「前後編で貫かれた軸」3月のライオン 後編 tukisikiさんの映画レビュー(感想・評価)
前後編で貫かれた軸
原作好きからすると野口先輩の出ない桐山の学生生活は先生と屋上飯するだけじゃないかと切なくなりますが(笑)、最短距離で桐山零が生きる為についた嘘を肯定していく過程を描いた映画としては完全にこれで正解だったと感じました。
染谷将太の特殊メイク以外はほぼディフォルメされた表現をとらなかった演出はとても真摯であり良かったです。
何より今回原作者の羽海野先生から本来漫画で予定していたエンディングを提供されていたとのことで良い余韻の最後でしたね♪
個人的には幸田家の再生の兆しが描かれていたのがじんわりきました。
あと桐山が持ってきた手作りニャーを宗谷を演じる加瀬亮がチラッと見る細かな演技がほっこりします♪
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tukisikiさんのコメント
2017年5月6日
コメントありがとうございます。
原作と違うアプローチをされるとただただ不安(そして不満)になる実写化作品が多い中で、この作品は「映画3月のライオン」として最後まで楽しむことができ、とても良かったです♪
まおみみさんのコメント
2017年5月5日
最初、幸田家が出過ぎとも思ったけど、
幸田パパや歩の存在があるお陰で零の、今までの気持ちや生きざまが自然と理解出来た。
川本パパに対する零が原作と違い、苦い出来事になっていて心配になりました。
その分エンディングが感動的でした。
豪華俳優が揃いすぎです。