美しい星のレビュー・感想・評価
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『昼顔』からホタルつながりで見た(笑)
家族崩壊をテーマにしているのかと思いきや、宇宙人の話になり、そして地球の環境問題へと発展していく。
ヘンテコな作りだけど、内容は深く、とてと考えさせられる。
こんな作品をよくもここまで面白いできたもんだ。さすがは吉田大八監督。
よくわからない
散歩する侵略者を思い出した。リアルな宇宙人を描いている。それって、今の地球に起きている危機を我々に伝えているのだと思う。ただこの宇宙人は結局一体何がしたかったのかがよくわからない。なぜ地球に生まれてきたのかも。なぜそれが家族だったのかも。水との関連は?難しかったみたいです。
異星人
地球環境問題など、単なる付け足しで主題ではない。
崩壊寸前の家族は、それぞれが独りよがりの相容れない価値観に従って行動しており、まさに異星人の集まりだから、自分の価値観に引き入れようとしても無理。異星人と認め合うことで初めて互いを認め合えるのだから。
主人公の末期ガンがきっかけで、家族が初めてひとつにまとまり、全員で主人公の心のよりどころであるUFOに会いに行く。最後のシーンは本物の宇宙船と言うよりも「魂」の容れ物だろう。そこから地上を見下ろして家族が寄り添っている様子を映すラストシーンは、「美しい星」のテーマが環境問題などではなく、人と人、或いは家族の繋がりだと教えてくれている気がする。
ぶっとびすぎてる…
言いたいことは何となく理解したが、ついていけなかった。無念。
あれは狂言だったのだろうか。
コメディの中に、社会問題をぶち込むことが難しいと思うけれど、うまい具合に、いい具合に?融合した作品だとは思ったが、、、笑
リリーフランキーは最高でした。
原作を読んだほうがいいのか?
上智ソフィア祭は協力して失敗なのでは?
劇伴は良かったけど難解
どうでもいい役で藤原季節目立ちまくり
橋本愛のウェディングドレス姿が拝める
ポスターデザインは大事やで
三島由紀夫アーンド吉田大八
となると食い付かないわけもないわけですが、さすがに劇場には足を運ばなかったにしろ。
(しかし、あのポスターセンス無さすぎだろ。萎えるよ)
とか言っても正直三島由紀夫の文体が苦手でほとんど読んだことがない。「仮面の告白」くらいかな、あと「金閣寺」は途中であきちった。
堅苦しい表現が受け付けなくて
何を血迷って?こんなSF書いたのか知らないが当然読んでません。
考えるまでもなくかなりオリジナル要素が入ってるんでしょうが、原作はともかくこの映画は…
端的に言えば中途半端かなあ。何がしたいのかもわからない
コメディとしてもいまいち崩壊していく家族を描いたとしてもいまいち。
なんかこうピンとこない。何かを皮肉ってるとか、暗示してるとかいうのもいまいち伝わって来ません。
というか中盤で飽きてしまった、何ヵ所か声出して笑えたけど全体的に退屈。
それに佐々木蔵之介の黒木いう人は結局なんなんだ?
リリー・フランキーの演技が素晴らしかったかな。なんかもう完全に役者になってきたなあ、この人
(声優はダメだと思ったけど他で書いたけど)
あんなお天気おじさん困るだろ(笑)
完全に危ないおじさんになってて、周りはあの状態でも精神科連れてかないんだ?ってなる。
家族全員宇宙人かと思ったら妻は地球人(笑)
父親は特に特殊能力もなく、息子も見た目が良いだけ、娘は風を起こしてたが処女懐胎をぶち上げる電波状態。
宇宙人であると言う言い分はさておいても、家族のドラマにしては長いし、宇宙連合にしては噛み合わないので、「なんだこれ?」と言う気持ちが残る。
リリー・フランキーのあの決めポーズは笑うから止めてほしい(笑)
脚本家の力不足を感じる映画。
いきなり温暖化に本気を出す火星人お天気キャスターお父さん役のリリーフランキーさん。
へんなミュージシャンと知り合い、私は金星人と言い出す娘役の橋本愛さん。
周りの人達にのめり込み自らも水星人と言い出す息子役の亀梨和也さん。
唯一地球人なのにネズミ講に引っかかるお母さん役の中嶋朋子さん。
各惑星人が繰り広げるシュール過ぎる映画。。。
はっきり言って長い。映画としてはつまらない。
演劇スタイルをそのまま映画に持ち込みました感が強すぎる。
テーマは環境問題を絡めたりするのは良い事。だけど内容が古い。二酸化炭素で温暖化?昔より冬は年々寒くなっているんですが?温暖化だけでは今や話が通用しない。
オゾン層破壊以外も環境変化に影響している事はたくさんある。
また、嘘を平気で流すテレビが紹介する環境問題をみんながみんな鵜呑みにしてはもらいたくはない。
そこを語ってくれれば評価は高くなったのだが、残念。脚本家の力不足を感じる映画でした。
ヘンテコが地球を家族を救う!?
シュールって言葉があるが、シュールな映画を見た(笑)
三島由紀夫自ら“ヘンテコ”と称した小説の映画化。確かにヘンテコ!
印象的な作品多い吉田大八監督作の中でも、格別異色作!
助手の女の子と不倫してるお天気キャスターの父。
明らかに胡散臭いミネラル・ウォーター販売にハマる母。
メッセンジャーのフリーターの息子。
女子大生の娘。
よくある“一見裕福そうだが、崩壊寸前”の家族。
そんな家族の絆再び…って話じゃない。
だって、各々宇宙人に覚醒するんだから!
父は火星人、息子は水星人、娘は金星人。とあるきっかけで覚醒!
父はお天気の生放送の場で地球の環境問題について警告する。太陽系連合の一員!
娘はとあるストリート・ミュージシャンと出会い、彼も金星人、彼の子…つまり、金星人の子供を妊娠する。
息子はひょんな事から議員の仕事を手伝う事になるが、その秘書も宇宙人…?
社会生活でも、家族の中でも、周囲を巻き込んで大騒動!
でも、母だけは地球人。何故か地球人。
火星人の父・リリー・フランキー、地球人の母・中嶋朋子、水星人の息子・亀梨和也、金星人の娘・橋本愛。
普段から何処となく地球人離れしてるリリーが火星人を好演。あの“火星人ポーズ”はツボに入った(笑)
橋本愛は金星人になってもやっぱ可愛い。奇妙な金星人ポーズは萌えちゃうやろ!
議員の秘書で宇宙人…? 佐々木蔵之介も独特の存在感を放つ。
彼らは本当に宇宙人か…?
それとも、ただの思い込みか、妄想か…?
明確にしてるのではなく、見る側に解釈を委ねてるのが面白い。
地球温暖化。環境問題。
それは誰の責任か、これからの子供たちはその責任を背負ったまま生きなければならないのか。
訴えるだけの輩。今、行動を起こさなければ意味が無い。
この“美しい星”を、救うには…?
地球の危機。家族の危機。
…などなど、一応メッセージ性も勿論込められ、哲学的でもあるが、やはりこのシュールな作風に魅せられる。
皆大真面目にやってるんだけど、何故か笑えてくる。最後は凄みを感じる。
どういうオチになるか最後まで飽きず、シュールな作風を普遍的な家族ドラマとして収束させ、何とも言えぬ不思議な余韻で締め括る。
本当に何だか、不思議と気に入ってしまった。
これは、メッセージのある社会派映画である。SF映画である。コメディである。静かな感動呼ぶ家族の物語である。
しかし、本当に宇宙人に覚醒した地球人って居るのかな…?
映画では居たね。
1964年、金星の超高度文明を一夜にして滅ぼした宇宙超怪獣の襲来を予言した金星人が。
「わたくしは、金星人…」
少し不思議
桐島が面白かったから、これも観てみましたが‥
内容は少し不思議。だけどその不思議を自分なりに解釈してみたくなる程の深さは持ち合わせていない。
軽いから?恐さがない?メッセージ性が弱い?何かわかりませんが、宇宙人を出すのだったら圧倒的な分かり合えなさが欲しいと思いました。宇宙人も地球人も変わらない描写だった。それとも宇宙人自体実は一人もいないかもしれない感を出したかったのかな?
原作未読ですが、製作サイドの三島由紀夫原作リスペクトが悪さをしているのかも。
申し訳ないけど魅力が伝わらない。もったいない。
個人的にはあまりハマらなかった
お天気おじさんのお父さん、メッセンジャーの兄と美人で大学生の妹、専業主婦のお母さん、がそれぞれ、火星人、水星人、金星人、地球人だったという、吉田大八版「未知との遭遇」みたいな作品。
原作は東西冷戦時代に書かれた三島由紀夫の同名SFで、時代設定を現代に置き換えて再編しているらしい。(原作未読なので)
観終わったあとは正直「ん? なんじゃこりゃ」と困惑した。
吉田作品は「霧島~」がハマらなかったので、正直合わないのかなーと思ってたんだけど、本作もイマイチハマれなかった感じ。
上手いとは思うけど、面白くはないっていうか。
原作を読んでいれば、また印象も変わったのかな?
誰が狂っていて誰が正気なのか、そして本当に宇宙人なのか、最後まで振...
誰が狂っていて誰が正気なのか、そして本当に宇宙人なのか、最後まで振り回されっぱなしの凄い映画でした。
劇中の音楽が作品の"ヤバさ"を加速させてくれたのも良かったです。
SFと言い切れない生臭さ
家族がそれぞれ〇〇星人に覚醒するというとんでもない設定のお話。
原作読んでないので、どこまで本気なのか最後まで疑いながら観た。
吉田監督の冷たい、というか冷めた目線でアツアツのリリーフランキーを観るのは新鮮だった。
橋本愛の金星人らしさが素晴らしかった。ぴったりの配役。
全員異星人の筈なのだが、とてつもない人間くささ。
でもこの地球も、愚かともいえる地球人も、美しいのである。
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