「最強タッグ!」ジェイソン・ボーン ひつじはねたさんの映画レビュー(感想・評価)
最強タッグ!
これがボーン。
これ以外はありえない。
え、具体的に?
えー、レガシーなんてありえない。
「そうそう、これこれ!」
と言う思いで終始興奮しっぱなしでした。
何より評価したいのが編集。
ただの会話シーンでも無数にあるアングルから撮られたカットをパンパン切り替えて、常に緊張感を煽ってくるような編集は完璧で健在でした。
当然スピード感重視のアクションも健在ですよ。
装甲車とのカーチェイスなんてまさに開いた口が塞がらない、でした。
ボーンファンの期待に100%応えてくれた作品です。
さて、
絶賛なのに1.5点はどこに行ったのか。
減点理由は脚本として、ですかね。
あくまでレガシーはないこととして進めますが、
ボーンシリーズはいったん3部作として終結しています。
そして今作は新たなシリーズの始まりと言うよりは番外編的な感じです。んー、4作目ですけど、3.5って感じですかね。
悪く言えば作らなくていい続編なんです。この表現かなり辛口ですよ。ローランド・エメリッヒのエイリアンのやつとは違いますよ笑
ま、簡単に言えばおきにいった内容でしたね。
ボーンならではのカーチェイスや肉弾戦が好きな人はきっと満足されたでしょう。ボクもその1人です。
でもストーリーありきのアクション好きな人なら、
「へー」
という感じなのでは?
もっと意外性がほしかった。
いい意味で裏切られたかった。
ボーンの世界観をぶっ壊してほしかった。
ということでの-1.5です。
とは言ってもやはりポール・グリーングラスとマット・デイモンのタッグは何度でも見たい!
あ、
グリーンゾーン微妙でしたけどね。