「なんとも幸運な男の子のストーリー。感動感動はさておき、こんなラッキ...」LION ライオン 25年目のただいま まるぼにさんの映画レビュー(感想・評価)
なんとも幸運な男の子のストーリー。感動感動はさておき、こんなラッキ...
なんとも幸運な男の子のストーリー。感動感動はさておき、こんなラッキーに巡り合わなかった子供たちが8万人。地下道で段ボールを譲ってくれたあの子たちも、孤児院にいた他の子たちも、みんなどうなったかな。
迷子になっただけなのに、どうしようもなく、誰も助けてくれず、本当に帰れなくなる。殺されたり道具にされたり、孤児院で虐待されて終わってた可能性のほうがずーっと高かった。
しかもついこないだの話。
日本のわたしには信じられないけど、たくさんの国で今現在も起きてる現実。
私がちょいと手を貸せば助けられる子供がいるってことを突きつけられた。
まあでも何もしないんだけどね。
養親となった二人の考えには共感。もう新しい子どもなんて産まないほうがいいんじゃないだろうか。
あと彼女とのアレコレはどーでもいいから、マントッシュのことをもっと掘り下げて欲しかった。孤児院での虐待が原因なんだろうし、そういう子どもを引き取って育てるということを、きちんと描いてほしかったな。
しかしお兄ちゃんかわいそすぎ。
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