「余計なものが多過ぎる」だれかの木琴 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
余計なものが多過ぎる
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序盤は夫婦関係や家族の姿から特にすれ違いはみえないのに、ずれた方向に進み始める主人公。何もないところからならまだしも、その後からすれ違いをみせるので若干後出し感がある。
男ではなくカップルに張りつくという変わったストーキングが加速して行く様子は何が起きるのかというハラハラドキドキがあり、振り返ってみればただ寂しかっただけで強烈な異常さではなかったのかもとも思えるのが面白い。
話や展開は面白いけれどチョイチョイ挟まれる、位牌、カオルの設定、徳永三郎、小刀、等の特に意味がなく大袈裟に怪しさを煽る件が話をチープにしていたし、エピローグの8割ぐらいもいらない話で冗長だった。
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