少女椿のレビュー・感想・評価
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エロくもなければ、グロくもない
圧倒的なセンスの欠如。丸尾末広の無駄遣い。
この映画に関わってしまった人は(演者もスタッフも、そして観覧者も)災難でしたね。こんなに見事な黒歴史もなかなか見かけない。
映画が好きなんじゃなくて、映画撮ってる自分が好きなんだと思うな、この人。
再現出来て無さすぎる
みどりちゃん役の中村里砂さんはとても原作のキャラクター再現率が高いですが、全体的に演技が下手…というか原作が好きだった私はなんとも言えない感じでした。
昭和初期の雰囲気も映画では感じられませんでした。平成の見世物って感じがしました。細かいところが雑な分原作の面白みはほとんど感じませんでした。
学芸会レベル
原作未読のまま鑑賞。
きっと、原作ではもっと耽美なエロチシズムやグロテスクさとかを感じる作品になっているはずなんだろうな。
役者の演技は学芸会レベル。
世界観は魅力ある作品なだけに、もっと監督の力量があれば狂気の冴えるマニアックなファンが付いたろうに。
映像は良いところもあるが
映像は綺麗なところもある。俳優達も見た目綺麗な人が多くて良かった。が、演技は微妙。流れや途中のアニメーションも、え?という感じ。あと、要所要所でスプレーアートが美術で出てくるんだけど(看板など)うーんどうなんだろう。それが下手とかでは全然なくて、なぜペンキで描かなかったの?という違和感。サブカル狙いも良いけど外している感じが全体的にしました。それぞれの役の見た目は合っている方だと思うだけに残念でした。
時間の無駄
原作リスペクトなのは伝わるが、なんせクオリティが。
せめて通行人も世界観合わせてやればよかったのに。
完全ノリでみた自分もわるいんですが。
サークルが作りましたって感じの映画。
原作リスペクトなとこと風間俊介の演技がよかったので☆一つ。
ただただ残念
少女椿の原作ファンとして今回の映画は許しがたい。
まず全くもって世界観がなってない。なんの時代かもわからないし原作の特徴の昭和感が全く出ていなかった。昭和というよりは原宿を再現しようとしているようでとても不快だった。セットも安っぽいし編集もなってない。いい出来とはとても言い難い....
そして演技!どうした?!主役の椿ちゃんは感情がこもってないし表情も硬い!特に最初の自己紹介はだた突っ立って覚えたセリフを言ってるだけ。少年の主張かと思ったわ!そしてカナブン...なぜあの声なの...作ってるのバレバレ...さっぱりしててちょっとSな感じぶち壊し!ただのぶりっ子なカマに... そして鞭棄はどうしてもっとなりきってないのかと... 椿ちゃんに告白するあのシーン台無し。台詞を練習してないのがバレバレなほどの不安定で優しく言うのか捨て台詞風なのか混ざっててよくわからない(泣)かっこよさがまるでなかった。
あと服。なぜああいう衣装にしたの。監督の趣味なのか?みどりちゃんはいいとしてカナブン?!なんであんな原宿ファッションなの?!原作の星のタンクトップとブルマはどこいった?面影もない... その他の鞭棄や親方の衣装そしてエキストラの衣装安っぽい!加えて現代と吹っ飛んでるファッションがごちゃ混ぜ。統一しようとしなかったのか。
あと原作との変換点はどうかと思う。まず最初にみどりに抱きついて「困ったときはいつでもおいで」と言ったおじさんが誰だかわからないまま。親方なのか?ワンダーなのか?それとも新キャラなのか?わからない...そしてカナブンの身売り...別に少年趣味はどうこう言わないけどさぁ...ただの安っぽいエロをぶち込まないで欲しい。どうせならもう少し官能的な感じて品のあるエロを..切なさ表現するとか、カナブンの親方への愛をもっと出すとか...何かなかったの?これじゃあ監督の趣味入れただけだよ... カナブン他にもみどり殺そうとしたりするし、自分に踏まれるしなんか色々余計なことしてイメージが変わってたのが残念だった。最後の変換点は本当によくわからなかった。なぜワンダーはあんなにもみどりに使われ死ななければいけないのか。まずワンダーは頭がいいはずなのにどうしてみどりに好き勝手使われてるのか?と疑問に思ったし、二人の関係は少女とそれに貢いで自爆するおじさんではなく、少女と恋人のおじさん。キャラ同士の関係性も少女椿のテーマと雰囲気も変わってるし作品内でのキャラクターの成長も見えない。
原作のファンだったのに期待を裏切られて本当にただただ残念な作品でした。
でも音響だけはよかったのて星一つ。
文章にミスなどあったらごめんなさい。長々とすみません。ここまで愚痴を読んでくれた人ありがとうございます。
うーん
原作ファンです。レンタルで見ました。
うーん、なんだかなぁ!!
①ヴィジュアル
原作とはまぁかけ離れていますが、独創的でなかなか良かったんじゃないかなと思います。ただエキストラの方で完全に私服みたいな衣装もあればSFチックな奇抜な衣装もあれば…統一感なさすぎ。なにを表したいんだ。確かに異様な雰囲気は出てましたしそれが目的ならいいんですが…。
②設定
おいおい。見世物小屋というものをぴんとこさせるため、また現代の表現規制の風評でしょうか、障がい者への遠まわしな配慮なのか、サーカス団という設定。うん、まぁ、まぁ、いいでしょう!でもね、時代設定なんとかならなかったのかよぅ。なんで少女椿の世界をワゴンカーが走ってるんだよぅ。なんで少女椿の世界に女性憲兵がいるんだよぅ。
③役者
大根でももっとましな演技ができます。これに尽きます。そうはいっても、この作品は演じるのにとても難しかったと思います。主演の中村理沙も風間俊介もよく引き受けてくれたな。エロいしグロイし理解が難しいし問題作だし、でも昔から人気があって作者は大御所漫画家で…。そういった異常な難しさの中で、よくやっていたと思います。全員が手をゆるめることなく全力で向かっていった、そんな感じはします。それは右においといてなんだこの演技は!!
④脚本
おや、二次創作かな??というくらいのオリジナル要素。もはや見てる途中から少女椿を見ている気がまったくしませんでした。私は今なにを見ているんだろう…あ、少女椿だ…みたいな。原作が瀕死状態。でも逆に、完全に二次創作だと割り切って見てしまうと、なかなか面白かった。あ、こういう話もありえたんだな、と新しい少女椿が見えたような気がします。ハッピーエンドになりそうな雰囲気の時は、すこし嬉しかったです。救いのない話だと分かっていて映画をみたので、こういったハッピーエンドもいいんじゃないかな、なんて考えてしまいましたし、まさかの感動。少女椿で涙腺が緩む日がくるとは思わなかったなぁ…。それは左においといてなんだこの脚本は!!!
⑤総評
なんとも言い難いです。すごく微妙です。…いや、「少女椿」としても「映画」としても酷評したい内容なんですけど、どこか面白かったなと思ってる自分がいる。それは脚本です。やっぱりオリジナル要素が多かったこと。これは原作ありきの実写化においてはタブーです。しかし別の世界線、パラレルワールド、キャラクターたちがまた原作とは違った生き方をしている。そうそう、そこでこうなってたら…こんなことにならなかったら…。一種の二次創作という観念でしょうか。そこが原作ファンとして見応えがあった。もちろんそれを良しとしない方が多いでしょうが、私は少なくとも楽しめた。駄作ではあるものの、面白かった。これが素直な感想です。
わりと原作とアニメに沿ってやっているんだなあってかんじですが終始「...
わりと原作とアニメに沿ってやっているんだなあってかんじですが終始「なにを見せられているんだろう?」ってかんじでした。中村里砂ちゃんのビジュアルも意外と合ってましたがよくこの仕事受けたなってかんじ。水野しずなど、ちょいちょい知っているエキストラも出ていたけど、その他エキストラの、雰囲気ぶち壊し感。どういう世界設定なんだよと。
わたしが知ってるキャストの中でまともに演技してるの風間俊介くらいだったんじゃないかなあと。
でもやっぱ笑っちゃいました。大学生が作ったって感じの映画。ネットフリックスでみたので損したかんじはなかったけどまあ時間は無駄にしたかも。ほかの方も言ってますがわざわざ映画じゃなくてMVとかでよかったんじゃないでしょうか。
まあ初めからネタ枠でみたのでそこまではこき下ろしません。
無駄なエロシーン多すぎ
エログロとか耽美とかならまだわかるけど、単純に美少年のエロシーンが多すぎる。監督の趣味丸出し。
話はつまらなく改悪されているし意味不明な映画になっているのでがっかりした。
しかもモデルさんだからかみどりちゃんの演技ド下手。
中島哲也監督のファンが作ってそうな真似事みたいな映画。
心にこびり付かない少女椿!!
原作ファンでアニメ版も何度か観ましたが、10年ぶりに一目見ても少女椿だとわかるビジュアルは頑張っていると思います。主演の二人ですが、みどりちゃんはもっと年下で、ワンダー正光はもっと年上のキャストさんが良かったです。赤座、紅悦、カナブンなど脇役の皆さんは良かったです。何かムスッとしているだけなので、汽車には号泣しながら必死に手を振って欲しかったです。どなたのアイデアかわかりませんが、みどりちゃんの靴が厚底過ぎるので、童謡の赤い靴のような可愛らしくて少女の小ささを象徴するものが良かったです。見た目は拘っているはずなのに大ボケをかます時があり、憲兵の衣装が部屋着みたいで軍服を借りて欲しかったです。車はせめてクラシックカーを借りるか映さない方が良かったです。設定上フリークスやマイノリティ臭が必要ですが、サブカルのガワだけ借りてヴィレバン臭はしますがアングラ臭は全くしません。「迷い子のリボン」に代表されるような悲しさや切なさもありません。少女椿と言えば最後のシーンまでが様式美なのに、ラストの改変は酷かったです。みどりちゃんとワンダー正光の純愛は表現されていないし、そもそも冷静で虐げられてきたワンダー正光が映画版のみどりちゃんに心を奪われたり一目惚れしますかね。おっさんとロリの禁断の恋はどこへ行ったのでしょうか。みどりちゃんはキャストさんの第一印象通りのわがままで嫌な女で終わるってどうなんですかね。ファッション感覚で作ったのでは何も残りません。原作やアニメ版は頭にこびり付いて離れなかったです。長年にわたってなぜ支持されているのかを一言で言えば、少女椿は読む者の心に悲しく住み付いてしまうからなのではないでしょうか。解釈は様々で良いと思いますが、ガワだけトレースして最後は改変とかとんでもないので、例えば舞台劇の演出家さん等が丁寧に作って欲しかったです。赤座、紅悦、カナブンなどは良かったので全くの産廃とは言えないのが辛いところです。現在の鳥肌実の姿は誠に残念です。
武瑠くん(SuG)の狂気やばかった
最初は「あ~面白そう。」って思ったらなんかエロいしえ、こうゆう系なんだってなった。
俺的にグロイのとかはあんまりだけどこれは大丈夫。ただ顔歪んだり細胞破裂してボツボツできたりするだけだから。
ただもっと内容はっきりしてほしいんよなぁ。最初からみどりの妄想?ってゆうの?が多くてなんじゃこりゃって途中から眠くなった。
でも好きな人には好きだねこれ。俺もなんだかんだで何回か見そう。武瑠くん(カナブン)の狂気じみた顔やばすぎだ。犬殺すしシーンなんて特に。まぁ物語がはっきりしない、エロ要素多すぎだから評価2で。
オープニングがあまり良くない。作風にあっている鳥居みゆきと鳥肌実の...
オープニングがあまり良くない。作風にあっている鳥居みゆきと鳥肌実の使い方がもったいない。
アニメの地下幻燈劇画が名作なので見劣りする。
開始10分
色めき立つ原作から想像するに易い
引き込まれるオープニングもなく
実存感、レトロ感、珍奇、見たい映像が1秒たりとも流れないまま10分が経ち
クソ脚本が気になりだす。
製作者が悪いだけ。主演の女の子は今後に期待。
大根役者達の学芸会
役者が総じて大根役者揃い。セリフ棒読み何言ってるかわからない。
本業がモデルやSNSの人気者だけを集めたようなキャストなので見た目だけ中身空っぽ何も感じない。あれは演技といえるのか。
ここ数年稀に見る駄作。
衣装提供もアンリアレイジなど今をときめくブランドが提供しているがそういう面でもやはり見た目だけ、原作を冒涜してる。時代や世界観がぶち壊し。
観る価値なし。
すごい駄作だよ!気持ちいいくらい
カルト的な人気のある原作を、
この予算、この力量でなんで映画化が出来ると思ったのだろうか?
原作「少女椿」を紹介する時に誰もが世界観”という言葉を使いますが、映画版はその世界観がまるで出来ていない。
そもそも、見世物小屋じゃなくてサーカス団にしている点で誰の顔色を伺ってるのかサッパリ分からない。
“昭和モダン”がやりたいのか、“ポップなKAWAII”をやりたいのか?主人公の履いている靴が鋲の打ってあるヒールの高い赤い靴という点で、見世物小屋に売られたかわいそうな少女という主人公最大のアイデンティティを完全に無視している。
蒲田松竹のスタジオでグリーンバックとかもうメチャクチャ。(おそらく後半予算が足りなくなったんだろうね)
エキストラも“現代の”普段着みたいのを着てるやつもいれば、“ファッションショー”みたいな近未来SFの服を着てる奴もいる。
出演者のほとんどは(主人公を除き)年齢的に若く、(主人公を含み)技術的にも幼い。まるで、大学の演劇サークルのつまらない小劇場公演を観ているようだった。
小人症のマメ山田氏が出演しているが、台詞もなくほぼ小道具扱いだった。見世物小屋を舞台にした作品なんだから、もっとオイシイ使い方があったはず。むしろワンダーをこの人がやった方が良かったんじゃないかな。最後のワンダーの怒りもリアルになるし、もしかしたら観客の心に訴えかける何かがあったのかもしれない。
犬デカすぎとか、
目玉ちゃんと舐めようよとか、
腕ちゃんと隠せよとか、
ハイエースとか、
ツッコミどころを挙げれば枚挙に暇がない。
とにかく、ぱっと見のルックだけを気にしてるサブカルクソ野郎な浅い浅い映画でした。
キネカ大森で「恐怖奇形人間」と二本立てだったのでウッカリ観てしまいました。なので、この映画に金を払ったつもりはないので、かなりマイルドな感想でした。
せっかく観てやったんだから、金よこせッ!!!!
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