「SFというよりは…」美しい星 まかろんこらそんさんの映画レビュー(感想・評価)
SFというよりは…
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地球の危機に際しての宇宙人たちの思惑についてのSFストーリーと、まとまりに欠けた家族が各々のイベント後に再び集結するという家族のストーリーが、ダブルミーニング的に重ね合わされたお話…と解釈しました。
映画内で唐突に出てくる「太陽系連合」とは、(水金地火だけだけど)要は家族のことで、SFというよりは古典的な家族の物語という要素が強いと思われます。
現在進行形の温暖化の問題ももちろん重大事ではありますが、行われる議論はそれほど目新しいものでもなくやや今更感がある。
個人的には、中盤までのシュールなイメージのまま突っ走って欲しかった気もします。
演劇作品の映画化か何かかなと思ったら、三島由紀夫原作なんですね。
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