「熊に喰われて当然」SING シング Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
熊に喰われて当然
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キャラクターが多くそれぞれに屈折した設定をするが、それぞれの話が均等に互いに連環せずに独立してアップダウンするので、単調に感じられ、フォーカスしづらい。クライマックスのステージに向けた導火線がそれぞれ平行してチリチリと燃え進んでいくが如し。ステージの選曲は絶妙。特にラストはパフォーマンス共に上々。
屈折キャラ設定は良いが、最後にオールハッピーにしてしまうのは都合が良すぎる。
吹き替えで日本語の歌詞をのっけた試みには感心した。特にMISIAはライブ感もあり、しっかりと歌いきっている。ただ、歌詞というのは日本語であっても聞き取りづらいもので、幾度と聴いた局であっても歌詞が初めてだと、どうしても字幕が欲しくなる。
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