「悲し過ぎる映画でした」愚行録 ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
悲し過ぎる映画でした
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愚行録、タイトル通り本当に愚行なんだけど、あまりにも悲しい。兄は妹のためにどれだけの愚行を繰り返しているのだろう。虐待で亡くなった子供をなんとか産みたかったのは、唯一,心を許していた兄の子供だったからなんだとわかった時,悲し過ぎると思った。兄も妹を慰めたくて抱いたんだろうな。そして子供が死んでしまった時の2人はなんとも言えない安堵の顔だった。
一方、この兄妹を取り巻く人間たちの愚行は,なんと下衆なことだろう。壊れてしまった妹を守るため,兄は生き続けるのだろう。
救いがないこの映画だけど、嫌な感じはなく悲しみに包まれるのは、主演の2人の演技力かもしれない。個人的に満島ひかりちゃんが好きだからかも。
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