「実話の映画化」LION ライオン 25年目のただいま ピロシさんの映画レビュー(感想・評価)
実話の映画化
インドでは年間8万人もの子供が行方不明になってんですね。そして子供をさらって売り飛ばすなんて描写も生々しかった。
オーストラリアの心優しく裕福な家庭に養子として迎えられ不自由なく青年期を過ごしたんだと思うと、サルーはある意味とても運が良かったんかな。
迷子になってから収容所みたいなとこに一旦移されるんだけど、そこで出会ったアミタという娘が運が必要と言っていたのがとても意味深でしたね。
幸福な時間を過ごす中で忘れていた自分は何者かという疑問にふと気づかされ過去を思い出していく、産みの親と育ての親の思いの狭間で揺れ動くサルーの心情がリアルに描かれていましたね。
タイトルになぜライオンと入っているのかも最後に解けました。
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