シング・ストリート 未来へのうたのレビュー・感想・評価
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『この国の芸術家はこの国を出ないと鬱になる』
デュラン・デュランの『リオ』は聴いたことあるが、どうしても、ビジュアル系のバンドと俯瞰してしまう。
時間が経過するにつれて、少女の化粧が変って行く。僕はそれがこの映画のテーマだと思った。最初の少女と同じ少女には見えない。
『カーマは気まぐれ』のボーイ・ジョージ風の化粧も登場。
途中、少女が化粧を落とす話面があるが、その少女が一番輝いている。誰も見てないけどね。
『TO FIND YOU』
I was on my way to find you.♥
そして、
『BROWN SHOES』
音楽以外にゴーストバスターズとかバック・トゥ・ザ・フューチャーとかもあるね。
奥深い傑作な映画だと思う。出てくる音楽もほとんどオリジナルの様で流石だと感じた。
追記 兄貴 主人公 少女 の関係が『小さく恋メロディ』のよう。
さて、だがしかし、ともかくヨーロッパは1985年から、どんどん落ちて行く。歴史がそう言っているのだから仕方ない。つまり、この島を出ても鬱になる可能性があると言う事。
そして、今あれだけ景気の良かったイギリスに暗雲が立ち込め始めている。何が原因か?戦争と言う者がほとんどだと思う。
全く違うと断言して置く。まぁ、未来の事ゆえ、どうなるか分からないけどね。
しかし、邦題はネタバレしまくるね。もっとあっさり題名をあげて貰いたいね。
また、IRAの武装解除の確認が取れたのが、2005年であり、1985年はまだ、また、くすぶり続けている。
『夕陽のギャングたち』と言うセルジオ・レオーネ監督の映画をご覧あれ。
Raphina 〜 僕は泣きそうになる
年上の女性に恋心を抱く男子高校生コナーをフェルディア・ウォルシュ = ピーロが瑞々しい演技で魅せる。徐々に輝きを増す姿が眩しい。
モデルを目指す年上の女性ラフィーナをルーシー・ボイントンが演じる。
若い二人のデートシーンに胸キュン。自転車のシーンもいい 🚲 🌱
兄貴( ジャック・レイナー )からのアドバイスが鋭い。ー 「 学芸会に 」
BS松竹東急を録画にて鑑賞 (字幕)
君といれば、無敵
不況に喘ぐアイルランド
家庭の経済的な理由で転校することになったコナー
学生たちの素行は悪く、校長の統治も粗暴
ある日学校の前でモデルを目指すラフィーナと出会う
そこでバンドを作る決心をし、日々活動に取り組む
MVの撮影を通して互いに信頼を深めていくが、ラフィーナは別の男とロンドンに、両親は離婚、兄は荒れていった
ラフィーナは男に騙されアイルランドに戻ってくる
コナーはギグにバンドとして参加し想いを歌にする
コナーとラフィーナは兄に見送られながらあてもなくロンドンへ発つ
作曲や歌い出しのシーンからミュージカルに移るシーンが素晴らしい
中盤のコナーの理想が詰まったシーンには心動かされる
何より兄役のジャック・レイナーが素晴らしい
環境に反発しながらも弟を支え、夢を託す姿を見事に演じている
あれ?レビュー書いてない?
書いた気がしてたけど。
こんなに大好きなのに、書いてなかった自分を責めたい。
一昨年だったか、ネットでたまたま観て、もうハマったハマった。
(大きなスクリーンでも観たくて、キネマ旬報シアターにもわざわざ観に行った)
ジョン・カーニーの三大?作品の1つだけど、これが一番好き。
シング・ストリートのメンバー、全員が愛おしい。
当時の懐かしい音楽と、オリジナルの曲。織り交ぜ方が絶妙で、どれも良くて何度も聞いてしまう。
アイルランドを出て行ったあと、どうなったかなんて野暮なこと(めっちゃ気になるが)を言ってはいけないかもだけど、バンドメンバーは救われたのか?みんなダブリンで幸せな人生を?送れたならいいな。
お兄ちゃん!ミッドナイト・サマーで全裸に(笑)なってたけど、兄弟の関係も、世界共通のあるあるかも。長男は大変だよね、と。
しかしあれだけアドバイスしていたブレンダン、最後まで弟のギグを見に行くことがないというのも心憎い。
体育館での妄想(笑)ダンスシーンが素敵で切なくて大好きである。
多分アイルランド好きなんだと思う、自分。
この後もいくつか観たけど、なんか郷愁を覚えるのはなぜだろう。
あー何度観てもいいわ〜。
【窮屈な生活環境、学校生活を素晴らしきロック&ポップで乗り越えよう! 80年代ブリティッシュポップ&ロックに乗せて未来への一歩を踏み出す若者達の姿を描き出した作品。】
ー 舞台は1980年代半ばのダブリンの田舎町。ー
・コナーの両親はカトリック教徒だが不仲。その関係で不本意な転校(シングストリート高校)を余儀なくされる。
ー その高校の校風及び乱れた風紀が物語の後半を盛り上げる要素になってくる。ー
・コナー家の両親の諍い、馴染めない学校の校風、苛めっ子(彼の両親は酒乱)の存在。
が、コナー達が結成するバンド、”シングストリート”の音楽がどんどん良くなっていくのに合わせ、コナーの姿勢もどんどん前向きになり、好きな年上の女性ラフィーナ(ルーシー・ボイントン)との関係も深くなっていく。
・前半は当時のMVを彷彿とさせる映像が続く。(個人的に"Duran Duran"の”Rio"のMVが流れる場面で盛り上がる。)
・後半は、更に”The Cure”の”In Between Days”が大音量で流れ、更に更に個人的に盛り上がる。
コナーの化粧も、
”君、絶対に”David Bowie”だけでなく、”Japan”の”David Sylvian"や"Visage"の"Steve Strange"の影響を受けてるよね!”という位、ブルーのアイシャドウが濃くなっていく・・。
(懐かしき、ニュー・ロマンティックス・ムーヴメント・・。)
・コナーの兄ブレンダン(ジャック・レイナー)が実に良い奴で、
”フィル・コリンズを聴く奴は女にもてない!”という台詞に大いに共感し、(リリー・コリンズさん、すまない・・。)
コナーに対し、”お前が生まれる前、俺は両親の諍いのジャングルの中に道を切り開いてきたんだ!”という場面ではつい、”ぐっと”きてしまう。
・コナー達は、苛めっ子に対しても、バンドのローディにならないかと声を掛けたり、音楽を拠り所にして成長していく姿がとてもとても良い。
・ダンスパーティのシーンで、コナーがラフィーナを想って作ったバラード”君を探して”を歌う場面や(そして、彼の曲を別の場所で聴くラフィーナの涙する姿)、一転して校長の態度を糾弾したロック”茶色い靴”が響き渡るシーンも心に残る。
・そして、コナーとラフィーナは夢であったロンドンでの新しい生活に一歩を踏み出す。二人を暖かい眼差しで見送る兄、ブレンダンのガッツポーズ。
<自らの将来を自らの能力で切り開こうとする若者達の姿が眩しく、観終わった後の多幸感の余韻が素晴らしい作品。
是非、又”爆音”で見たい素晴らしき青春音楽映画である。>
<2016年8月12日 劇場にて鑑賞 地域的にセカンド上映だった。>
んー
ほっぺが赤い主人公可愛い。
なんだか評価が高そうな作品だったので
鑑賞しましたが、私にはあまりハマらなかったです。
beginagainはじまりのうた の監督で、同様かもしくはそれよりも面白かった!みたいなレビューを見てたのでかなり期待値が上がってしまっていたのかも。
いや、ただ単に音楽に元々あまり興味がなかったので、
解るべきシーンの理解が乏しかったのかもしれません。
ストーリーに関しては、夢を持つ少年少女が
自分の環境に押し潰されながらも奮闘していく姿を描いていて、勇気をもらえる…そんな話で、ありきたりだなぁ。って。
私はつまらない人間なので夢なんてものはないし、
周りに抵抗してまでも突き詰めたいものなんてない。
だから感情移入はできなかった…
ただ彼らが演奏する音楽は好き!でした。
すごーく心地よくって歌詞もすーっと入ってくる感じがしました。
この曲達は映画のオリジナルなのかな?
ところどころ聴いたことある曲が流れてましたね。
あまりにも心地よくて1回目は眠ってしまいました。
だけどちゃんと起きてから見直しました。
元気になる音楽映画
ボヘミアンを感じるくらいテンポもよく、楽しい。曲も良い。
最後に向かって、元気になる映画。
当時のフランスはかなり貧乏だったんだな。イギリスが憧れの存在だったのは知らなかった。
校長の恐怖としての存在、家族の離婚問題、兄の引きこもり問題、学校のイジメ、黒人差別。所謂課題が全てテンポよく表現されていく。それに対して若さと未完成さを持ちながらも、パワーのある曲が成長しながらハッピーエンドに向かっていくのは気持ち良さがある。
こういう青春系とてもすき。
でもラストが「全ての兄弟に捧ぐ」
ゴミクズの兄を持つ私からすればなんか萎えてしまった。
将来子供が産まれたら、兄の方に早めにこれを見せることにする。早期教育は大事。
サントラ欲しい。
はっぴー、さっど!
兄貴がいいキャラすぎる
上達する主人公と変わらない兄貴
イギリスへと船をこぐ主人公と
外から出ず玄関から日光を浴びる兄貴
自分が作った気流に乗る弟を殴る兄貴に涙ぐんだ
でもね兄貴、いつも憧れてて、自分の想像の中でもぼくを救ってくれるかっちょいい男は兄貴、貴方なんだ
ラストに流れる曲の歌詞と、「やった!」って叫ぶシーンが大好き。
良い兄弟の話だった
曲作りのシーンとかめっちゃええやん、
こんな青春送りたかった
欲を言えばバンド仲間にも焦点当てて欲しかった。
バンド仲間可愛い…みんな可愛い…
あ、でも映画の中でいじめっ子に手を差し伸べたの
伏線回収とは違うのかもしれないけど心に残った
面白かった!
最初の曲「リドル・オブ・ザ・モデル」のMVで腹抱えるほど笑ったけど、曲もどんどん良くなっていくし、エイモンも兄貴も良いやつだし泣けた。
あと化粧してないラフィーナが可愛い。
揺れ動く青春を彩るソングス
公立高校に転校になったコナーは、異彩を放つラフィーナと出会い、彼女に近づきたいが為にバンドをする事になる…。
「はじまりのうた」が良すぎたので観るのを躊躇っていた今作だったが、そんな思いはあっさり吹き飛ぶ傑作だった。
初めての曲「The Riddle Of The Model」は荒削りなサウンドだったけど、
2曲目の「Up」はメロディーも歌詞も輝いて素敵すぎる!直球ポップスでキラキラしていて、いきなり完成度高い!(笑)
「A Beautiful Sea」はクラップがナイス。
そして飛び込む彼女とキス、素敵すぎますって。
移り変わるコナーの心情から生み出されていく楽曲達が本当に秀逸すぎて。
両親の離婚が確定し、彼女は来ない。
「Drive It Like You Stole It」の思い描くMVが幸せで切ない。
「ララランド」とかでもそうだけど、決して実現することのない理想のシーンは輝いてるほど心に刺さります。
初ギグ!「Girls」がまた素敵で!
からの「To Find You」が沁みる。
ちゃんと最後は馬鹿騒ぎして最高に終わる。
ラストの明け方の海、3人の笑顔が映える。
…なんだかんだ言っても兄貴、あんた最高だよ。イエスっ!!
最高の青春ストーリーでした。
面白い見たほうがいい
ワクワクする青春ストーリー
いいなーやっぱりこういうのが好きだな
なかなかの個性的な男の子がいっぱいで楽しい
マネージャー的な子がかわいい
主役の子が最初は普通の感じたけどいい感性を出してきて面白い
最後の海に出るのは車か電車が良かったけど
お兄さんがいいやつじゃんって感動した
なんだか続きが見たい感じ
どの曲も心に残る
音楽を題材にした映画の中でも、この映画に使用されてる曲はキャッチーで耳に残りやすく、すぐに好きになってしまいました。
私は映画の内容よりも曲に惚れた。
当人達の青春も甘酸っぱく美しい。
たまらない名作◎
王道の青春映画!
気持ちの良い青春映画。
ままならない学生生活、ムカつく教師、大好きな女の子、気の合う友人と結成したバンド活動、両親の不和、世の中への鬱屈した感情――。
王道とも言うべき青春が切り取られて輝いてて、気持ちが良かった。
たくさんのバンド音楽が共に寄り添ってるのがまた良い。
海外音楽はあんま詳しくないからわかんなかったけど、古き良きバンドサウンド、当時のカルチャーの引用やオマージュがたくさん出てきたんだろうなあ(あ、バックトゥザフューチャーはわかったぞ)。
コナーの友人・エイモンが何とも言えない良い味を出してた。あとコナーのお兄ちゃんも。
古き良き悪キャラ・バリーも良かった。
主人公コナー役の彼は赤いほっぺたが少年っぽくてとってもチャーミング。コナーくんは兄と見たMVアーティストにあからさまに影響されまくってたのも可愛い。笑
そしてなんと言っても一作目のシングストリートのMV。あれは思わず笑った!絶妙なダサさ&素人感。笑
コナーのお兄ちゃんに「彼女がいなければ奇人の集まりだ」って言われてたのも納得の出来なんだけど、しかしそこが良い。
ラストはコナーと彼女がコナー兄に見送られて身ひとつでイギリスへ旅立つ場面。冷静に考えれば突っ込みどころ満載なんだけど、それでも若さと言うべきな勢い全開、開かれたラストシーンで気持ちが良い。くすぶってたコナーの兄にとっても希望が与えられたのが良い。
シング・ストリートの彼らの青さと音楽の勢いに乗って楽しんで見れた一作だった。
とにかく青春だー
みんな可愛い。
劇中描かれる空と海の青さとデカさ、果てしなく広がるティーンの未来のようだ。
島(将来)は見えない、でも進む、がむしゃらに生きる、そうだったそうだった、青春ってそうだったよね。
甘酸っぱいとか切ないとか、憧れとか不安とか、色んな青春の感情を詰めた作品。
お兄ちゃんが幸せになっててくれることを願う。
最高のデートムービー
話の始まり方、劇中歌、時折挟まれるユーモア、主人公の少年の歌唱力、容姿の魅力の良さ、となんて素晴らしい映画だと思って観ていたが、最後の難題の片付け方が強引だっただけに少し残念だなと観ているときは感じた。
小型のボートでアテもない異国に、金のない状態で自分だけでなく、女の子の分まで背負って、旅立つのってありえないと思ったが、このスタイルこそロックなのだなと気づいた。ロックとは音楽性ではなく生き方なのだなと。
曲中の音楽がよかったので、サントラCDを購入した。最初、映画の方が、映画館の音響の影響か、生歌だったからかできがいいなと思ったが、これはこれで聞いているうちに好きなアルバムになった。
観終わっても頭の中を曲がぐるぐる
2017-01
「曲作ろう」って家に行って「もちろん」っていうシーンとか、「テストあるから無理だよ」って言ってたのに「女の子来る?」「うん」「やろう」っていうシーンとか、「バラードやるなんてありえないよ」って言われてもやるって決めた主人公の本気を見てピアノ伴奏をするシーンとか、あのうさぎの彼が出てくるシーンがすごい好きみたい。男の子のこういう関係っていいよなぁ。
曲もすごくよかったな。何日経っても頭をぐるぐる。DVD買ってサントラ的に流そうとしても、結局ついつい見ちゃってやろうと思ってたことできなかったよってなる自分の姿が目に見えるよう。
あとは、何と言ってもお兄ちゃんとの関係。ラストシーンでお兄ちゃんが喜んで叫ぶところで泣いた。2017年をすごくいい映画で始められて嬉しい。
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