「酷かった」3月のライオン 後編 daiさんの映画レビュー(感想・評価)
酷かった
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全てのエピソードとそれに携わる登場人物の描き方が薄っぺらいせいで、原作の良さを大きく歪曲してしまっていた。
宗谷名人もスミス、一砂も薄っぺらいせいでただの嫌な感じに映ってるし、先生も人物像がほどんど描かれていない為ただの軽そうな教員になってしまっていた。
いじめのくだりも、父親のくだりもはしょりすぎていつの間にかいじめがあって、何もしないままいきなり解決したし、父親のくだりはさらに酷くて、川本姉妹が薄っぺらく、単純というかアホっぽくて、零だけが空回りして1人悪者みたいに描かれていた。
そのまま零へのフォローが何もないのに、そのくせ終盤にはなぜか零が改心したかのような流れてなぜか仲直り的なまったく意味不明だった。
一体何を伝えたかったのか?
原作通りにしなかったのは原作とは違うものを伝えたかったからだろうに。
これじゃただの原作の冒涜だ。
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