「目を背けたくなる現実」LION ライオン 25年目のただいま r oさんの映画レビュー(感想・評価)
目を背けたくなる現実
文盲の母、幼い子供が労働や盗みを働いて得られるのは不衛生な牛乳。家族思いな子供たち。物語前半の描写は、自分がどれだけ恵まれているかを再認識させられる。大人になった主人公の、何もかも恵まれた生活に対する「吐き気がする」のセリフが印象的。
今もなお世界でこのような現実があることをなんとなく知りながら、他人事として生きている自分への嫌悪感を感じた。
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文盲の母、幼い子供が労働や盗みを働いて得られるのは不衛生な牛乳。家族思いな子供たち。物語前半の描写は、自分がどれだけ恵まれているかを再認識させられる。大人になった主人公の、何もかも恵まれた生活に対する「吐き気がする」のセリフが印象的。
今もなお世界でこのような現実があることをなんとなく知りながら、他人事として生きている自分への嫌悪感を感じた。