「【”どん底まで落ちたら、上がるだけ!”擬人化された動物たちが、鬱屈した日々を歌で吹き飛ばして行く姿が素敵な作品。】」SING シング NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”どん底まで落ちたら、上がるだけ!”擬人化された動物たちが、鬱屈した日々を歌で吹き飛ばして行く姿が素敵な作品。】
<字幕版で鑑賞 何故なら、スカーレット・ヨハンソンのハスキー・ヴォイスの歌が聴きたかったからである。>
◆感想
・コアラのバスター・ムーンが歌の素晴らしさを知った、ナナ(且つては、歌姫。今はお金持ちの偏屈なバスターの親友、エディのおばあさん)が歌った、”ゴールデン・スランバー”。
水槽の水によりムーン劇場が壊された際、そしてラスト新しくムーン劇場が再建された時にもこの名曲が流れる。
・この名曲を軸に、今作では60年代以降のポップ、ロックの名曲が目白押しである。
ー 印象的な、楽曲と絡めたシーンは数々あれど・・。-
・家事と子供の世話に追われる豚のロジータ(リーザ・ウィザースプーン)が、心折れた時にスーパーで流れた、ジプシー・キングスの”バンボレオ”。それに合わせ躍るロジータ。
そして、舞台で相棒グンターと軽やかに歌うテイラー・スイフトの”シェイク・イット・オフ”
喜ぶ、子供たちとそれまで彼女の大変さに気付いていなかった旦那ノーマン。
・ハリネズミのアッシュ(スカーレット・ヨハンソン)が相棒で恋人だった彼に浮気されながら、ステージで熱唱した”コール・ミー・ベイビー。”
- スカーレット・ヨハンソン、ロックも行けてます!-
・ギャングの父に、従っているピアノと音楽好きのゴリラのジョニー(タロン・エガートン:歌が上手くてビックリ!「ロケットマン」で、磨いた声は健在です。)が歌う、サム・スミスの”ステイ・ウィズ・ミー”。
・とてもシャイな象の女の子、ミーナ(トリー・ケリー)が緊張してしまい、バスター・ムーンから裏方と言われた時のジェフ・バックリーの”ハレルヤ”
そして、到頭、舞台に立った彼女が謳いあげるスティービーワンダーの”ドント・ユー・ウォーリー・アバウト・ア・シング”
<擬人化された動物たちの心中を表すかのような、見事なシンクロ具合の楽曲群と、各俳優さん達の歌声が素晴しかった作品。>
> スカーレット・ヨハンソンのハスキー・ヴォイスの歌が聴きたかったから
ちょうど逆でした。長澤さん(まさみ)の歌、聞こっと、というつもりで、吹替版を観ました。
まさに、一緒にすんな!って話でした。失礼しました。