「ジョン・レノンが歌い演奏する場面をたくさん見てなつかしく思った。」ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン・レノンが歌い演奏する場面をたくさん見てなつかしく思った。
午前中はカミさんが美容院に行っている間にスポーツジムに行った。
ジムで運動を終えてから、TOHOシネマズなんば別館で
映画「ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years」
(The Beatles: Eight Days a Week - The Touring Years)を観た。
午前中にネット上で多くの空席を確認していたのだが、
現地に行ってみると7割くらいの席が売れていた。
観客は年配の人が中心で60代70代の人も多くいたように思う。
監督はロン・ハワードなのでなんとなく安心である。
ビートルズの初期をドキュメンタリーで描いている。
冒頭は1963年のライブ映像で物語がはじまる。
ビートルズのマネージャーであるブライアン・エプスタインが、
地元リバプールで「ジーンズと皮ジャン姿」で演奏する4人にそろいのスーツを買い与えるエピソードははじめて知った。
女優のシガニー・ウィーバーがビートルズのコンサートに行った時のインタビューやシガニー・ウィーバーの少女時代のモノクロ映像などもあった。
エルビス・コステロのインタビューもある。
米国でのコンサート会場で黒人を差別する公演にビートルズのメンバー4人が反対したエピソード、
ジョン・レノンが「ビートルズはイエス・キリストより偉大だ」と言ったことにより米国で排斥運動にあった話など興味深いエピソードもはじめて知ることとなった。
ジョン・レノンは自分が高校1年生の時に射殺されたのだが、
彼が歌い演奏する場面をたくさん見てなつかしく思った。
上映時間は140分。
長さを感じるが退屈することは無い。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。