「目がええなぁ」ジェイソン・ボーン Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
目がええなぁ
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顔認証に頼らず裸眼で群衆の中から標的を捕捉。屋上の異変を耳で感知。ハイテクを寄せ付けない。たった一本の報告書を鵜呑みにして組織を平気で裏切るリー、この映画の重要な転換点は、この動かないアセットにすら気づかないあまちゃんの軽はずみな妄動によってもたらされる。にも関わらず、左遷もされない。身を潜めるボーンは賭けの対象で喧嘩三昧。目立ってしょうがない。
などなど、疑問だらけの本作、こんな駄作にしてしまったのは誰なのか?国への帰属意識に疑問が投げかけられている昨今、新世代を自称したリーの言葉が愛国心。完全にずれてる。かといって、ボーンは何の価値観も世界観も提示しない。見るべきところが見出せない。
トミーリージョーンズを最後に回さなかったのは、最後に装甲車で車をスクラップにしたかったからだろう。馬鹿にした話。出ない方がよかった。
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