「まさかの…」愚行録 erieeさんの映画レビュー(感想・評価)
まさかの…
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バスで始まりバスで終わる。
小さな愚行。
幼少期の歪んだ環境の中、兄妹は2人だけの秘密を共有する。
記者の田中は1年前のエリート家族惨殺事件を追う。
同僚や同級生への集材で浮かび上がる人間性。
周りの人を踏み台にしのし上がろうとする人間の姿が映し出される。
良い大学に入れば生活が変わると期待してたい。
しかしそこには階級があり華やかさの裏に醜い嫉妬や憎悪が渦巻く世界があった。
田中は集材を続ける中で妹光子の学生生活の実態を知る。聴くに耐えない事実…兄は妹を庇い罪を犯す。
光子は娘のちひろを虐待し逮捕されていた。
精神鑑定で過去を語り出す光子。
惨殺事件と光子が繋がる。
そして光子の娘の父親が明らかになる時…
兄の愚行録に気づく。
もしかしたら父親も死んでいるのかな?
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