「外部生である被害妻の心理」愚行録 ひなどりこあらさんの映画レビュー(感想・評価)
外部生である被害妻の心理
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華やかな目立つ内部生の事を、難関大であればあるほど地頭が良くなければ到底合格なんて出来ない一般入試突破の外部生からすると心の中では馬鹿にしている人が大半ですが、
映画の中で、満島ひかりと一夜を共にした彼の「金持ちのボンボンって言われるけど好きで決めた人生でない」という言葉が響いた!
被害者の妻(松本若菜)は、憧れられる存在ではあるけれどそもそも外部生であり、別荘での内部生同士の幼少の頃の話には相槌を打つくらいで入れないんだなって感じた。
なのでちやほやはされても家柄の劣等感、頭や美貌は優越感・・・などの捻くれた感覚になっているから、臼田あさ美や満島ひかりの存在が大きくなると意地悪をしたくなるのでしょうか。元から内部生だったらそんな感情もなく殺害されることもなかったのでは。
それにしても、さすが女優さんたち!当時は30歳過ぎての女子大生の役、可愛いですね。
個人的に妻夫木聡の「冒頭でのバスでわざと足が悪い芝居をするところ」「臼田あさ美を撲殺後、元カレのたばこの吸い殻を入れるところ」が好きです!!
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