わたしの自由について SEALDs 2015のレビュー・感想・評価
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ここが日本政治のターニングポイント?
2024年の選挙が近いので
政治に関係する映画として本作を観た
2015年の安保法案反対のためのデモ行動をしていたSEALDsの記録映画
SEALDsとはなんだったのか
当時、私はSEALDsについて無知だったので
「リベラル政党の関係組織か?」と疑っていて動員されているのではないかと思っていたが違ったいた
学生だがSEALDsメンバーは社会運動を積極的にしていると思った
デモの規模は10万人以上で思っていたよりも人数が多いと思った
彼らの運動はワンイシューであり「安保法案を反対すること」のみを訴えていた
理由は憲法違反であり
安保法案のためには憲法改正が必要だからだ。
そこに旧民主党の菅直人や日本共産党の志位和夫など
多くの政治家などが集まっていた
SEALDsの奥田さんが国会で発言をしたというのは知らなかった
しかし、結局は安保法案は可決してしまう
なんとなく、2024年から見ていると
ここが日本政治のターニングポイントだと感じた
この時期に安保法案反対運動を安倍政権が乗り越えたことで
政権が盤石になったしまった気がする
法案成立したあと自民党は2016年以降の選挙はずっと勝利しているし
今の野党の立憲民主党ももう安保法案撤回を明言せず曖昧な感じでいる
そして、モリカケ桜があっても安倍政権は倒れなかった
コロナ禍ではアベノマスクもあったし、オリンピックもやっても選挙で勝利し自民党は倒れない
そして、2024年
統一教会問題、国葬、裏金事件があったあとの選挙はどうなるか?
過去と未来
SEALDsのメンバーがいつも言っていた「過去と未来」。私が生まれてからずっと戦争に関わらずに生きてこられたのは、過去に生きた人達が命をかけて繋いでくれた「平和」というバトンがあったからです。そして私には、そのバトンを未来の人に繋ぐ責任があります。なぜならそのバトンは、まさしく「命」そのものだからです。 SEALDsという若者達は、当たり前過ぎて今まで気にもとめなかった「平和」というバトンを、はっきりと私の目の前に見せてくれました。人間は愚かな生物だけど、言葉や思想を次世代に残すことが出来る唯一の生物です。言葉や思想のバトンをずっとずっと繋げることができるのです。彼らのスピーチを聞いて、久しぶりに人間である事に希望を感じました。それに気がつかせてくれたSEALDsに対しては、「尊敬」という言葉しか浮かびません。
日本の転換期の始まりであって欲しい
本日、わたしの自由についてSEALDs 2015を鑑賞しました。 実は、少しなめてかかっていて、チャラい若い奴が出会いを求める為にデモ行動をし、ただギャーギャー喚いているぐらいしか思っていませんでした。 ただ、上映後のトークに出演される山本太郎氏目当てで鑑賞を決めたのです。 しかしその考えは見事に覆されました。 そのシールズメンバーの今の政治に対する強い危機感とそのバイタリティ溢れる行動と明確なメッセージには、思いもよらないもので、驚きを隠せませんでした。 それまでの勝手な悪い印象を本当に申し訳なく反省致しました。 もともと、政治には関心は持っていたのですが、最近は諦め感が強くなってしまっておざなりに なっていました。しかし、この映画で彼らを観た事により、将来の日本に対する希望が芽生えてきた自分がいます。 確か、テレビで、ある人が言っていたのを思い出しました。 安倍さんが変えた唯一の素晴らしい事がある。 政治に無関心だった若者を目覚めさせた事。そのうねりは、確実に広がっていると、 確かに、その通りのようです。 前の私は、原発は、やはり必要であり、軍隊も容認する法整備化が必要だと考えていました。 しかし、様々な災害事故を通して関連ある映画を観て変わってきました。 物置のピアノ、三里塚に生きる、無知の知、スーパーローカルヒーロー、大津波311、小さき声のカノン選択する人々、ダライラマ14世、天空の蜂、人間の戦場、ニッポンの嘘福島菊次郎、大地を受け継ぐ、選挙フェス等を鑑賞し、 原発とは、戦争とは、政治とは、悶々と考え疑問ばかりが駆け巡りました。 いったい、政府はどうしたいんだろう?と 本当の国民の声が、聞こえているのか? 被災された庶民の悲痛な叫び声は聞こえていないんだろうか? 嘘やごまかしで、我々を騙そうとしているんではないのか? ただそう考えるだけで、行動は起こさずして情けない今に至ります。 しかし、今!若く芽吹いた力が、行動を起こし、発言し、強いメッセージを政府に対し発信している日本の転換期の始まりと思われるこの映画を観てもらえるなら必ず、何かしら感じる筈です。 (追記無しの元のレビューに戻しました)
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