劇場公開日 2017年2月18日

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「それが愚行」愚行録 クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0それが愚行

2019年10月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

そう、小出恵介が出てる事。しかも女性問題で姿を消したのにそれを今作で見事に再現・・・、いやあかんでしょ?まあ、愚行をしたのは彼だが、そんなにモテそうな感じでもないのが違和感。

しかもその相手が、自分の中では「不幸が似合う女優No.2」(No.1は木村多江だったが、最近あの方は割と幸せそう)松本まりかって、ベタだなーと。

ちなみに松本と中村倫也はドラマで夫婦役やってましたね。やっぱり不幸な松本でしたが(^^;

そもそも出てくる人みんな不幸で、オフィス北野映画独特の鬱屈した映像も相乗効果か。中盤までの話の羅列からラストのオチへの吸引力が強く、それぞれの話の胸糞悪さが後から振り返してくる感じ。
原作は知りませんが、上手い事作ってある。

冒頭のバスシーンで、「お、これは妻夫木が一筋縄ではいかないぞ」と期待させてくれる所で、完全に掴まれていたのは演出の妙。
しかもラストもバスですか。お見事。

あー、濱田マリが面会室で変な事言わないかハラハラさせといて、弁護士かい!

満島ひかりの独白演技は名人芸m(_ _)m

クリストフ