「愚行録」愚行録 ABCDさんの映画レビュー(感想・評価)
愚行録
妻夫木聡は今回、はまり役。
子供の頃の経験が彼らの人格を歪めてしまった。彼女は殺人を犯し、彼は妹のたった1人のヒーローになんとしてでもなろうとしてしまった。だけど少なからず葛藤も存在していたような。ただただ怖い。
殺された夫婦もその周りの人も、人間関係や名声などをめぐって「愚行」を繰り返した。終わってから考えると随所に人間の愚行が描かれており「人間の悪の部分」をこの作品が一番伝えたかったのではないか。
まさに愚行録。
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