劇場公開日 2017年4月7日

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「あの子をずっと観ていたい♡!」LION ライオン 25年目のただいま ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0あの子をずっと観ていたい♡!

2017年5月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

最初の最初、何で迷子になったかってとこで、不覚にも睡魔(笑)。あのくらいの年なら電車に乗った時点でギャーギャー騒いで降ろしてもらうよな〜?とか、のんきに寝ちゃったりするもんかなぁ?と、色んな疑問が湧きましたが、冒険願望は男子なら誰にでもあるもの?

それに、駅の窓口で小さい子があんなに騒いでたら、大人はもっと何とかしてくれようとしないかな?と思いましたが、それは先進国の発想なんでしょうか。文化の距離を感じたとこです。あんなに可愛い子が困ってたら、きっと日本人なら何とかお母さんを探してあげるような気がしました。

まぁ、結局あの子の可愛さにやられて話に入り込んでしまいましたけどね。しかも、大きくなったサルー…そうか、スラムドッグ〜に出てたあの子かぁ、大っきくなったわ〜(笑)。でも、ちょっと顔の系統が違うよなぁ。

インターネットとかグーグルとか、文明が発達し過ぎて、人が横着になっていくような気がしてましたが、グーグルとインターネットがあったから、お母さんのところまでたどり着けたんですよね。それも裕福で知的な教育を受けられたからこそ。サルー君が動かなかったら、絶対に会えなかったでしょう。

国の成熟度や生活の格差、言葉の壁、子供の扱い…色んなことを学びました。インドって数学教育も進んでるし、IT大国で、英語もみんな話せると思ったけど、ああいう田舎では別の国が存在してました。

それにしてもエンドロール中に立ち上がってちんたら歩くのはやめてください。最後の最後に余韻に浸るためのメッセージが出るのに、よく見えないわ、イラついて興醒めでした。せっかくの最後の泣きの場面だったのに(♯`∧´)。

ゆ~きち