SING シングのレビュー・感想・評価
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子供向け
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ホールのオーナーのコアラだが、経営が難航して破綻直前だった。
そこで状況打開のために歌のコンテストを開催した。
ところが従業員のミスで賞金が100倍で印刷されていた。
こうして挑戦者が殺到、予選を勝ち抜いた者らでレッスン開始。
で何やかんやでみんなうまくなり、コンテスト当日は大盛況。
コアラは所有権を失ったが、金持ちの気難しい婆が買い取ってくれた。
コンサートに感動したからってことなのだろう。
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劇場で10km走った後で食べ放題行った後で見た。途中寝た(場)
ストーリーは割と平坦で、みんな頑張って結果が出たよって話。
子供向けなんじゃないのかな。
あとゴリラの親が息子に、歌手の夢を諦めろと言って稼業を手伝わせるわ、
しかもその稼業ってギャングだわ、息子がトチって刑務所に入れられるわ、
それで怒って息子を勘当するわ、でも息子がTVに映ったら脱走するわ・・・。
そしてお前はおれの誇りだ、とかカスみたいなこと言うとったわ。
夢なんて諦めろってさんざ抑圧しといて、結果が出たら誇りの息子かよ。
ホント最低な親やわ。これで感動しろってのはちょっと無理。
Don't You Worry 'bout a Thing! 元気と勇気を貰える、ミュージカルアニメの決定版♪
崖っぷちの劇場支配人バスター・ムーンと歌手を夢見るシンガーたちが、成功を掴み取るために一夜限りのステージに挑むミュージカル・アニメーション。
コアラの劇場支配人、バスター・ムーンの声を演じるのは『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『インターステラー』の、オスカー俳優マシュー・マコノヒー。
素晴らしい歌声を持つ子だくさんな豚の主婦、ロジータの声を演じるのは『アメリカン・サイコ』『キューティ・ブロンド』シリーズの、オスカー女優リース・ウィザースプーン。
パンクなヤマアラシの女の子、アッシュの声を演じるのは『そんな彼なら捨てちゃえば?』や「MCU」シリーズの、レジェンド女優スカーレット・ヨハンソン。
歌を愛するゴリラの青年、ジョニーの声を演じるのは『キングスマン』『レジェンド 狂気の美学』の、名優タロン・エガートン。
アッシュの日本語吹き替えを担当しているのは『海街diary』『君の名は。』の長澤まさみ。
傲岸不遜な天才ジャズマンのネズミ、マイクの日本語吹き替えを担当するのは『魔女の宅急便』『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの山寺宏一。
ムーンの友人である羊の青年、エディの日本語吹き替えを担当しているのはテレビアニメ『東京喰種トーキョーグール』シリーズや『バケモノの子』の宮野真守。
後にユニバのアトラクションにもなった、アニメ会社「イルミネーション」が贈る人気ミュージカルアニメシリーズの第1作。
擬人化された多種多様な動物たちが暮らす、カリフォルニア風の都市が舞台。世界観はディズニーのアニメ『ズートピア 』(2016)と非常によく似ているが、実はこの2作は同年に公開されており、本作が『ズートピア 』のパクリとかパロディだという訳ではなく、運悪くもたまたま被っちゃっただけなのだということは念頭に置いておきたい。
通して観るのは2回目くらいだけど、最後のコンサートシーンは何度も繰り返し鑑賞している。ミーナが歌う「くよくよするなよ!」も良いんだけど、個人的にはジョニーの歌う「I'm Still Standing」が好きで好きでねぇ…😍
そんな訳で今更鑑賞してみたところで新鮮味とかは無いんだけど、やっぱりこの映画良く出来てるわ♪
ストーリーはスルスルっと入ってくるし、なんやかんやあってからのあの野外コンサートシーンはそりゃ感動するでしょ!!今回もまたまんまと泣いちゃったよ🥹
思うに、この映画のキモはバスター・ムーンとジャズネズミ・マイクの人物造詣にあると思う。
自分勝手な夢想家で、目的のためなら盗電盗水詐称なんでもありな山師のムーンと、粗野で乱暴で他人を見下しまくる詐欺師のマイク。
この2人、主要キャラクターでありながらもうとにかくとんでもなくどうしようもないクズで、初登場シーンからムーンはスタッフに給料を支払ってないしマイクは喘息持ちのお猿さんをカツアゲするしでもう無茶苦茶っ💦
こんなやつら、それこそディズニーアニメだったら間違いなく敵役。大体今回のトラブル、本を正せば全てムーンの山師根性が原因ですからね。ほんとどうしようもねぇクソコアラだよ💢
そんな彼らが、音楽とステージだけには真摯に向けあっている。もちろんそれは綺麗事だけではなくてお金のためだったりするわけだけど、その根底には音楽に対する純粋な愛や初期衝動が潜んでいる。
他人を見下しまくり、自分がNO.1であることを信じてやまないマイク。そんな彼が気弱な象・ミーナの歌声に初めて触れた瞬間、ついつい帽子を脱いでそのパフォーマンスに魅せられてしまう。この描写が最高に好き❣️
ロクデナシな奴らをも奮い立たせ魅了する音楽の魔力。そういうものを見せつけられると、やっぱり「音楽って最高だよな…♪」という気持ちになってきちゃうのです。
本作は原語版も吹き替え版も超豪華な役者たちが名を連ねている。
スカヨハやタロン・エガートンのパフォーマンスやマシュー・マコノヒーの日本語が聞ける原語版も素晴らしいが、自分としては吹き替え版一択っ!!
田中真弓、山寺宏一、坂本真綾、宮野真守といった有名声優も参加しているが、基本的には芸能人吹き替え。こういう芸能人吹き替え映画は大抵ガッカリするものなのだが、本作は本当に良い出来に仕上がっている。
字幕では伝わりにくいコミカルなやりとりもバッチリ決まっているし、何より日本語キャストによるパフォーマンスがめっちゃくちゃ素晴らしのですっ!
みなさんとってもお上手なのですが、特にミーナの声を演じるMISIAさんは歌の上手さがちょっと異次元。
ミーナの歌声に誰もが度肝を抜かされるというクライマックス。この展開を観客に納得させるには、実際に超ハイレベルなパフォーマンスを披露するしかない。
そんな高いハードルを見事に飛び越えてみせたMISIAの歌の上手さには脱帽するしかない。ぶっちゃけミーナに関しては余裕で本家越えてると思う✨
ディズニーの十八番であるミュージカルアニメに堂々と挑み、それらに勝るとも劣らない傑作を生み出したイルミネーションに拍手👏
元気や勇気が欲しい時は、是非ムーン劇場に足を運びましょう♪♪
歌がとにかく最高!
動物たちだけが住む世界で、音楽を通して様々な問題や悩みを抱えたキャラクターたちが一つのステージを作り出す過程を色々な視点で見ることができる作品。演者にフォーカスが当てられることもあれば、主催者、聴き手に当てられることもある。楽しいことよりも悲しいことやうまくいかないことの方がより濃く描かれているが、それだからこそ音楽の与える力の大きさを感じられるし、歌の楽しさを知ることができると思う。個人的にはイカたちのパフォーマンスが好きだが、なんといってもキャストに本物の歌手たちが勢揃いしているのが見どころの一つ。MISIAのアレンジはいつだって最高
歌さいこぅ
歌の力すごいしやっぱりシンガーってかっこいい!
作中の音楽も歌声もとても楽しく聴けた。これは映画館で見るべきだった作品
一度本当に見てられないほどどん底に落ちるけれど、さすがユニバーサルしっかりとスーパーハッピーエンドで終わった
細かいことはどうでもいい!と思わせてくれる力強さでした。
歌の部分の映像と声優役の歌唱力に感心、一度大失敗する物語の構成も優れていた
ガース・ジェニングス 監督による2016年製作(108分)のアメリカ映画。
原題:Sing、配給:東宝東和。
字幕版を視聴。最初の方はかなり退屈であったが、劇場崩壊の見せ方が実に派手で、劇場主主人公の悲しみが心にも響いた。そこからの展開はお見事で、上手い脚本だなと思った。
少し育児をバカにしてる様にも感じてしまったが、多くの子供を持つブタ主婦ロジータが考えついた家事自動化の映像も、興味深かった。
そしてやはり、ゾウ少女ミーナ役のトリー・ケリーの歌声、歌唱力には圧倒された。さらに、ヤマアラシ少女アッシュの画像の盛り上げ方と声担ったスカーレット・ヨハンソンの歌唱の迫力に、ゴリラ少年ジョニー役のタロン・エガートン(「ロケットマン」でも歌唱)の歌の巧みさに、とても感心させられた。
可愛らしいレッサーパンダ5人組(きゃりーぱみゅぱみゅの楽曲歌う)は日本語を話していて、英語が聞き取れず不合格も分からず居続ける。英語聞き取れず独立した人格が無い日本人アイドルグループを嘲笑している様には感じた。
あと有名曲が多いビートルズから、アルバム「アビー・ロード」の『Golden Slumbers』と『Carry That Weight』の2曲選曲というのは、いいとこ突くなという感じで、長年のファンとして少し嬉しかった。
監督ガース・ジェニングス、製作クリス・メレダンドリ、 ジャネット・ヒーリー、脚本ガース・ジェニングス、編集グレゴリー・パーラー、音楽ジョビィ・タルボット、エグゼクティブ音楽プロデューサーハービー・メイソン・Jr.、音楽監修ジョジョ・ビリャヌエバ、エンディングソングスティービー・ワンダー 、アリアナ・グランデ。
出演
マシュー・マコノヒーバスター・ムーン(コアラ男性)、リース・ウィザースプーンロジータ(ブタ主婦)、セス・マクファーレンマイク(ネズミ男性)、スカーレット・ヨハンソンアッシュ(ヤマアラシ少女)、ジョン・C・ライリーエディ(ヒツジ男性)、タロン・エガートンジョニー(ゴリラ少年)、トリー・ケリーミーナ(ゾウ少女)、ニック・クロールグンター(ブタ男性)、ジェニファー・ソーンダースナナ・ヌードルマン、ジェニファー・ハドソン若いナナ、ガース・ジェニングスミス・クローリー、ピーター・セラフィノウィッツビッグ・ダディ、ベック・ベネットランス、ジェイ・フェイローミーナの祖父、ニック・オファーマンノーマン、レスリー・ジョーンズミーナの母、リー・パールマンジュディス、ラレイン・ニューマンミーナの祖母、アダム・バクストンスタン、ブラッド・モリスバブーン、ビル・ファーマーニュースレポーター。
子供は楽しめる!
話としてはまとまっていて、全体的には良いと思います。
挿入歌もあってミュージカルみたいで楽しいです。長澤まさみの歌がうますぎて驚きました。
個人的にはもう少し細かい部分まで描写でしてほしかったというか、
心が変わっていく過程をもう少し丁寧に描写してもらえるとさらに面白かったと思います。
登場人物(動物)が、多いからか一人一人がなんとなく乗り越えて、結果良ければすべてよし、みたいな感覚がありました。
しかし、子供にとっては面白い作品だと思います。
細かい犯罪が気になる。
amazon prime特典にて視聴。
○あらすじ
劇場経営をするも、うまくいっていないコアラ。
逆転を狙い、賞金1000ドルの歌コンクールを実施しようとするが・・・?!
○感想
キャラクターが立っており、それぞれにストーリーがあった。
そのストーリーがうまく描かれていて、流行りの音楽にのせて飽きることなく最後まで楽しめた。
主要なキャラクターは次の6匹。
ブタちゃん:人妻。子だくさん。セックスレス(妄想)。
はりねずみ:10代女。男に浮気される。
ゴリラ:犯罪集団の若造。犯罪父に勘当される。
コアラ:劇場のオーナー。火の車。劇場を失う。電気泥棒。水泥棒。
象:引っ込み思案で人前で歌えない。うたうま。
ねずみ:エリート気取り。イカサマがバレ、クマに追われる。
分かりやすいサクセスストーリー。
問題を抱える主要キャラクターが歌とダンスを通してその問題を解決していく。
ただ、その問題と解決の仕方にちょっと不満が残った。
それぞれのキャラクターについて感想を述べる。
・ブタちゃん
かわいい。好き。
初めて「人妻もいいなあ」と思った。
頑張って子育てしているのに、夫は顔も見てくれない。
最後は、素晴らしいパフォーマンスを見せ、夫と熱烈なキスを交わす。
いや、無条件には愛されないのね。
素敵なダンスをして、歌上手だったから、夫が見直した。
もし、ダンスがうまくなかったら?歌がへぼかったら?
普段から子育て頑張って、夫も子どもも愛しているのに。
なんで普段から無条件に愛情表現されないのか。
結婚ってそんなもんなんですか?
・はりねずみ
初めはカップルデュオだった。
自分勝手な男がオーディションに落ち、女の方だけが残る。
男は嫉妬し、女は「2人のため」と思い歌いたくもない歌を歌う。
女が頑張っている裏で、男は浮気する。
その失恋をばねに、作詞・作曲の才能が開花する。
まじで可哀相。ただただ可哀相。
たしかに、デュオの時には発揮されなかった才能が開花し、素晴らしい歌を披露する。
しかし、それだけ。
他のキャラクターがダンスと歌を通して、何かしらの成功を成し遂げるのに対し、
はりねずみだけはダンスと歌で成功する。
トンデモ男と別れられたことが成功???
新しい恋なり、人生の目標を見つけるなり、何かしらの救いがあっても良かった気がする。
・ゴリラ
父ゴリラとともに犯罪集団。強盗。
歌手になりたいゴリラ。
歌の練習をしていたため、渋滞にまきこまれ、逃走車を回せず父が逮捕されてしまう。
「歌手になりたいんだ」
刑務所で聞いた父は激怒。勘当される。
「お前なんか息子じゃない」
後に、ゴリラが歌う姿がTVに映されると、感動する父ゴリラ。
「俺の息子だ」
刑務所を飛び出し、ゴリラを抱きしめに行く。
そもそも、息子を犯罪に巻き込むな!!
刑務所からの逃走が美談のように描かれているのも気になった。
冤罪というわけでもなく、「仕方ない理由があった」というような描写もなく、普通に強盗。
どう考えても正当化できない。
・コアラ
父が働いて貯めたお金で買ってもらった劇場を経営。
なかなかうまくいかない。
再起をかけた歌コンクールの練習中に劇場崩壊。
銀行に差し押さえられる。
コンクール出場予定者と跡地で野外コンサート(銀行無許可)
強引にコンサートを成功させ、スポンサーを得て、新しい劇場を手に入れる。
歌やダンスを見る目はあり、観客を楽しませようという志もある。
しかし、単純に能力が低く、「これじゃつぶれるのも無理ないな」って感じ。
気持ちと運だけで成功する嫌いなタイプの主人公。
・象
引っ込み思案な女の子。
歌唱力はすごい。
歌手になりたいが、自信はない。
家族の後押しでコンクールに参加。
実力を発揮できず、裏方として働くも、降板者続出を理由に登板。
コアラを始め他の参加者とのやり取りを通して、人前で歌えるようになる。
こういう典型的な歌のサクセスストーリーがあると良いね。
非常に見やすいし、物語にも筋がみえる。
ストーリーとしては目新しくないが、だからこそ、安定していて良い。
もう少しかわいくてもいいとも思ったが、引っ込み思案をキャラクターにするとこんな感じか。
・ねずみ
嫌い。
トムとジェリーのジェリーもそうだけど、なんかねずみって好きになれないんだよな。
お高くとまったねずみで、自分の音楽に絶大な自信をもっている。
その分、他を見下している。
女ねずみをひっかけるために、クレジットカード会社に嘘をつき、そのクレジットカードで車を購入。
女ねずみをうまくひっかける。
(それで引っかかる女ねずみもどうなんだ、って感じ。)
調子に乗って、クマ相手のポーカーでイカサマ。
バレて付け狙われる。
最後は、捕まるも、女ねずみに助けられ生還。
こいつがいなければ、コアラの劇場はつぶれなかった。
こいつを追ってきたクマのせいで、水槽が割れ、水があふれ、劇場が崩壊する。
その分、ストーリーを作る役回りにはなっており、
劇場の崩壊、象のオーディション不合格はこいつのおかげで生まれているシーン。
以上、ちょっと気になるサクセスストーリー。
もう少し重厚感があっても良かった。細かい犯罪も気になる。
しかし、限られた時間の中で、これだけのストーリーを盛り込み、うまくまとめているのは素晴らしい。
ストーリーのもったいなさと細かい犯罪で☆1つ減点で
☆4評価としたい。
普通に不快だった
コロナで雰囲気暗いから明るい映画が観たいなと思って観ました。評価良かったし。ですが、正直見なければ良かったと思っています。
以下、ネタバレを含みますが良かった点と嫌だった点です。
良かった点
歌の数とクオリティ…正直この映画でよかったのってこれだけでは?という感じです。特筆して歌が上手い!ということは無いと思いますがどれも安定して上手かった上にとても沢山の曲が出てくるので楽しめました。
絵画的表現…作中でイカがステージで光って動くシーンや黄色いビラが町中に舞うシーンがあるのですが、それらのシーンは美しかったと思います。ストーリーとか一切考えずそのシーンだけ見れば…ですが。
見ていて不快だった、悪かった点
何故動物にしたのかわからない…私はズートピアが好きでもう何度も見ており、シングも動物の世界ということで同じように動物ごとの特性を考えた構造の建物や設定が見られるかと楽しみにしていました。しかし、そういった工夫は一切見られず、性格の違いも一般的で表面的な物ばかり…何故動物である必要があったのか分かりません。イカとかカタツムリとかまで出てくる為世界観もよくわかりません。
差別的表現が多数見られる…まず一番気になったのはレッサーパンダのアイドルグループに対する描写です。他のキャラには一切そういった描写が無いにも関わらず、彼女達は片言の日本語しか喋りません。おまけに話が通じず、コアラに足が臭いと侮辱されるシーンまであります。何故このキャラクターを出したのか、意味が分かりません。また、喘息の吸引器をドラッグを吸う機械と表したり、ギャング集団をゴリラにしたりと(黒人差別と取られ、過去には日本の作品が批判されたこともあります)考えが足りないのか意図的に差別しているのか分からない不快な表現が多数見られます。
話の稚拙さ…賞金目当てで集まったはずの登場人物達が支払えないことに対して一切怒らずあり得ないくらい前向きだったり、ずっと機嫌が悪いという描き方をされていた大富豪が劇場を買い取ってくれたり、とご都合主義にも程がある流ればかりです…見ているこっちが恥ずかしいという映画にあるまじき状況です。
また、ゴリラが刑務所から逃走して息子に会いに行くシーンが感動のシーンとして描かれたり、盗電をしたり違法に他人の土地から水を汲み上げたりするシーンがさも工夫の結果の正当な行為のように描かれていたりと、少し頭が悪すぎる気がします。
以上です。
あくまで個人の意見ですが、singは少なくともお子さんと一緒に、家族で見るには向かないと思います。冷やかし程度に期待しないで見てがっかりする程度の映画です。
うーん
最後のショーがありきの作品。
ショーの歌の選曲、演出が良かっただけで、ショーがなければ微妙な作品だったと思う。
歌のシーンは本当に良かった。特にスキマスイッチが好きなので、テンションがあがった。
芸能人を多く起用しているが、違和感なく観ることができた。
グンターがひたすらポジティブでしかもロジータが来るかどうか分からずおろおろしたりと良いキャラだった。
他のキャラもマイク以外は良い。…マイクは酷いですね。最後の車で立ち去るシーン、クマが一匹いたけどあの後どうなったのか…
とにかく思っていたよりも普通の作品でした。もう一度観たいとはならない
楽曲が良かった。脚本は想定内。
潰れた劇場、契約の賞金がない状態でも
ムーンを慕う動物達に違和感。
そしてマイクは最後まで嫌な奴で
愛着が湧かなかった。
が、子供向けのアニメだと思うので
そんなに問題だとは思わない。
この映画をキッカケに、いい曲をたくさん知ることが出来た上、楽曲やライブシーンの盛り上がりが良かった。
楽曲の良さを上手く引き出していた。
英語の曲を日本語にしているので
違和感があると思ったが、実際はあまり違和感なく聴くことができた。
イルミネーションの作品は、今まで好みのものに出会ったことが無かったので正直期待はしていなかったが、今作は見てよかったと思えるものだった。
サウンドトラックのCD欲しい…
ネズミの声が太かった
小柄なのでさすがにきつかった。山寺さんはコアラのほうが合ってると思う。コアラは他の非声優の人に比べたら長台詞なのとキャラ濃いからきつい。ゴリラやゾウは気弱だから良いけど。ストーリーは小学校低学年向けで分かりやすい。けど逆に単純すぎたから星3。排水溝に吸い込まれた後にネズミを助けるみたいな話が無くて歌のコンテストに対する難題や困難が少ない。
人生を変える絶好のチャンスだ!
【SING/シング:おすすめポイント】
1.どん底から這い上がっていくコアラのバスター・ムーン!!!
2.浮気な彼氏を捨ててソロになるか葛藤するパンク・ロッカーのヤマアラシがカワイイ!!
3.コアラのバスター・ムーンとミス・クローリー(イグアナ)の会話!
4.25匹の子ブタの世話に追われる母親の健気なシーンが素敵!
【SING/シング:名言名セリフ】
・バスター・ムーン役マシュー・マコノヒー(内村光良)
→「人生を変える絶好のチャンスだ!父さんがよく言ってた。恐怖に負けて夢をあきらめるなって。どん底に落ちるのも悪くはない!もう行先は一つしかない!上にあがるだけ!」
熊に喰われて当然
キャラクターが多くそれぞれに屈折した設定をするが、それぞれの話が均等に互いに連環せずに独立してアップダウンするので、単調に感じられ、フォーカスしづらい。クライマックスのステージに向けた導火線がそれぞれ平行してチリチリと燃え進んでいくが如し。ステージの選曲は絶妙。特にラストはパフォーマンス共に上々。
屈折キャラ設定は良いが、最後にオールハッピーにしてしまうのは都合が良すぎる。
吹き替えで日本語の歌詞をのっけた試みには感心した。特にMISIAはライブ感もあり、しっかりと歌いきっている。ただ、歌詞というのは日本語であっても聞き取りづらいもので、幾度と聴いた局であっても歌詞が初めてだと、どうしても字幕が欲しくなる。
製作陣、性格悪いの?
あがり症のゾウさん、ミーナが窓にはめ込んであるガラスを鼻で吸着するシーンに笑った。
ゾウとヤマアラシの女の子とブタのお母さんとゴリラのキャラは良かった。現実と向き合って霞んでいた夢が覚醒し、一生懸命で。
登場人物それぞれが、せっかく動物として描かれているのだから、ゾウ以外も、それぞれの動物の習性が言動に出ていると面白かったかも。マダガスカルやズートピアとはそこが異なる点。コアラと羊の洗車シーンも、すぐに終了で、泡だらけびしょ濡れのままコアラは飛び出すし、羊のエディは置いてけぼり。
というか、終始、コアラの羊への対応がひどい、完全に利用目的で、友達に対する対応じゃない。
主人公のコアラでさえそんな感じだし、偉そうなイカサマネズミとか、子供の夢の足かせになる罪悪感は全く抱いてなさそうなギャングゴリラの父親とか、彼女だけオーディションに合格したらすぐに別の彼女を作るヤマアラシとか、サイテーなキャラが多すぎて、作品全般を通してあまり温かみを感じない。
ついでに言うと、KYなレッサーパンダ集団が日本語を話しきゃりーぱみゅぱみゅの歌で、しかもコアラに日本語で臭いと言われていて、あの場面でアジア人や日本人をああ見るアメリカ人は爆笑なんだろうけれど、笑いのセンスの悪さを感じる。
製作陣の人間性が現れているのかな?子供には見せたくないなとまで思ってしまった。
オチが、今まで金づるとしてすり寄っていたけど断られていた大御所歌手からの資金で再建、というところもうーん。街の人々やマスコミを通して国民からの寄付金が尋常でなく集まって、全員に賞金が支払われたり、劇場再建の足しになったり、という方が夢があって良かったなと個人的には思った。
自分を出すって幸せだ
楽しそうな映画だなと前々から気になっていましたが、ようやく観ることが出来ました。吹き替え版のみ鑑賞。
まず、吹き替えについてですが、内村さんやスキマスイッチの大橋さん、MISIAさん等、所謂芸能人声優が数人おり不安がありました。しかし、観終わった今ではかなり合っていたのではないかと思います。確かに内村さんは下手に感じる場面もありましたが、声がキャラに合ってたので最後には気にせず見ることが出来ました。大橋さんは特に日本語で歌うこともあって、凄く自然に歌唱シーンを観ることが出来ました。
本作は歌唱シーンが多数盛り込まれており、日本語で歌うシーンも多いです。洋楽も同じくらいあり、「CallMeMaybe」といった著名曲なので十分に楽しめます。日本語の歌は知らない曲でしたが(和訳?)ストーリーと歌詞がマッチしている為、とても感動しました。演出や歌詞はそれはもう直球でベタなのですが、実際のアーティストの方を使っていることもあり心に響きました。
この作品では主人公のコアラ「バスター」が経営する劇場の再起をかけたオーディションがあり、その過程でキャラクターの歌唱シーンが挟まります。彼らの中にはただ才能を発揮することを望むだけでなく、何かしら現実の悩みを感じている者もいます。彼らそれぞれ違う悩みではありますが、共通して「本当の自分を見てほしい」という強い願望のもと歌唱シーンに臨みます。
動画によって見えるキャラの葛藤と解放、歌のメロディ、歌詞によって伝えられる思い。この複合芸術に心を打たれないわけがありません。本当に素晴らしかった。
もちろん、全てに重いドラマがあるわけではなく、只々「自分の力を認めさせたい」と意気込む凄腕ネズミもいるわけで。彼のシーンは私も只々「すごい!最高にカッコいいステージだ!」と感嘆し楽しませてもらえます。
ここまで良い点を話してまいりましたが、気になった点も多々ありました。
まず、主人公の性格が不快です。ある場面で「ショーの準備がしたいけど電気代が払えない」という状況で、彼は「隣のお店の電気を盗めばよい」と考え、実行します。明らかに犯罪であり、隣の店は一方的に被害にあっています。他にも彼は様々な人に迷惑をかけていきます。
終盤、彼はとてつもない災難に襲われますが、それはあくまで自業自得。被害者の気持ちは決して描写されず、最後まで謝る等の行為はありません。
現実にこの様な傲慢で利を取り続ける人もいますが、最後には何らかの形で罪を償和なければならない。その場合が大半であると私は考えています。ですから、私は彼が起こした行動に最後まで納得できませんでした。
とくに彼が償いなく報われる終わり方には、どうしても疑問が残ります。仮に「罪は常に追求される訳ではない」、とするお話なら囚人になるキャラがいることはテーマの理解を難しくしてしまっているでしょう。
一見すると我々人間の住む街と変わらない、非常に現実的な外見故に気になってしまう現実の思想との齟齬。この点は好みになると思いますが、私は受け入れることが出来ませんでした。
因みに、物語そのものの流れは、ご都合主義ではありますが大きな破綻は感じられませんでした。強者が輝き、くすぶる者たちにチャンスが与えられる。予想しやすい展開ではありますが、あまり考えずに楽しめる物語です。
まとめますと、主人公の行動とその扱われ方に好き嫌いが分かれることと思います。また、物語の展開は非常に予想しやすいです。
しかしながら、最後のショーで自分をさらけ出した者達の幸せそうな姿、輝く姿に夢中になる映画でした。
考えるず、楽しむこと。以上です。
動物たちも苦悩している…。
気になっていたので、レンタルで鑑賞。コアラのムーンが、最高のステージを作り上げるというストーリーですが、個性的なキャラもいます。(ゴリラやハリネズミ、ブタ、クマなど)
歌に元気を貰える素敵な映画です。
キャラ立ちが不透明
正直、かなり期待したテンションで観てしまったので
少しその期待に届かなかった…というべきか、『最高のコンサート・ムービー!』とは思えなかった。
展開がありきたりなのはアニメーションCGの素晴らしさや声優の豪華さで幾らでもカバーしていると思うのだが、個々のキャラクターの立ち位置が最後まで不透明。
ロジータと組む派手なだけのブタ公は結局全然パッとしないまま終わる。家に引きこもって育児と家事に追われ、ろくに話し相手もしてくれない旦那にヤキモキして自分と解き放ちたい彼女の手助けをするシーンも見られない。彼は何の為にいた…?
カス野郎な彼氏とのタッグを解いてオーディションに加わるも彼に浮気されて別れるアッシュも、何かをきっかけに立ち直り、自らの音楽性をグッと掴む明確なシーンも無し。結局彼女は最後まで彼を引きずっていたの?いまいち分からない。
マフィアの父親に「お前なんか今までもこれからも息子じゃない」と面会所でガラス越しに超失言を叩かれたエディ。彼が歌う姿を見た瞬間、お前は誇りだとか刑務所脱走して言いに来る父親。えっ、何このチャラい展開。歌うところ見ればそれでいーんかい。
シャイ過ぎて素晴らしい才能を披露できないミーナも、結局オーディションで1フレーズも歌ってないのにMr.ムーンがコンサートで歌うように何度か薦めるし、意味不明。なんで最初から彼女が歌えるって知ってるんだろうな~。
極めつけは、登場から最後までずっと『ただの嫌な奴』マイク。常に自信過剰でMr.ムーンも彼の才能を褒めていたけど、周りに差をつけるほど素晴らしいか?歌い出したら声がレイ・チャールズかブルース・スプリングスティーンくらいの衝撃は欲しかった。劇場がダメになったのもまるごとマイクのせいなのに、何のお咎めもなしにラストシーンに再び舞い戻ってきて納得がいかなかった。
CGはいうことなしに素晴らしく、劇場の倒壊シーン、イカのフラッシュ・ダンス、ロジータがスーパーでダンスするシーンのオリーブオイルの瓶なんかもう最高に美しかったね。これがアニメーションか!と何度も思わされた。
結局はキャラが確立されていたのがMr.ムーンだけに思えてしまったことが残念。
ひとりひとりを掘り下げてほしいとは思わないけど、中途半端過ぎたかな。
コンサートシーンも、ラストよりは序盤のオーディションのほうが有名曲のラッシュで印象に残る失速映画だった。
洗車シーンIS BEST。
全52件中、1~20件目を表示