「シンプルな作りが長所であり短所でも」劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女 猫シャチさんの映画レビュー(感想・評価)
シンプルな作りが長所であり短所でも
原作小説>TVアニメ化>映画という段階を経たファンムービーとして、良くまとまっています。主要登場キャラ全員に見せ場を配する愚を避け、活躍するキャラクターを絞った事でとても見やすい作りになっており、「見たいものが見れる」ファンのための映画としては十分かなと。裏返せば「TVでは見られない絵づくり」には欠けます。鑑賞中の満足感では★4つくらいあげられますが、帰宅して我に返ると★3がいいとこじゃね?と感じてしまうのは、映画としての推しの弱さゆえでしょうか。公開規模的にそこは割り切って作っているでしょうから、ビジネスとしてはこれはこれで正解なのかもしれません。
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