「拍子抜け?」追憶 kita-kituneさんの映画レビュー(感想・評価)
拍子抜け?
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良からぬ過去を共有する3人・・・
不遇の人生かと思いきや、3人のうち2人が会社社長になっていたり、結構いい人生じゃないの?と思わせる。実際、誰に向けた映画なのか?
何となく、以前観た、稚内を舞台にした「北のカナリアたち」に似ているような気も・・・
映像的にはハンディカメラのブレブレ画像が不愉快。臨場感を出したつもりなのだろうが、「Uボート」じゃないんだから・・・
岡田准一が意外にチビッコいのだなと、妙に感心。その他の主演では背が低いことに気づかなかった。
ことの顛末は拍子抜けと言うか・・・2時間サスペンスTVドラマ?
画が映画的なので救われてはいるが、構成や演出が安っぽいように思う。冒頭の子供の頃のシーン、クルマが現代風だったようだが・・・?
平成の話のわりに、昔のシーンは昭和50年代風でもあり、ちょっと釈然としない。犯人は煽ってはいたようだが、小栗旬じゃないのは明白に感じた。本筋と違うところで事件解決なのも拍子抜けの最たるもの。
富山の風景は良かったと思うが、照明のためか、何か作り物風に(前景と背景の光線状態に違和感が)。実在感があったのはエンドロールくらいか。
「俳優 亀岡拓次」よろしく、安田顕が印象に残った。
出産しておめでたいのは分かるが、安直な結末にも感じる。
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