「「トーク・トゥ・ハー」よりも感情移入」ジュリエッタ ひで3さんの映画レビュー(感想・評価)
「トーク・トゥ・ハー」よりも感情移入
「苦しみを抱え生きて来た主人公ジュリエッタ(フリエッタ)とその周囲の人たち」を描いた作品です。
観ている間、ずっと胸が詰まるような映画でした。ラストはどうなって行くのだろうかと。
同監督の「トーク・トゥ・ハー」では二人の女性が昏睡状態でしたが、「二人はそれぞれどうなったんだっけ?」などと頭の中をよぎったりしました。
いい意味で、アルモドバル監督らしい作品なのだと思います。
映像・町並みが綺麗、登場人物が魅力的・・と好きな箇所はいくつもありますが、何よりもラストまで想像のつかないストーリー展開が良かったです。
観終わった時、「全てはラストのために」という言葉が胸をよぎりました。
秀作だと思います。
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