になり誰も助けてくれない所から、優しい女性に助けられて人身売買の商品になりかける所が日常に行われている行為の一部なんだなぁと感じた。映画内通し、サルーの運の良さには驚かされっぱなしでした。これは映画化された稀有な例で、行方知らず亡くなったかも知らない人々が沢山いることの恐ろしさを感じました。タスマニアの夫婦に大切に育てられ大学生になり20年後再び自分のルーツをたどり始める『揚げ菓子のジャルビを口にし』昔の記憶に取り憑かられるシーンが良かったです。そしてグーグルアースの CMかと思う程、地球が小さくなった事に驚きました。あの時提案してくれた友達は殆ど助けてくれなかったのは残念でしたが、最後には無事実母と再会出来て良かったですが、一つ間違えば売られて死んでたんだろうなあと思います。『お母さんが石拾いを🪨?!』って言う卑下される場面が多々あり貧乏が悪い様に書かれてますが貧困ではなくこれも運が良かったなぁ。最後にお兄さんは弟を探して事故に遭ったのかも知れません。そんな事を考えると行方不明者になったあの時からお兄さんが見守ってくれたのかもしれないと思うと運の良さも頷けました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
コバヤシマル

4.0自分が無事だと親兄弟に伝えたい

2022年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

デーヴパテール扮するサルーブライアリーは、子供の頃に駅で眠り込んで置き去りにされたあげく回送列車に乗り込んでしまって1600kmも東へ来てしまった。サルーは、知らない所でさまよい歩きオーストラリア人夫婦に助けられた。

大人になったサルーは経営学を学び、友人に迷子になった話をした。記憶が断片的に蘇りサルーはグーグルアースを開いた。

実話だそうだが、よくぞ迷子で生き残ったものだ。何不自由ない生活を与えられたサルーだが、25年前に迷子になった故郷を思うといても経ってもいられなくなった。何としても自分が無事だと親兄弟に伝えたい。

育てのオーストラリア人ママにニコールキッドマン。趣深かったね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
重

4.0本当の名は獅子男

2022年6月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

公開当時、某テレビ番組で映画の元ネタを紹介してて、映画を見なくてもいいか、と思ってしまった。でも、やはりテレビよりも、当然エモーショナル。たった5才の幼子が、寝るところ、食べるものを探してさまようなんて、もう涙がちょちょ切れる。しかし、よく無事に生き延びたなあ。勘がいいというか、危険を察するアンテナが強いというか。子供は弱いから、どうしても大人を頼ろうとする。その気持ちを利用する悪いヤツがいる。サルーはちゃんと判断できたからすごい。私ならすぐさらわれて臓器を売られちゃうな。

事実は小説よりも奇なり。

NHK BSプレミアムの放送にて。

コメントする 10件)
共感した! 10件)
ぷにゃぷにゃ

4.0泣いた〜

2022年6月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

Googleで生まれ育った場所を見に行くことあるけど、感動するよね〜。小さい頃のおぼろげな記憶が蘇ってくる。感動したなー。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
とたすけ

4.0こんな涙ちょうだい、大好き! ニコール・キッドマン、いつ見てもきれ...

2022年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

こんな涙ちょうだい、大好き!
ニコール・キッドマン、いつ見てもきれいやな(^-^;

コメントする (0件)
共感した! 0件)
aboy

4.0いい映画です

2022年5月5日
PCから投稿

実話らしいですが、ストレートに良い映画です。
お話はベタといえばベタですが、予想通り感動して泣きそうになります。
特に題名の意味がわかったとき、また泣きそうになる。
キッドマン選手、初めてなかなかいい女優だと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
越後屋