「ボーンはやっぱりすき」ジェイソン・ボーン そんぼさんの映画レビュー(感想・評価)
ボーンはやっぱりすき
このシリーズがすきだ。
ボーンは、年をとってしまって、シリーズのはじめのようなスピーディなアクションとドキュメンタリー的映像と音楽の驚きがなくなってしまった。
最初はそのスピードがウリだったのに。もう中年おやじになってしまった。
仕方の無いところだろう。それでも面白い。
だから、いまのジェースンボーンを観ることになる。「いまが、自分で選んだ自分なのだ」がすべてを表している。
ニッキーは、ボーンとどこか海の側で一緒に暮らすのを期待していた。残念ながら追い詰められ狙撃されてしまう。
彼女もまたこのシリーズのピースなのに、現実の時間と同じに年をとった。
ふふ。それは、現実のぼくもおなじなのだが。
監視システムとか顔認証などは、この映画よりすでに中国は越えているのかもしれない。
その意味でちょっとテクノロジーは遅れている。
現実のテクノロジーの発展は早い。自動運転とAIとロボットが現実となろうとしている。
何度目かの産業革命で、社会が大きな変化の時代なのだ。
日本の話だ。
ニッキーをなぜ狙撃しなくちゃいけなのか? 映画の中ではデータを渡す役なのだが。
なぜ、これまでとキャラクターの違うリー(ロシアっぽい)をボーンの相手役にしたのか。。
なんだろ。シーン・チェンジかもしれない。
制作側は、ボーンをリセットしたいのかも。
現実のビジネスではよくあることだ。
つぎの展開は、これまでの敵だったCIA?へ復帰する?
それは、それですごい展開だと思う(笑)
ただ、ボーンの年齢でそれはむずかしいと思うのだが。。
興味はあるな。