「人の愚かさ」愚行録 bunmeiさんの映画レビュー(感想・評価)
人の愚かさ
ある殺人事件の真相を、被害者と関わりのある人達の少しずつ証言が食い違う告白をもとに再現されていくストーリー。
愚かさと賢さは紙一重。一旦、歪んだ家族愛の果てに愚かさへと踏み外した人生は、どこまで転がり落ちるんだろう…。
遣る瀬無い思いがのしかかる重さが残る作品でした。
妻夫木聡は、最近、『ミューズアム』のカエル男に『怒り』のゲイ、そして今回と訳ありの汚れ役を見事に演じてますね。日本アカデミー助演男優賞も頷けます。
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