「愛の溢れる後編でした!」3月のライオン 後編 ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
愛の溢れる後編でした!
とても綺麗な終わり方でした。
緊張の続いた前編とは打って変わり、無理なく全てが丸く収まった愛が溢れる後編となりました。
一人一人みんなに、「良かった良かった」と言ってあげたくなる映画です。
後編では、主人公のプロ棋士桐山くんが、川本家と知り合って、少しずつ『愛』を知り始めます。
このまま「幸せになって」と願っていましたが、義姉の言葉によって、過去の自分から脱却することができずにいる姿が辛く苦しいです。
川本家でも、ひなたちゃんがイジメにあったり、出て行った父が戻ってきたりで、心休まる時がありません…。
桐山くんも、川本家も、それぞれ心が揺れ動いているのです…。
フラフラとみんなの気持ちが行ったり来たりするので、話が進めば進むほど、立ち直ることができるのかと心配になりました。
それでも、どうにかそれぞれが自分の問題に正面から向き合い、きちんとけじめをつける姿に『強さ』を感じました。
愛する事を知った彼は、これから先どれほど強くなっていくのでしょうか。
プロ棋士として戦い続ける桐山くんが、愛する喜びを知り最強の戦士となって欲しいですね。
彼の人生に幸あれ!(笑)
今回は、記念すべき初日舞台挨拶という事で、とても感動しました!
朝一という事で、なかなかテンションの低い雰囲気でしたが、ある意味とても貴重な姿をみれたように思います(笑)
『愛の後編』という言葉通り、キャストの方々のコメントを聞けば聞くほど、たくさんの人の愛に包まれた作品だったことが伝わってきます。
上海進出おめでとうございます!
コメントする