「ゆきわりそう」追憶 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ゆきわりそう
原作未読
25年前に秘密を共有した旧友の一人が殺害され、もう一人の旧友に対し疑念を抱いた刑事の話。
良くここまで詰め込んだというぐらいストーリーがたっぷりで弛みもなくテンポも良いけれど、テンポが良過ぎてあっさり気味。
そのせいで深く刺さるものはなかったけど、飽きずに最後までみられたし、ご都合主義満載も許容できる。
ヒューマンミステリーと謳われ、その様相はもちろん濃くあるけれど、ネタばらしは呆気なく突拍子もなく、これを期待してみる作品ではなくて、喫茶店「ゆきわりそう」に纏わる人々の再開と想いをみるヒューマンドラマという印象。
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