「紡がれてきた夫婦愛に笑いそして号泣、号泣に疲れた。(しかし、病院の対応に疑問?)」あなた、その川を渡らないで 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
紡がれてきた夫婦愛に笑いそして号泣、号泣に疲れた。(しかし、病院の対応に疑問?)
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幕が上がって最初の場面。「やばい。」ハンカチ持参だ!!と思った。最初の場面とラストが重なって
いて一つの小説ようになっている。「おばあさんの表情が実に素晴らしい。」の一言ではないだろうか。
二人の枯葉の掛け合い、雪だるまそしてペアルック。いつも手と手をつなぎ、夜明けトイレの前で待つ
おじいさん。映画が終わりに進んでいくうちにどんどん脳裏に蘇る。
しかし、最初と最後が繋がる。おじいさんが逝き、愛犬が訳の分からな犬によって妊娠。かわゆい
カワユイ6匹?の犬を産む。まるで輪廻転生のようで感動。
山並みと夫婦の映像が良かったです。
しか~し???
話が進んでいくうち、おじいさんの喘鳴(気管から鳴るゼーゼー音)が酷くなっていく。おじいさんの
死因は(推測だが)老衰だったのだろうかが
描かれていない。喘息を持病に持つ人間であれば誰しも必ずあの苦しい経験をする。地獄のような
苦しみである。(ちなみに、私は線香花火でも少し喘鳴になります。)
必要なしとして監督が編集した時点でカットしたのか。その点で、大きく評価が分かれると思われる。
韓国における病院の対応、「薬」さえ処方しないのは、疑問であるが点滴で症状を抑えるという症状がある。
これは死に際の場面で確認できた。あの時には、おじいさんの体力は、かなり落ちているはず。あれでは
遅すぎる。なぜもっと早急の対応をしなかったのか。
老いているという理由で「薬」も効かないという判断は正しいのだろうか。病院側の対応は疑問に感じた。
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