劇場公開日 2017年7月22日

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「詩的にすら感じる悪魔的描写」ウィッチ カメさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0詩的にすら感じる悪魔的描写

2019年2月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.9
素晴らしくリアリズムに悪魔を描いている。そこには誇張などなく、ありのまま史実を描いている迫力がある。
ありきたりな直接的なホラー描写を使わず、観る側に恐怖をすり込んでくる。それは簡単な事ではなく、脚本はもちろん、台詞、演技、音楽がすべて本物の時にのみ起こる恐怖だ。すべてに嘘がない。
またヒロインも純潔な美しさを持ち、ストーリーによく合っている。
1630年の魔女や悪魔が社会的に信じられていた時代。その信じる人間の心が悪魔を現実に命を与え、本当に実在する存在になる。そんなこの世の理(ことわり)を感じる作品である。

カメ